瞳をとじて
プロット
スペイン
02月09日 劇場で
ジェントルマン
プロット
韓国
02月09日 劇場で
フジヤマコットントン
プロット
日本
02月10日 劇場で
ただ、あなたを理解したい
プロット
日本
02月23日 劇場で
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 劇場で
ドラレコ霊
プロット
日本
02月23日 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
シャロウ・グレイブコメント(3)
偉そうな態度の三人組に最初から嫌な印象のまま、ユアン・マクレガーがうるさくてイライラするキャラ、話に巧く絡めていないギャングの半端さ加減、ミステリー的な心理描写も描けないダニー・ボイルの実力は今も昔も変わらずか!?
お金だけ隠しておいて通報すれば良かっただけの話、最後の大乱闘含めた雑な展開に興味も薄れてしまう。
鷹揚で朗らかでどことなくむっちりで、かつ、さらりと脱いじゃっているのもいい。男性というものは、あんがいセクシーな演出の為されているところで裸が出てきたって昂奮はおぼえない。ただし、予期もせず、ひけらかしもなく、もったいぶりもせず、さらりと映る裸にはグッとくる。これは日本映画にはぜったいにない演出でもある。
ダニーボイルといえばトレインスポッティングや28日/週後が有名だが、このデビュー作を見るとヒッチコッキアンなスタート地点がよくわかる。シーンの変わり目に構図をキメる感じ、なにかを秘匿している表情をとらえるカメラ、他者の行動を俯瞰するくだり等シャブロルよりずっとヒッチコックを思わせた。また、おそらく女性にとってはこの映画のユアンマクレガーはおよそ22か23なゆえに端正さには無類の輝きがある。とりわけケツ顎って言い方がよくわかるぷっくり感だった。
タイトルは「浅い墓穴」といった意味。本作では森の奥に掘られた穴や共同フラットの屋根裏などにまで視点を広げ、そのカメラワークは縦横無尽、かつ一向に留まるところを知らない。ボイル監督をはじめ、後に『トレインスポッティング』でその才気を爆発させるスタッフたちの「なにか爪痕を残したい」とする執念がビリビリと伝わって来る。ラストの顛末も含めて、ある意味『トレスポ』のプロトタイプとも言うべき創造性が充満した作品だ。