映画監督の育成支援を目的とした文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」の2020年度に製作された短編3作品のうちの1作。2009年、冬。自宅から自分の学力で通える最大限に遠い都内の学校に通っている高校2年生の清水あき子。常に睡眠不足の彼女は家では眠ることができず、昔一緒に住んでいた祖母の家に行き、眠りにつく。そんな寝不足の毎日を過ごすあき子は、通学の電車内である人物と出会うが……。監督は、日本映画大学在学中からピンク映画や低予算映画の現場で助監督として働き、卒業後も映画やドラマ、CM、MVなどさまざまな監督のもとで助監督を務めている木村緩菜。
醒めてまぼろしコメント(1)
そして 醒めた時 彼女は幸せなのだろうか
舞台挨拶にて ピンク映画に影響を受けたというだけあって 下周りも絡めつつ 不思議な世界を展開
タイムループなのか 過去と現実を錯綜しているだけなのか 単なる拗らせ女子なのか
あらゆる可能性を想像する楽しさがある映画だった
しかも もれなくバッドエンドw彼女が幸せになるなんて ないでしょw
そこが最高にいい
2021年スクリーン114発目(今年公開作品68本)
ふわふわと話が流れて 胸糞悪いはずなのに それまで淡くボヤかせる技術は 好感が持てる
次回作に期待したい