夜をみつめて
プロット
イギリス
04月13日 1974 劇場で
子どもの瞳をみつめて
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フィリピン
04月29日 2023 劇場で
観察/永遠に君をみつめて
プロット
日本
11月10日 2007 劇場で
水面を見つめて
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フィンランド
01月01日 1900 劇場で
私をくいとめて
プロット
日本
12月18日 2020 劇場で
微笑みを抱きしめて
プロット
日本
03月22日 1996 劇場で
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愛と死をみつめてコメント(9)
自分が同じ環境にあったら、どうするだろう...と思う。「まこ」の立場でも、「みこ」の立場でも、耐えられない...。
難病が小百合様を襲うストーリー。可憐でいたいけな姿、美しい涙が胸に刺さります。
正直、相手が釣り合っていません。いや、釣り合う相手などいないのかもしれません。小百合様の絶対的代表作がないのはここらが一因なのかと感じました。
おい、こら、病院でいちゃつくなよとか、マコとミコという呼び方(ベコとりゅうちぇるを思い出し、うっとなった)とか、現代ではこそばゆくなる場面も多々あるが、ここは割り切って絶世の美を堪能しましょう。
私の中では「キューポラのある街」に次ぐ作品となりました。
ただ今回、TV放送が「現在の放送基準に合わせるために、内容の一部を修正しております」とのこと。これはいかんでしょう。作品はその時代を映し出す鏡でもあるのだから。修正箇所、気になる。まさか話まで変わってないだろうな!
愛と死をみつめては、テレビドラマとか映画などで何度も観ているが、本作ではふたりの出会いのシーンとか色々と麗しい場面がカットされているので全体が分かっていないと理解出来ないかもしれない。でも全て吉永小百合でカバーされていると思うが、浜田光男はどの作品観ても軽い感じだね。いつも思うが、これは実話による話なので、筆者である河野実さん本人は、放映されたり話題になる度未だに大島みち子さんを思い出すんだろうね。
配役が豪華。主人公小島道子の父正次に笠智衆、担当医師に内藤武敏、患者中山に宇野重吉、さらに彼女と同室の女性患者にミヤコ蝶々、笠置シズ子、北林谷栄。この女性三人の会話が面白く、ある宗教団体についてざっくばらんに話すところなど生活感が出ている。
当時の病院内の描写が時代考証の点で大変興味深い。個室に小さな台所があり、来診の医者に患者がお茶でもてなしたり。何の遠慮もなく医者がタバコを喫うのは、今では驚愕である。道子が中山の洗濯物の手助けをして、他の患者の親族の嫉妬を買い、不条理な罵倒を受けるところが意外であり、面白い表現になっている。患者同士で助け合う当時の人間関係、主人公の汚れていない綺麗なこころ、それ故傷つく繊細さなど。
病院の屋上で二人が歌う「川は流れる」が印象的。映画のイメージにピッタリの素敵な曲です。病葉と書いて、わくらばと読む。小島道子の生涯は、艶やかな真緑の葉を一瞬にして赤い葉にした人生でした。