告発の行方 プロット

1人の女性のレイプをきっかけに、真実の愛、現代の友情、勇気をもって生きる姿を描いてゆく。製作はスタンリー・R・ジャッフェとシェリー・ランシング、監督は「レベルポイント」のジョナサン・キャプラン、脚本は「ナッツ」のトム・トーパー、撮影はラルフ・ボード、音楽はブラッド・フィーデルが担当。出演は「トップガン」のケリー・マクギリス、「シエスタ」のジョディ・フォスターほか。

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告発の行方コメント(14)

Ailtnathnoun
Ailtnathnoun
再鑑賞。
レイプシーンがとにかく怖い!!
苦しくなって涙がでてきてしまいました。

密室でもなければ、周囲に人が居ないわけでもないのに、助けてくれる人間、止めに入る人間が一人もおらず、未然に防ぐことができずに複数人にレイプされてしまうなんて・・悲しすぎる。

最後に「アメリカでレイプ事件は6分に1件発生、4件に1件は複数犯による犯行である」という字幕が目に飛びこんできたときは鳥肌が立ちました。

考えさせられる映画でした。
ouitahe
ouitahe
ファーストシーン

一軒の酒場をとらえたロングショット

低音のベースが響くBGMに開幕から不穏なムードが高まる。

やがて日が暮れ、酒場から1人の若い男が飛び出し、公衆電話から警察に店でレイプ事件が起きていると通報をする。

そして彼に続いて店から飛び出して来た女性、服装は乱れ裸足のまま、半狂乱で通りがかりの車に助けを求めてその場を去ってゆく。

外部からは平穏に見えていた酒場の中で『身の毛もよだつおぞましい行為』が行われていたのだと物語に引き込まれるオープニングでした。

この作品は酒場で集団レイプされたジョディ・フォスター演じる被告人が、彼女を屈辱した男達に司法の裁定による『罪』の裁きを加えるまでを描いた映画なのですが

レイプ被害者である彼女は『圧倒的に被害者』であるにも関わらず、一方的に観客の同情を得るような人物としては描かれていません。

彼女は露出度の高い扇情的な衣装を着て…

荒くれ者の男しかいない場所に女1人で行き…

男達を挑発するようなセクシーなダンスを踊る…

そんな行為をしたら『レイプされても仕方ない』という、彼女への共感を阻む側の視点もちゃんと描かれています、

性犯罪者を擁護する際に多用される『被害者にも隙があった』という、いわゆる『自己責任論』という奴ですね…。

たとえ被害者に隙があったとしても『圧倒的暴力』によって人の人格、尊厳、プライドを踏みにじる事を正当化する事は許されません。

ネットを見ていると電車内の痴漢に対して『冤罪を生む』という理屈でして被害者である女性側を責める糞みたいな言説をたまに見かけます、お前らそんなに我が身が可愛いのか?!

その痴漢被害者が自分の恋人であったり、母であったり、妹、娘、であったとしてもお前らは彼女達に『自己責任』を問うのか?!

この映画はそんな性犯罪被害者に対する世間の「無理解、無関心」に対して声高にフェミニズムを叫ぶのでは無く、人から受けた心の傷は『復讐』によって晴されるのでは無く『人の共感』によってでしか癒される事が無いのだと訴えかけています。

まず人の気持ちに寄り添う事から始めよう…

そんな気持ちにならされる映画でした。
Kshgmxniosp
Kshgmxniosp
初見。80年代っぽさ。
羊たちの沈黙、以前か。
ジョディー・フォスターは何かに強く怯えながら非凡なはずとのプライドを賭けて勇気を振り絞って何かを正直に言う、という演技に長けた役者なのね。
それと常々思うことだが、マイケル・ジャクソンはこの顔に成りたかったのね。
Aapuksolrp
Aapuksolrp
ネタバレ! クリックして本文を読む
【ストーリー】
事件後すぐに犯人を特定した検事だったが、サラの前科や挑発的な言動により、ごうかんでの逮捕起訴は困難と判断する。犯人たちを確実に投獄するため、弁護士と取引をし、ごうかん罪ではなく傷害罪で起訴する。ニュースでは被害者のサラを守るためと報道。しかしそれにより、犯人たちは数年で刑務所から出て来られることになってしまい、何より、唯一の味方だと信じていた検事が何も相談もなしに取引という卑怯な手段を取ったことと、自分が世間から弱者扱いされたことにサラは憤慨する。

傷付いたサラに心打たれた検事は、既に片付いてしまったケースはどうすることもできないから、現場で犯人たちを囃し立てた他の男たちを共謀罪で訴え、その中で、実際に起こったのは傷害事件ではなくごうかんだったと証明しようと思い立つ。そのためには、事件の全てを目撃した証人を見つける必要があった。

事件現場に居合わせて、近くの公衆電話から通報した青年ケンは、犯人が自分の親友であったがために警察の追及を恐れ雲隠れしていた。検事はケンを見つけるため奔走するのだけど、現場にあったゲーム機に彼へとつながる記録が残されていた。その記録は事件当日に残されたもので、「KEN」という名前だった。それを見てピンときた検事は、既に逮捕された犯人が通う学校の卒業アルバムから、ケン(本名Kenneth)を探し当てる。

【感想】
古い映画だけれど、構成に捻りがあってなかなか見ごたえのある映画だった。

ジョディ・フォスター扮する主人公のサラは、被害者なのに、おそらく肩を持ってもらいにくいキャラクター。男性に対して挑発的な服装、エキセントリックな言動、味方であるはずの検事に対しても強気な態度。だから観客はラストのラストまで、まぁ、ある程度仕方ないのかもね、っていう気持ちを持ってしまう。

でもラスト、勇気ある証言者のおかげで事件の全貌が明らかになると、さすがに仕方なくないわ、やっぱ、って正気に戻る。仕方なくないんだよね。どんな人間であっても仕方なくはない。たとえ女性から「挑発」したのであっても、嫌がる相手に対して無理矢理に行為に及んでしまったらそれは犯罪。そんな当然の真実なのに、サラのキャラクターが強すぎてそれをボヤけさせてしまう。そんなカラクリのある映画だった。

一方で、センセーショナルな事件を扱いながらも、あくまでヒューマンドラマであり、犯人を捜す推理モノではないからか、捜査の流れは雑だった。特に、ゲーム機に残された名前からケンを探し当てる流れ。これはさすがに無理があるような気がした。ゲームをする人は沢山いるだろうし、たまたま事件と同じ日に高得点を出した人が最重要人物でした!ビンゴ!ってのはちょっとね。でもこの映画のメインはそこじゃないから、別にいっかって思った。

しかしジョディ・フォスターって若いときこんな感じだったのね。奔放で繊細で危うい感じ。美しすぎる。やばし。私の中でジョディ・フォスターは「パニック・ルーム(2002)」と「フライト・プラン(2006)」の人だった。違ったね。全然こっちだね。更新しておきましょう。