PicNic

6.6/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   68分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   岩井俊二
劇場で   06月15日 1996
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PicNic プロット

精神病院へ入院することになったココは、そこでツムジとサトルに出会う。規則で塀の向こうに行けない彼らだったが、塀の上を歩いて3人で世界の終わりを見に行くことにする。監督は「Love Letter」の岩井俊二、主演は歌手のCharaと浅野忠信。本作をきっかけに知り合い、のちに結婚するCharaと浅野の仲に気づいた岩井監督が、3人が中心のストーリーから、2人の演じるココとツムジのラブストーリーへと変更した。

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PicNicコメント(10)

nbenvzw
nbenvzw
あのころの岩井俊二映画で珍しく観ていなかったもの。
あのころ、某年上の身近な女の人が、好きな映画として挙げていた。
「この映画で二人は結婚したっちゃけん、ロマンチックて思わんー!?」
って、あのころ高校生だったあの人そんなにアバンギャルドだったとは…。
この映画に比べたら園子温のうつしみとかが正常に思えてくる。

まぁ、バブル後の不穏な空気が反映されたのだろう。
今の日本、あの頃よりいい国になったのかもしれないな。
enxsla
enxsla
ネタバレ! クリックして本文を読む
精神的に欠陥のある3人が純粋な心で
世界の終わりを見に行く為にピクニックに出かける
物語、音楽、CHARAの可愛いらしさは素晴らしかったけれど

少し映像的に恐怖感のある部分があり
私としては怖かったなぁ。
美しいさと、ダークさの温度差がすごい
そこがこの映画の良さ、ではあると思うのだけど

ただ塀の上を歩いて行くシーンや、ラストは好き。ハッピーエンドではないけれど
幸せといえば幸せな終わり方は良い
veoyfcp
veoyfcp
古い映画ですが、岩井監督作品の中で最もよくできた映画じゃないでしょうか。精神障害者が主人公なので本当の純粋無垢な姿を描くことができています。

何よりもいいのはヒロインの衣装でしょう、今後日本映画であれほど魅力的な衣装造形は現れないでしょう。
fpbzjm
fpbzjm
ただ延々と3人が塀の上を歩いていくシーンが続き、

ただ「世界の終わり」が見たいという思いだけで歩き続けた3人が

最後に辿り着いた”結末”は・・・。

ビジュアルが素晴らしいです。
特にラスト。儚く、悲しく、美しい。印象に残るシーンでした。
Charaの演技も良いです。
kzbnbtx
kzbnbtx
浅野さんをはじめ、みんなお若い〜!笑
今観ると本当に初々しいですね。

一切説明的なものはなく、非常に物悲しい儚いシーンが多々。
象徴的になっているピアノメロディーと、
死に装束のような服装、
悪魔のような天使、
キャラクターキメキメですね笑

映像がよく見る邦画っぽさからかけ離れた、海外チックに要素が少なく美しいカットばかりでした。切ない話でした。