処女の泉

6.9/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   89分
言語   まだ情報はありません
書かれた   ウラ・イサクソン
劇場で   07月23日 2018
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処女の泉 プロット

スウェーデンが生んだ世界的巨匠イングマール・ベルイマンが、敬虔なキリスト教徒の娘に降りかかった悲劇と父親の復讐を通して“神の不在”を描いたドラマ。16世紀スウェーデンの田舎町。豪農のひとり娘カリンは、教会へ向かう途中で3人の羊飼いに出会う。貧しそうな3人に食事を施すカリンだったが、彼らはカリンを強姦した上に殺害してしまう。娘の悲劇を知ったカリンの父テーレは、復讐心から3人を惨殺するが……。2013年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でもリバイバル上映。

処女の泉 俳優

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処女の泉コメント(9)

Reotnergha
Reotnergha
まず映像の美しさが半端じゃない。光と影の使い方、構図、カメラワーク、厳格で洗練された映像。主題は信仰について。オーディンへの祈り、メシアへの祈り、それぞれの神に祈りを捧げる人々。しかし、想像を超えるオーディン(憎しみ)の邪悪さと、メシア(救い)の無慈悲さ...。毎日祈っていたにも関わらず、いざという時には最愛の人を守ってくれず、復讐心に取り憑かれた自分をも止めてくれなかったメシア。しかし、教会を立てると誓った場所には奇跡を魅せるという不条理さ。その不条理な奇跡を見て神の存在を感じ、感動する人々...。結局何も解決していないのに、この先も性懲りも無く神に救いを求め、翻弄され続ける人生を繰り返し続けることを予感させるラスト。何という皮肉めいたラスト...。詰まるところは人間の弱さと脆さ。上質で巧妙な寓話に現実を突きつけられた。
kyuaux
kyuaux
半世紀前の作品なのに古さを全く感じさせない作りに脱帽でした。
カメラワークや作品のテンポなどベルイマンのこだわりが随所に観れる作品だと思いました。
Sfthrndesa
Sfthrndesa
神の存在、信仰、人間の罪とは何かを突き付けられる。後半からラストにかけての父親の苦悩が痛ましかった。
モノクロ映像の光と影が美しい。
wsfeizk
wsfeizk
16世紀のスウェーデンの風景描写の美しさ。中世の質素な食事風景や木造家屋の室内外、そして森や川や木立などの自然描写が、名手スヴェン・ニクヴィストのカメラで絵画の如く再現されている。主題はベルイマン永遠の追求である信仰と現実の相克だが、今作は性暴力と殺人の残酷極まりない題材を扱っているため、その主張は分かり易く直接的だ。偶然にも日本公開の1961年にはヴィットリオ・デ・シーカ監督の「ふたりの女」もあり、当時のフェミニズム表現の影響が少なからず感じられる。ただ日本公開当時は検閲で性暴力シーンはカットされてしまった。
ベルイマンの演出は演劇の凄さである。役者の台詞の発声、呼吸の取り方、表情の固定は舞台の表現そのままに、カメラワークの視点の変化で人物表現の多様で複雑な広がりを成立させている。舞台空間をベルイマンの視点と同時に窺いみることで、その演劇の完成された純度に圧倒されてしまう。ベルイマン映画の中でも理解しやすい内容と主題の鮮烈な傑作であった。
Edhsisamonehn
Edhsisamonehn
ペルイマン監督の凄さを思い知った一作です
特に娘の家とは知らず一夜の宿を求めてからのシーンは、映画の中の子供様に余りの緊迫感に吐きそうになるくらい強烈です
もうただただ圧倒されました

なんとなく黒沢明監督の羅生門の影響を感じました