もう頬づえはつかない

6.8/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   113分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   小林竜雄
劇場で   12月15日 1979
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もう頬づえはつかない プロット

一人の女子大生の愛と性を二人の男性にからませて女性の自立を描いたもので、見延典子の同名の小説の映画化。脚本は「ホワイトラブ」の小林竜雄と「サード」の東陽一の共同執筆、監督も同作の東陽一、撮影も同作の川上皓市がそれぞれ担当。

もう頬づえはつかない 俳優

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もう頬づえはつかないコメント(1)

kyuaux
kyuaux
早稲田大学の女子学生の物語
1979年の青春
桃井かおりの演技は圧倒的で伝説になったのも当然

主体性を持たず、身勝手な二人の男に流されていくだけだった女性が、物語の最後は確固とした人格を持つ女性に成長しています

風にそよぐカーテンを後にアパートの部屋を去っていく彼女の爽やかな表情はそのテーマが雄弁に表現されている素晴らしい演出でした

正に風と共に去りぬです

かすみ草を買って、退去するアパートの部屋に飾る

白いかすみ草の花言葉は、清らかな心、幸福、感謝

あなたは心の清らかな人だった、幸せになってね、感謝してます

東陽一監督の演出力は確かです
前作のサードでは団塊世代の喪失感を、その下の世代を使って表現していましたが、本作ではそうな回りくどいことはなく、素直な原作の映画化であったと思います
むしろ今度は団塊世代の役者を使って、下の世代の青春を演じさせています
前作のサードで下の世代をダシにつかった埋め合わせなのでしょうか?
いや政治運動に明け暮れた団塊世代からの、このような青春でありたかったとの素直な憧れ
そのように見えました

21世紀の青春と1979年の青春
違いがないのかもしれません
アパートがワンルームのマンションに変わっただけのようにも思えます
でも決定的に違うのはコミュニケーションの濃密さです
何をするにとも電話して、直接合わなければ、始まらないのです
それも今すぐ会う、それ程の濃密な関係なのです

どうかすると21世紀の青春はSNSで終わってしまう時代
ましてコロナ禍で合うこともままならない
電話で話すこともない
始まる前に既読スルーで終わっているのかも知れません

21世紀の若者は1979年の青春を憧れるのでしょうか?