激突!

6.9/10
合計17件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   90分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   01月13日 1973
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激突! プロット

「地球最後の男オメガマン」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの短編小説を当時25歳のスティーブン・スピルバーグがTV用に監督したサスペンス・アクション。知人から借金を取り立てるためにカリフォルニアのハイウェイを南下していたデビッドは、途中で1台の大型タンクローリーを追い抜く。すると、そのタンクローリーがデビッドに嫌がらせを始める……。日本やヨーロッパでは90分に再編集され劇場公開された。

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激突!コメント(20)

Rkieeausotss
Rkieeausotss
今の時代にも十分にありそうな流れ。登場人物が少ない分怖い。
Kmohxsigpns
Kmohxsigpns
「謎のトラックに追われる」というざっくりとしたあらすじだけ知っている状態で鑑賞です。

昨今話題になっている「煽り運転」を題材にしたような作品で、50年近く前の作品ですが、ちょっぴり現代っぽさを感じます。ドラレコの発達で世間に認知されただけであって、煽り運転自体はずっと昔からあったんでしょうけど。映像は今の作品に比べれば少々粗いですが気になるほどではありません。良くも悪くも「70年代だから成立する作品」だったように感じます。現代であれば携帯電話やドラレコがあるので、劇中のような煽り運転されたら警察呼んでドラレコの映像見せて終わりです。現代リメイクができない独自性を持った良作だったと思います。

・・・・・・・・・
知人から借金を取り立てるためにカリフォルニアのハイウェイを走行していたデビッド・マン(デニス・ウィーバー)。前方を走っていた大型トラックを追い越したことをきっかけに、トラックはデビッドに嫌がらせを始める。だんだんとトラックの行動は過激になり、ついには命の危険を感じるまでに発展する。
・・・・・・・・・

私も普段車を使っているので、車間距離を異常に詰めてきたり危ない追い越しをしたりパッシングしたりするような煽り運転には何度か遭遇したことがあります。流石にこの映画ほどの危険な運転には出くわしたことはありませんが。「やばい煽り運転に出くわしちゃったらどうしよう」という想像は、日常的に自動車を運転している人は一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか。

そんな想像を最悪の形で映像化してしまったのがこの作品です。
圧倒的な重量と圧倒的な馬力を誇る大型トラックが、デビッドの車に猛スピードで突っ込んでくるのです。デビッドが運転する車とは重量の差がありすぎるので、ぶつかられたらひとたまりもないのは容易に予想できます。何よりも、「このトラックの運転手なら殺人だってやりかねない」というのが序盤から丁寧に描写されているので、かなり恐怖を煽られます。煽り運転だけに。

先に述べましたが、この作品は「70年代のアメリカが舞台」という限定的な条件があってようやく成立する作品だったと思います。それがこの作品の素晴らしいところでもあり、現代の日本に住む人にはイマイチ理解できない部分があるなどの弱点でもあります。

もしこの作品が現代のアメリカを舞台にしているなら誰もが携帯電話を持っているのですぐに警察に通報されるでしょうし、70年代の日本が舞台であれば大型トラックに不利な細い道が多いので簡単にトラックを撒くこともできるし、何よりもあんな「見渡す限り荒れ地」みたいなシチュエーションが日本に存在しない。ちなみに現代の日本の大型トラックは速度抑制装置が付いているので150キロも出ないです。

「70年代のアメリカ」という、警察への連絡手段は固定電話しかなく、大型トラックでも余裕で走行できる幅の広い道路が多く、速度抑制装置が無いのでフルパワーで走行できる。こういうかなり限定的なシチュエーションだったからこそ成立できた稀有な作品です。リメイクは多分難しいでしょうね。

謎の大型トラックの非常に危険な運転や、いつまでもどこまでも追いかけまわしてくる異常な執拗さの恐怖感が丁寧に描かれていましたし、ラストシーンにはこの映画に相応しい迫力のある爽快な展開が用意されていますので非常に面白かったです。

不満点を挙げるならば、2点ほど。

一つ目は追いかけっこのシーンが同じような映像が続くので単調でつまらない部分です。トラックが色々と嫌がらせを仕掛けてくるシーンは見応えがありますが、「ただ追いかけてるだけ」のシーンは実に単調。同じ映像使いまわしでつまらないです。

二つ目は、あまりにも殺風景な荒れ果てた大地の連続に違和感を感じるところです。
主人公が道中でエンストしたスクールバスに遭遇するシーンがあるため、近くに学校や住宅があってもおかしくないのですが、途中に登場する建物といえばガソリンスタンドと小さなレストラン程度。学校や住宅に逃げ込み電話を借りて警察を呼ぶという展開になっても違和感が無いのですが、行けども行けども荒野が広がるロケーションには不自然さを感じました。私の考えすぎかもしれませんが。

ほんの些細な不満点はありましたが、満足の傑作です。
若かりしスピルバーグの作品を観たいなら、オススメです。
Xisssxsgsk
Xisssxsgsk
「主人公」VS「トラックの運転手」ではなく
「主人公」VS「トラック」という構図だった。

運転手の顔が見えないので
トラックそのものが凶悪な意思を持った
キャラクターになっていた。

追い越しただけでひたすら追いかけられる
理不尽な恐怖はこの時代には斬新だったハズだ。

しかし今観るとどうしても古臭いし、
ツッコミ所も満載。

フラットな目で観るとそこまでの
出来の良さは感じられなかった。
vapfhyo
vapfhyo
この映画は単なるエンターテイメントと勘違いされることがありますが、決してそうではありません。
監督のデビュー作では監督自身の価値観や人生が色濃く反映されるケースが多く、この映画も例外ではありません。
スピルバーグの映画では「親になれない大人」「親に捨てられた子供」が表現されていることが多く、それが作家性です。
この映画でもその作家性が盛り込まれており、それは主人公がスピルバーグの父親のメタファーであることです。家庭を見捨てていることや不道徳であることが映画の中で多く演出されており(ラジオの内容など)、それがこの映画に深みを与えている要因だと考えます。

YOUTUBEで動画を作成しているのでよろしければそちらもご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Krb574iDh-c
Nmpokigshxs
Nmpokigshxs
得体のしれないトレーラーに90分追われ続ける。究極のワンシチュエーション作品です。だからこそ、一度入り込むと最後まで目が離せない。各言う僕も早々に入り込んでしまって、主人公デイヴィッド目線でずっと恐怖を感じながら、目が離せませんでした。
正体の見えないトラックドライバー、理由のわからないあおり運転という状況に対して、人となり、姿形が明らかで、こちらにも理解しやすく恐怖の感じてくれるデイヴィッド、どうしてもデイヴィッドに感情移入してしまいますよね。そういう意味で作品の作り方がうまいですね。デニス・ウィーバーの恐怖の演技もいい意味で一般人的で作品のよさが引き立ってました。
最後の終わり方も、スッキリしないと感じもあるけど、理不尽な恐怖に味わっていたデイヴィッド目線の作品と考えると自然な終わり方なのかなと感じました。
全然関係ないですが、あのトレーラー見てると、マッドマックスを思い出しました(笑)