ぼんち

6.8/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   104分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   04月13日 1960
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 151

レビュー  |  共有する 

ぼんち プロット

週刊新潮に連載された山崎豊子の原作を、「流転の王妃」の和田夏十と市川崑が共同で脚色「女経」の市川崑が監督したもので、大阪船場のぼんちという宿命を負った一人の青年の半生が描かれる。「浮草」の宮川一夫が撮影した。

ぼんち 俳優

ぼんち Related

劇場版 再会長江オンラインで映画を見る
劇場版 再会長江
プロット  中国
04月12日 劇場で
あとがきオンラインで映画を見る
あとがき
プロット  日本
03月01日 劇場で
PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくてオンラインで映画を見る
PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて
プロット  日本
03月08日 劇場で
水平線オンラインで映画を見る
水平線
プロット  日本
03月01日 劇場で
ゲキ×シネ「天號星」オンラインで映画を見る
ゲキ×シネ「天號星」
プロット  日本
04月05日 劇場で
かづゑ的オンラインで映画を見る
かづゑ的
プロット  日本
03月02日 劇場で
アリランラプソディオンラインで映画を見る
アリランラプソディ
プロット  日本
02月17日 劇場で
ザ・エクスチェンジオンラインで映画を見る
ザ・エクスチェンジ
プロット  ウクライナ
03月29日 劇場で
52ヘルツのクジラたちオンラインで映画を見る
52ヘルツのクジラたち
プロット  日本
03月01日 劇場で
ゴジラ×コング 新たなる帝国オンラインで映画を見る
ゴジラ×コング 新たなる帝国
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で

ぼんちコメント(4)

Gnxsmpkiosh
Gnxsmpkiosh
何の予備知識もなく見たから、最後まで面白く見ることが出来た。ただ聞きなれない業界用語がやたら多かったので、ここはひとつ『マツコの知らない大阪船場のぼんちの世界』と言うテーマで番組を作って欲しいぐらい。
原作は自身も大阪・船場の老舗昆布店の生まれである山崎豊子。
脚色は市川菎監督の妻・和田夏十。
女と言う生き物のたくましさやしたたかさや嫌らしさと言った類いのものが、よく観察されている力作ですね。
そして商人の街・船場の古いしきたりに戦いを挑んだ、あるひとりのぼんぼんの反逆の半生の記録でもある。
ぼんぼんから、ぼんちになるって思ったよりも大変なんだね。
cjhlim
cjhlim
大阪・船場で代々続く足袋を扱う大店の跡取り息子、ぼんちの半生を描く。ぼんちの父親は婿養子で、家の中は祖母が一切を取り仕切っている。母親はそのような祖母から全く自立できていない。
ここでは、家柄に合わない嫁は実家へと戻されるのだが、当主や跡取りが妾を持つことには鷹揚である。その妾に子供ができてしまった時でさえも、「船場のしきたり」に基づいて粛々と事後処理は行われる。そんなこともあり、市川雷蔵演じるぼんちは三人の妾を持つことになる。
しかし、満州事変がはじまり、船場の社会や雷蔵の店にも戦争の影が忍び寄る。原材料が統制されて足袋の生産が自由にはできなくなり、彼らの商売は縮小せざるを得なくなくなるのだ。そして、大阪の大空襲により、蔵一つ残してすべてが灰燼に帰す。
この一つ残った蔵に、雷蔵の三人の妾が逃げ込んでくる。さらには疎開先から祖母と母親も戻ってきてしまうのだ。懐にしまい込んでいたなけなしの現金を、等分にしてこの五人に分け与える雷蔵。彼はそれぞれを田舎へと疎開させるのだった。
これを見て、フランスの経済学者トマ・ピケティが、二つの大戦間に富の偏在が最も小さかったことを明らかにしていた著書のことを思い出した。多くの戦死者を出した二つの世界大戦の時代に、その前後に比べて人類の富の分配が平等に近かったという歴史の皮肉である。
市川崑の作品には戦中・戦後の混乱がよく描かれている。その時代を想起させる映像を挿入することで、映画があの時代について語っているということを強く観客に訴えているのだ。
少年期に、角川による金田一耕助シリーズや「ビルマの竪琴(中井貴一版)」を観てきた者にとって、この市川の回顧壁と呼んでいいほどの、執拗な戦争への言及への興味は尽きない。
それにしても、編集が良くないのか、巨匠・市川崑も1960年当時はまだ若かったのか、この作品の前半はリズムが滞りがちである。戦争が始まって、子供へ会いに岸和田へ行くあたりから乗ってくる感じがするのは、やはり市川は戦争の時代を描く映画作家だからなのだろうか。
Gnkxosmsphi
Gnkxosmsphi
市川雷蔵×市川崑の文芸三部作を立て続けに鑑賞したが、どれも素晴らしい映画だった。めっちゃくちゃ面白い!
今作は「炎上」、「破戒」とは違いカラー作品で作風もそこまで重苦しいものではないので比較的おすすめしやすい。

内容も現代のライトノベルの設定によくあるある意味ハーレム物だし。
しかしそこは流石に文芸大作が原作なので、大阪船場特有のしきたりや文化などがきっちりと描かれていて見ていて勉強になる。こんな世界があったんだなぁと。

雷蔵が出演している映画を見る度にこの役者が好きになる。自分は断然勝新派ではあるが、雷蔵の役の降り幅は半端ない。硬派から軟派、学生、老人、侍、スパイとどんな役でもお手のもの。これが本物の芸なのだなと感心してしまう。
Aodrdmnroeesh
Aodrdmnroeesh
大坂船場、商人の町。河内屋は4代目までは女系家族でみな婿養子をとっていた。そこで生まれたのが5代目の喜久治(市川)で、なにかとつけて姑(山田五十鈴)、大姑(毛利菊枝)が船場のしきたりについて口を出す。跡継ぎの息子を産んでから、あっけなく弘子(中村)は離縁させられる。その後の女性遍歴においても、息子が生まれると5万円という大金を渡して親子の縁を切るようなしきたりがあるらしい。

そんな大阪の老舗問屋のぼんぼんについてのお話。その後に社会派作品を量産する山崎豊子とは思えないほど、男と女についてのエピソードだが、ユーモアたっぷりの雷蔵効果もあってか憎めない作品となっている。残念なのは、口説きのテクニックなんてことより大金をはたいて女をものにすることばかりで、観ていて気持ちいいものじゃない・・・

共有する

関連映画

いけちゃんとぼく オンラインで映画を見る いけちゃんとぼく
プロット  日本
06月20日 2009 劇場で

ぼくのおばあちゃん オンラインで映画を見る ぼくのおばあちゃん
プロット  日本
12月06日 2008 劇場で

しんぼる オンラインで映画を見る しんぼる
プロット  日本
09月12日 2009 劇場で

いちげんさん オンラインで映画を見る いちげんさん
プロット  日本
01月29日 2000 劇場で

にあんちゃん オンラインで映画を見る にあんちゃん
プロット  日本
10月28日 1959 劇場で

さびしんぼう オンラインで映画を見る さびしんぼう
プロット  日本
04月13日 1985 劇場で

ニューリリース