アメリカの友人 プロット

白血病で死を宣告されているドイツの額縁職人ヨナタンを1度限りの殺し屋に仕立てようとアメリカ人の詐欺師が近づく。彼に第2の殺人依頼が舞い込んだと知った詐欺師は、不思議な友情に駆り立てられて助けに向かうが……。パトリシア・ハイスミスの主人公“アメリカの友人”トム・リプリーをデニス・ホッパー、額縁職人をブルーノ・ガンツが演じるほか、レイ、フラー、シュミット、ユスターシュといったベンダースの敬愛する監督たちが特別出演も豪華な1作。

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アメリカの友人コメント(5)

ivzmxmg
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♪Baby, you can drive my car♪などと口ずさむヨナタン(ブルーノ・ガンツ)が印象的。というか、運転してやれよ、マリアンヌ。この終盤の展開が、ちょっとわからない部分があって消化不良となるのですが、何故銃を隠した?とか、トムとの約束をなぜ破った?とか、あの家は誰の家?とか救急車の中の人物たちは?などと考えるのも野暮なんでしょうね~

何も調べないで見てしまったのですが、『太陽がいっぱい』『リプリー』などの作品で知られる作家パトリシア・ハイスミスのトム・リプリーシリーズなのだそうだ。そう考えるとラストのシークエンスはいかにもフランス映画版『太陽がいっぱい』の雰囲気を醸し出していたな~などと感じてしまいます。

そのトム・リプリーをデニス・ホッパーが演じ、ドイツ語読みのヨナタンを彼一人だけ“ジョナサン”と呼び続けていたこと、「友人にはなれないな」と言うヨナタンとは結局仲良くなっているし、それまでのサスペンスは一体何だったのだ?などとストーリーの落差にも驚いてしまう。そして、謎ばかりが残る・・・ミノの家が爆破されたとか、ミノがヨナタンを殺さなかった謎とか、どうも腑に落ちないのです。

それでもドイツ、フランス、アメリカと、文化の違いなども上手く表現していたし、ヨナタンの息子ダニエルに与えていた幻灯機など映画愛にもあふれていたように思う。
zgykigg
zgykigg
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ファースト・ショットから激しい寂寥感を覚えた。そのもの哀しさは物語が進むほど増し、いたたまれなくなる。突然自分の孤独を実感し、いてもたってもいられなくなり、部屋を飛び出し人混みに飛び込んでみても、行き交う人々の誰1人とも繋がっていないことに気づき、より一層孤独感を募らせる・・・、そんな感じの映画だ。白血病で余命いくばくもない男が、家族に残す金のため殺人を請け負う。プロットだけ見るとバードボイルドな男の美学に満ち溢れているように思える。しかし実際は、死を前にした男の自己陶酔の物語だ。原作はパトリシア・ハイスミスの小説、『太陽がいっぱい』でアラン・ドロンが映画史に刻んだ、トム・リプリーという男が“アメリカの友人”として登場する。ヴェンダースとデニス・ホッパーによって作られた全く新しいリプリーは、本作の主人公に死神のように忍び寄る。本作の主人公ヨナタンはカッコいいヒーローではない。第三者から宣告された死をなかなか受け入れられず、医師にしつこく詰め寄ったり、金目当てで犯した殺人に怯え、危機をリプリーに救われてからはリプリーの言いなりになるだけ。ヨナタンとリプリーの関係は、決して「友情」ではなかったと思う。互いの反感から芽生えた興味、リプリーが仕掛けたゲーム。しかしそこに何らかの繋がりがあったことも確かだ。いよいよ死が近いと悟ったヨナタンは、家族の“ため”に罪を犯す。そのため、妻に大きな秘密を作ることになり、残された時間を家族といるよりも、共犯者であるアメリカの友人と過ごすことが多くなってしまう。残された家族のためという大義名分に酔って家族をかえりみなくなっていることに気付かない男・・・。妻から見れば、金よりも残された時間、手を取り合って寄り添っていられた方がなんぼかマシだったのではなかろうか?本作に漂う寂寥感は、ヨナタンとリプリーが抱える“孤独”から来ている。愛する家族がいても、秘密を持ってしまったがためにすれ違う心。大きな屋敷に1人住み、裏社会でしか生きられない男の荒んだ心。この孤独感が互いを引きよせ、果ては暴力と悲劇に突き進む。セピアがかった淀んだ映像の中で、時折ハッとさせられるほどの鮮やかな映像(青い麦畑とか、碧い海とか)が哀しみを深める。ただ1つの救いは、ヨナタンが最終的に妻の元へ戻ること。最後の一仕事を手掛ける前によくぞ妻にヨナタンを迎えに来させてくれた。ここで妻が来なければ、ヨナタンはリプリーの言いなりになったまま、精神が麻痺した状態で死んでいったかもしれない。しかし妻が登場したことによって、ヨナタンの精神は一時的にクリアーになり、リプリーにささやかな仕返しをするまでになる。残されたリプリーは、孤独に生きるしかない、彼に群がる人は今後沢山いるだろうが、誰1人として真の友人となる人は現れないのだ・・・。
toxdbv
toxdbv
アホにはむずい作品。
病気の不安にさいなまれ、家族に金を残すべく殺しの依頼を受ける男。
なんでこんな素人に依頼する?繋がりがないからいいとか言いつつ、病院紹介したり、頻繁に会ったり、思いっきり繋がってるやん(笑)
しかも病気が本当に悪かったのか、騙されてたのか、それすらも最後までよく分からない。
もうちょっとスカッと描いてくれんかね。こいつもやっぱりフランスか(笑)
ifwidm
ifwidm
ヴェンダースとブルーノ・ガンツと言えば「ベルリン・天使の詩」が印象的で、本作のB・ガンツは普通のオジサンかと思えば、遂行してからのスーツ姿など見栄えからチンピラ風味も醸し出し。

そんな二人に加わったアメリカからの刺客がD・ホッパー、ニコラス・レイ、サミュエル・フラーと魅力的すぎて堪らない。

パトリシア・ハイスミスの原作は読んだことは無いが、原作となった映画は「ギリシャについた嘘」と「キャロル」は鑑賞済み。

代表作であろう「太陽がいっぱい」は観ていないから"トム・リプリー"と言われてもピンと来ず、D・ホッパーが演じた"トム・リプリー"を自然と観るのみで。

電車での奮闘シーンなど多少、雑な演出も垣間見れるような?全体的にスクリーンに映える色が印象的だった。
uagcfhy
uagcfhy
ドイツの額縁職人が主人公(ブルーノ・ガンツ)で白血病を患っているが、医者からは小康状態だと説明されている。
アメリカの友人(デニス・ホッパー)は詐欺師で、主人公は余命わずかという噂を流し、暗殺者に仕立てようとする。
殺人シーンはリアルで怖い。

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