うなぎ

7.2/10
合計22件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   117分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   冨川元文
劇場で   05月24日 1997
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 133

レビュー  |  共有する 

うなぎ プロット

妻の浮気によって人間不信に陥り、唯一飼っているうなぎだけに心を開く中年男と、そんな彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。監督は前作「黒い雨」から8年ぶりにメガホンを取った今村昌平。吉村昭の『闇にひらめく』を、冨川元文と「罠」の天願大介、そして今村自身が共同脚色している。撮影は「BAD GUY BEACH」の小松原茂。主演は「失楽園」の役所広司と、「義務と演技」の清水美砂。第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)受賞作で、今村は83年の「楢山節考」に続く2度目の受賞となった。97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。

うなぎ 俳優

うなぎ Related

アクターズ・ショート・フィルム4オンラインで映画を見る
アクターズ・ショート・フィルム4
プロット  日本
03月03日 劇場で
成功したオタクオンラインで映画を見る
成功したオタク
プロット  韓国
03月30日 劇場で
コウイン 光陰オンラインで映画を見る
コウイン 光陰
プロット  日本
04月12日 劇場で
シノアリス 一番最後のモノガタリオンラインで映画を見る
シノアリス 一番最後のモノガタリ
プロット  日本
02月23日 劇場で
フィリピンパブ嬢の社会学オンラインで映画を見る
フィリピンパブ嬢の社会学
プロット  日本
02月17日 劇場で
変な家オンラインで映画を見る
変な家
プロット  日本
03月15日 劇場で
きまぐれオンラインで映画を見る
きまぐれ
プロット  日本
03月15日 劇場で
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャーオンラインで映画を見る
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー
プロット  アメリカ
03月08日 劇場で
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争オンラインで映画を見る
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット  フランス・スイス合作
02月23日 劇場で
ゴジラ×コング 新たなる帝国オンラインで映画を見る
ゴジラ×コング 新たなる帝国
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で
ラブリセット 30日後、離婚しますオンラインで映画を見る
ラブリセット 30日後、離婚します
プロット  韓国
03月29日 劇場で
RED SHOES レッド・シューズオンラインで映画を見る
RED SHOES レッド・シューズ
プロット  オーストラリア
03月15日 劇場で

うなぎコメント(9)

Eimueieemdlvb
Eimueieemdlvb
ネタバレ! クリックして本文を読む
普通の会社員山下が夜釣りに出掛けて帰ってくると愛妻が不倫の最中。山下は妻をメッタ刺しにした。8年服役し仮釈放され理髪店を開くがうなぎのエサ探しした後自殺を図った女を助けることになる。
この女との関係はなかったのにお腹の子は俺の子だといい、再度刑務所に入ることになっても待っているように約束するのだった。
山下が唯一心の友としていたうなぎはなんでも聞いてくれ嘘をつかない存在。
そのうなぎを最後海に放流したのは自分自身をガラスの水槽から解放したということなんだろう。妻を殺してその事に常に囚われつつも自分を正当化しつつも自問自答して悩み続けていたことからの解放。
刑務所の同僚の高崎は山下の妄想が人物化して出てきてとても見ごたえあった。
人間の醜い心を言わせているがまさにそれが人間というもの。
内容がありいろんな風に考えることができる深い映画であるにもかかわらずタッチは軽く面白かった。
eahtlzd
eahtlzd
ネタバレ! クリックして本文を読む
主人公の妻が浮気している真っ最中に、返り血を浴びてズタズタに殺すシーンが最初に出てくるので、長い間、観なかった映画でしたが、、、

仮出所した後の街の人達が温かい。中途半端な人間もいるけど、何故か主人公に味方して一悶着もあり。

まっすぐすぎる主人公に、これまたまっすぐ着いてゆこうとする女
この2人にラブシーンはないけど、自転車の2人乗りで病院へ駆けつけるのは、グッと来ます 笑笑

うなぎって、そんな運命だったのかーンっと、驚きでした!もっとドロドロした映画と勘違いの先入観でしたが、今村監督!ですし、色んな受賞作でしたね、素晴らしい。

あちこちで温かい空気感があります。初代日本昔話しの、市原さんと常田さんが、出演されてたからかも?!
なんちゃって!
yjjkeyu
yjjkeyu
役所広司わけー
柄本明あじだしすぎ
cjhlim
cjhlim
ネタバレ! クリックして本文を読む
妻を殺したことを反省していない主人公、そんな人殺しが、死にたいと思っている女性を助ける。かたや毎日写経をしながらも、心は腐りきっている刑務所の同僚、主人公を取り巻く、愛すべき町の人々。全体が滑稽。うなぎがよく主人公と結びついていたと思う。最後まで、主人公とヒロインのラブシーンがなかったのが逆に良かった。自首するシーンと、床屋での乱闘シーンは本当良かった。
Dswalngrea
Dswalngrea
ネタバレ! クリックして本文を読む
導入からセックスシーンと強い暴力シーンが出て来るから、こういう映画は観てはいけない年齢層や人に分けてしまう映画だが、ドラマを貫くには、不倫した奥さんの間男と性行為中に根が善良な夫が侵入して「奥さんのほうだけを」刺し殺すという強いシーンはどうしても意味を含んで来る。ヒューマンドラマ化していくのはその後からである。だが、それを表現するためには導入部のような映像も入らなければ説明に具体性が出ないという、芸術表現の矛盾のような、映像表現とはなんだろうかという面がある。この映画に限らない事を書いているが。演技と言われるが、実際に女優は裸になって男優と肌を合わせる面は実際である。アニメや小説とは違う。なんだか見た事のあるような風景かと思ったら、やはりやや近所周辺のロケ地だったが、セリフの中にもイタコとあったので、潮来市なのだろうが、そんなに外人のホステスが同伴して愛人のようになっているような所では実際にはないと思う。ウィキを参照すると、導入部の話のように今村昌平監督という人は、女性の性描写や肉感的な場面を用意していったらしいが、他の作品はまるで観ていない。それらから比較すると今村映画の水準からは低い映画だと言うが。私のようにそんなに映画を知らない者にとっては、十分だと感じる。知りすぎるのも麻痺する。高度と言われる映画を観たほうが良いとしても、それを観た人が一体観ていない人とどう違うのだろう。今村昌平という人物についてもウィキにも書いてあるが、常軌を逸するような演出を希望してスタッフから反対され実現しなかったというような逸話のために疑問も抱いてしまうが、映画学校を設立するなど教育者的な人でもあったと言う。清濁併せのみ、様々な人間の実像を描こうとするタイプだったか。ウィキに、小津安二郎監督らが、「なんでウジ虫ばかり書く」と問われ、「このくそじじい」と言い返し、「それならウジ虫ばかり描き続けてやる」と言った逸話については、考えさせられる。主人公の仮出所中が物語の軸となるのだが、偶然出会い自殺未遂をして主人公の理髪店で働く事になる女や周囲の人との関係の中でどう進んでいくのか。そりゃあ、人間は失敗もする。暗い過去もあったりする。しかし今の日本は、それについて当時者に苦しみも与えないままに、擁護してしまおうとする。胡散臭い弁護士連中なんかその象徴だ。不倫は自殺者や殺人が起きたりする。そうした悪事を金銭などの事情によって罪を曖昧に見せてしまうようなトリックが人間社会にはある。善良なはずの主人公のほうが刑務所に長期入れられてしまうという反転が何を意味するかである。長くなってしまったかも知れないから半分ほど観たところでこのコメントを終えて置く。