ギャング・オブ・アメリカ
プロット
アメリカ
02月04日 2022 劇場で
エア・アメリカ
プロット
アメリカ
02月16日 1991 劇場で
アメリカの影
プロット
アメリカ
05月26日 2012 劇場で
メイド・イン・アメリカ
プロット
アメリカ
01月10日 2015 劇場で
ディナー・イン・アメリカ
プロット
アメリカ
09月24日 2021 劇場で
アメリカの友人
プロット
西ドイツ・フランス合作
06月27日 1987 劇場で
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エネミー・オブ・アメリカコメント(20)
プライバシーなんかあったもんじゃないね。
なんと暗殺シーンが録画されていた。
そのビデオを奪還する為に、
政府の秘密組織が個人の行動を観察し、
徹底的に秘密裏に作戦が動く。
何も知らない一般人が一挙一動監視され、振り回され、命を狙われる🔫
少し前の映画🎥だが、面白い。
しかし、ビデオテープやフロッピーディスクの小道具が時代を感じる。
これからの時代は5G。
映画🎥の中に有った個人を監視する事も容易になるだろう。
便利になるけど、予想もしていない事も起こりそうな予感。
この映画、そんな恐怖から間一髪で逃れていく男の話。ウィル・スミス演じる主人公、そして中盤からは脇をジーン・ハックマンが固める。二人の共演がピタリとハマり、スリリングな展開から目を離せない。
そしてクライマックス、なるほどそう来るんだ。いかにも映画らしいエンディングもなんともお見事。サスペンス好きには見逃せぬ作品です。
一つの殺人事件。監視社会を現実化しようとする国家保安法に反対する下院議員が事故に見せかけられ殺された。その現場をザヴィッツという男性がバードウォッチングのためにビデオを設置していたことがわかり、NSAの行政官レイノルズ(ジョン・ヴォイト)が回収するように指令を出す。ハイテク職員、元特殊部隊、完璧なまでに監視、盗聴を駆使して撮られたビデオテープを奪おうというものだ。
ザヴィッツが弁護士ディーン(ウィル・スミス)にテープを渡したかどうかもわからないのに執拗なまでにディーンを追うNSA。ついには彼を貶めるためにでっち上げ陰謀論を炸裂させ、弁護士事務所をクビにするまで追い詰めた。わけのわからないディーンは逃げられるのか??というストーリー。
ウィル・スミスのマヌケ弁護士ぶりがラストへのやけっぱち作戦で開花するプロットも最高に面白いし、途中の逃亡シーンで最後にPANTSという盗聴項目が残ったシーンも面白かった。それに何といっても怖くなるのが監視・盗聴の世界。日本でも特定秘密保護法、共謀罪などスパイ防止法に匹敵する法律が成立して、個人のプライバシーが奪われつつある。さらに2020年のスーパーシティ法案では銀行口座も筒抜けになるということだ。
映画の中にも銀行口座が筒抜けになり調査されるシーンもあるし、簡単にクレジットカードを凍結することもできる。完全なキャッシュレス化を目指す政府の狙いもこの映画を観ると一目瞭然。ウィル・スミスがたまたま小銭を持っていたから公衆電話を使えたけど、ホテルには泊まれない最悪の状況だ。
最後に出てくるブロードキャスターのラリー・キングによる「監視する側も監視しなくてはならない」という言葉が最も的確。結局は大統領や政府の保身のためにある法律なんだから、国民にはプライバシーはないということ・・・