爆弾男といわれるあいつ
プロット
日本
06月28日 1967 劇場で
ああ新婚(1976)
プロット
イタリア
01月28日 1978 劇場で
ブラック・コメディ ああ!馬鹿
プロット
日本
06月14日 1969 劇場で
ある日、ある女。
プロット
日本
05月20日 2023 劇場で
あれ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
おかあさんの被爆ピアノ
プロット
日本
08月08日 2020 劇場で
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ああ爆弾コメント(4)
歌舞伎の要素を入れていてもうここでダメな人もいるかもだけど、主人公の狂言回しがだんだんとハマってくる。
しかも、音に合わせて役者が動くもんだからなんと楽しいこと!
今で言うと、松尾スズキとか園子温監督の時のような独特さ。
ストーリーも『グランドブダペストホテル』のような感じで話が広がっていくため全然飽きない。
何よりも人が死なない映画というのが今作の見所だな。
あとミュージカルの部分が個人的には洋画より楽しい。まあ日本語だからもあるけどスッと入ってくるんだよな…。
まあ今だからか後半に間延びを感じてしまったけど当時だったら生涯に残ってもおかしくない、おもしろい作品でした。
とりあえず昔の日本映画を見ないで日本映画をバカにする輩は一回昔の見てみろ!
それにしても岡本喜八って、なかなか良いな…。
主人公の情けない境遇や状況説明の際に、突然、インド映画のように狂言がはじまってしまうのだから、見ているほうは面くらってしまう。しかし、狂言は人間の可笑しさを表現したもの、だったりするわけなのだから、まさにこの映画の内容にピッタリ、というのに気づくと、狂言ミュージカルのシーンがとても面白いものになる。ただ、伊藤雄之助など役者さんたちは、普段は狂言などやったことないわけだから、さぞや芝居は大変だったろう。
この時期の岡本喜八監督は、この作品や「江分利満氏の優雅な生活」などで、突飛な演出をして映画会社や世間を驚かしていた。しかし、その突飛さは今も新鮮に見えてくるのは、喜八監督の演出力の確かさがあるからだ。この狂言ミュージカル映画でも、狂言をするということで映画全体が惑わされない、しっかりと人間描写ができているのは、さすが岡本喜八、と感心してしまう。
本当に面白い映画なので、狂言を伝えている和泉家や茂山家などの有名な狂言役者さんたちでリメイクしてもらいたいものだけど、たぶん、お金出してくれるところなんてないでしょうね。
良くこんな実験的作品を東宝が製作を許したものだし、撮ろうとする監督の挑戦も凄い
ミュージカルといえば、その通りなのだが、通り一遍のものではない
サブカルチャー的おかしみ、楽しさを追求した作品だと思う
終盤の銀行のダンスシーンのそろばんの扱いは、登場人気のあったコメディアンのトニー谷のそろばん扱いが由来のように思いました
狂言などに通底する日本語の根源的な言葉のリズムや抑揚と現代のリズムと抑揚
それは10年後の1970年代に、日本のロックバンドが日本語のロックはどう有るべきなのを様々に実験し試行錯誤したことと良く似ていると思う
その実験と試行錯誤の成果が、ニューミュージックやシティポップ、JPOP に発展していったのだ
本作の影響は直接的には無いようにみえて、実は大きな足跡を残しているのかも知れない
特撮ファンなら、二瓶正也と桜井浩子が揃って出演していることに注目したい
ウルトラマンの2年も前だ