ギターはもう聞こえない
プロット
フランス
04月27日 2019 劇場で
いつか、いつも……いつまでも。
プロット
日本
10月14日 2022 劇場で
いつも心のなかに
プロット
香港
11月09日 1994 劇場で
何も変えてはならない
プロット
ポルトガル・フランス合作
07月31日 2010 劇場で
誕生日はもう来ない
プロット
カナダ
10月31日 1981 劇場で
ええじゃないか
プロット
日本
03月14日 1981 劇場で
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もう頬づえはつかないコメント(1)
1979年の青春
桃井かおりの演技は圧倒的で伝説になったのも当然
主体性を持たず、身勝手な二人の男に流されていくだけだった女性が、物語の最後は確固とした人格を持つ女性に成長しています
風にそよぐカーテンを後にアパートの部屋を去っていく彼女の爽やかな表情はそのテーマが雄弁に表現されている素晴らしい演出でした
正に風と共に去りぬです
かすみ草を買って、退去するアパートの部屋に飾る
白いかすみ草の花言葉は、清らかな心、幸福、感謝
あなたは心の清らかな人だった、幸せになってね、感謝してます
東陽一監督の演出力は確かです
前作のサードでは団塊世代の喪失感を、その下の世代を使って表現していましたが、本作ではそうな回りくどいことはなく、素直な原作の映画化であったと思います
むしろ今度は団塊世代の役者を使って、下の世代の青春を演じさせています
前作のサードで下の世代をダシにつかった埋め合わせなのでしょうか?
いや政治運動に明け暮れた団塊世代からの、このような青春でありたかったとの素直な憧れ
そのように見えました
21世紀の青春と1979年の青春
違いがないのかもしれません
アパートがワンルームのマンションに変わっただけのようにも思えます
でも決定的に違うのはコミュニケーションの濃密さです
何をするにとも電話して、直接合わなければ、始まらないのです
それも今すぐ会う、それ程の濃密な関係なのです
どうかすると21世紀の青春はSNSで終わってしまう時代
ましてコロナ禍で合うこともままならない
電話で話すこともない
始まる前に既読スルーで終わっているのかも知れません
21世紀の若者は1979年の青春を憧れるのでしょうか?