ウルフ・アワー プロット

ナオミ・ワッツ主演によるサスペンススリラー。記録的な猛暑にあえぐニューヨーク。治安の悪化により暴徒化した市民が街中で略奪を繰り返す一方、女性ばかりを狙った連続殺人鬼も出現し、街は不安に包まれていた。カウンターカルチャーの旗手として活躍した女性作家ジューンは、ある事件をきっかけに筆を折り、ブロンクスの自宅に閉じこもって暮らしている。ある日、彼女のアパートのブザーがけたたましく鳴り響く。その音は、彼女を待ち受ける地獄の始まりに過ぎなかった……。ヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」上映作品。

ウルフ・アワー オンライントレーラープレイ

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ウルフ・アワーコメント(3)

oyvhsa
oyvhsa
1977年治安が悪化するサウスブルックリンのアパートに独りで住む引き籠もり女性作家の話。

恐怖心に苛まれ部屋から出られず、仕事も手につかない主人公の苦悩を、友人とのやり取りや、マーケットの配達員等とのやり取りからみせていくけれど…。

その部屋に住み続ける理由もそれだけ?言うても賃貸だし、引っ越せば?と感じるし、思いの部分が薄く、出来事をみせるばかりに感じる為か、大して面白味がなく非常に長い。
もう少し面白く出来そうなものだけどねえ。

最後の流れも、それならもっと早く何とかなったんじゃないの?ぐらいに感じるし、ラストカットもいかにも意味有り気だけど、別に自身のことだろうとそうじゃなかろうとどうでも良いんじゃない?と感じてしまった。
uagcfhy
uagcfhy
真夏の引きこもり女の日常の話。

演出がうまいが、内容は完全なクソ映画といったところ。
最初から最後まで、映画のテーマや着地点がわからず、ジャンルも不明、ミステリー寄りなんかな?と思いつつ、オチには本当にがっかり。残念映画すぎる。

映画で、ことさら重要そうに描かれている、猛暑やブザーなども最後まで全部投げっぱなし。全く意味をなしてない。要らない設定。というか、引きこもりという設定以外、基本無意味な設定。描く意味がない。

なんなんだこの映画はという不愉快感と、まさかこのまま終わらんだろう何かあるに違いないと言う性善説的な希望感で最後まで観てしまうが、最初から最後まで裏切られつづけて、オチのクソさに唖然し絶望する感じ。結局何もない。

久々に潔いクソ映画。観る価値はありません。
npnnsee
npnnsee
ネタバレ! クリックして本文を読む
It's my buzzer. See, it's been ringing over and over... day and night.
Sometimes... two, three times a night. It's like someone's genuinely
trying to intimidate me. They don't say anything.
ナオミ・ワッツ演ずる主人公のジューンはテレビでインタビューをかつて受けるほどのカウンターカルチャーの小説家であったが、今や見る影も無く薄汚れたサウスブロンクスのアパートに住んでいる世捨て人。しかも最悪な事に彼女は、極度の広場恐怖症(Agoraphobia)というパニック障がいとの合併症である精神障がいを患っていて、アパートのドアを境に外に一歩も超えることが出来ないでいた。またニューヨークのうだるような暑さと閉鎖された空間とのコンビネーションが見ている方も不快感を味わうこととなる。その上、連日のようにニュースで流れる1970年代を代表する"Summer of Sam" と呼ばれる映画の題材にもなった実在の連続殺人犯もまだ捕まっていなかった。ここに登場する連続殺人犯は、日本では通称”サムの息子”として知られていて、この 連続殺人犯を紐解いていくとこの映画の本質が分かり、その存在が伏線となり最後の大団円に繋がる飲み込み易い映画と変わっていく。この犯人、実はまだご存命ですよ。何か? ... サイコキラーの功罪という膿からの派生物"サムの息子法(Son of Sam law)"

I knew a bird like you once. A lovely bird. Well, me and this gal, we
had ourselves a nice little arrangement for a while. She liked to be
alone, too. Just, you know, not all the time. So I'd come by, check
on her and she'd tell me about all the hippy tree-hugger shit goin'
on in her world, and I'd give her the pleasure of, uh, you know, my
company. You could have an arrangement like that, too, you know?
'Cause things ain't like they used to be. Right? No white knight
coming to the rescue. You peaceniks, you got one thing right. This
place, this country... it's changing. And it ain't for the best.
2008年に公開されたジュディ・フォスター主演映画「幸せのⅠページ」の主人公も’アゴラフォビア’を患っているベストセラー作家で、こじゃれた家から一歩も外に出られないキャラとして描かれていた。ただし、ナオミ・ワッツが演じているジューンとは180度違うジュディ・フォスターが演じるにしては珍しくフェミニンなキャラとなっていた。同じ映画繋がりで例えるなら、夜に見知らぬ男が襲ってくるシナリオから古くは「Wait Until Dark」を連想したり、2001年の映画「Big Bad Love」となぞらえている。

亡くなった自身の祖母が住んでいたアパートを引き継ぐように居に構えている現在の彼女はこうだ。ヨレヨレの服に似合う様にビューティー・サロンの存在は持ち合わせず、いつもラジオやテレビにかじりつき、食いたいときに飯を食らい、酔いたいときに酒を飲み、汚いタバコの吸い方もする。カントから言わせると人間の自由というものを放棄または理解を喪失してしまっていると言えるかもしれない。つまり動物に近い行動をしている。食べ物など必要なものがいる時はデリバリーを使い映画の数少ない出演者の顔を垣間見ることが出来る。たまに小説家らしいこともするが、出来上がったものに対しては自己顕示欲だけは何故か旺盛な彼女.... こんな彼女の様子を何のイベントらしいイベントもなくソリッドシチュエーション特有の閉塞感を感じながらず~っと見せられるってよほどバカな行いか? タンク・トップってノー・ブラって、何故か自身でも気づかず自然にハッハッと笑ってしまう。
ただ... これをどこかの文化の低い御国の”ヒキコモリ” と受け取ってしまう方には、言い過ぎかもしれないが、この映画を観るのを諦めてもらうしかない。

I consider myself a reluctant witness. We as English-speaking
Americans are signatories to a cultural genocide of the planet.
It has been estimated that by the year 2100, nearly half of the
roughly 7000 languages spoken on Earth will likely disappear.
Can you not see where this is heading? Are we creating binary
or singular systems? The the world becomes literally whack in
light.... because no matter which way you slice it... If you want
to understand the true nature of man, to totally grasp how
something that fascist like the holocaust could happen in modern
times... Sure people shout out about...
ここ数か月で彼女がご出演の映画を数本観賞する羽目に.. アメリカの映画サイトを覗くと彼女の演技力を褒めたたえるコメントの多いこと多いこと。それを読むたびに取って付けたような演技に嫌な思いになるが... 個人的な事は放っておいてと... 今回の彼女の演技に対しては、素直に脱帽する。演技力をどうのこうのとノタマウ前にここまで女性の恥部をさらけ出した彼女を見たことが無い。とにかく臭ってきそうで臭そうなイタイ女.. 失礼いたしました。考えてもみれば、ある程度役者として一時代を築いた人が、男性ならまだしも分からないでもないけど女性が女性らしさの喪失って、何を求めているのか見当がつかない... 特定したジェンダーを限定する発言は控えたいが

I don't like to leave here. Just figure, if I stay in here,
I won't do anymore damage out there.
このセリフがあることで先に述べた様な極端な’アゴラフォビア’ではないことが、最後のシーンに繋がる分かり易いシナリオの伏線へと変わっていく。

SEASON IN THE ABYSS
BY JUNE E. LEIGH
Your new book is a phenomenal feat of personal reflection and
atonement. Now, some have speculated that this book is a
quasi-autobiographical testament to your time spent in a severe
isolation period following the fallout and controversy of your
previous novel. You've somehow managed to obtain.. of what
has been one of the darkest periods in this nation's history, while
at the same time making it so personal. So I suppose this all begs
a question, June.
Is this character you?
自己追放をし広場恐怖症の世捨て人を演じているナオミ・ワッツ。主に一人の女性の不穏なパフォーマンスを象徴している... インターフォンでさえ恐怖・狂気の対象になることを見るものに提供している上に、 それはすべての限られた空間の中での精神的闘争の単調な映像となっている。-”ワッツ以外の女優”と90分ほどの時間を汚物(少し言い過ぎ)のような世界観と、閉塞感や拘束感を否が応でも感じていしまう時間を過ごすことは他の女優では想像が出来ない。 しかし、それでも悪夢のような感覚でも、シナリオ自体の方向性が狂っている場合は、代わりに、ワッツの魅力的なダークサイドを利用することで映画のコンセプトを把握し、映画に留まることが出来る。
言えることがある。デヴィッド・リンチ監督がカンヌで監督賞を受賞したナオミ・ワッツ主演の映画を形容して、「ウルフ・アワー」をシュールな「 マルホランドドライブ 」を見ているようだと...

彼女の書いた一冊の本が父に多大な影響を及ぼし家族の絆の崩壊を導いたぬぐい切れない罪悪感
-彼女が外に出ない出れない理由が一つの台詞に込められているー
”I won't do anymore damage out there.”
ジューンはこの「ドロップデッド(朽ち去る)」時代の世界が通り過ぎ去ろうとした時、ニューヨークの街が狂乱と化し、崩壊したことによって彼女の脳神経の一本、一本やそれを繋ぐシナプスに刻み込まれた悪夢やトラウマが、今や”現実なものとなり、もうこれ以上ダメージ”を与える必要のない同化した世界に彼女は溶け込んでいくことが出来る。時が過ぎ、そして、そこには女神メティスとして彼女はインタビューに答える横顔で幕が閉じる。

この映画はとてつもなく、つまらない映画と言えて、多くのamazon.comのレビュアーが批判的なコメントを寄せられている。映画のトレーラーを観ても脚色され過ぎて、この映画を観た後で予告編を見たなら混乱してしまう。その事実を踏まえて、観るのか? 観ないのか?迷ってしまう... そんな映画です。