僕は猟師になった

6.9/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   99分
言語   日本語
地区   日本
俳優   千松信也  
劇場で   08月22日 2020
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僕は猟師になった プロット

2008年に出版された「ぼくは猟師になった」で知られる、わな猟師・千松信也さんに密着したドキュメンタリー。2018年にNHKで放送された「ノーナレ
けもの道
京都いのちの」の取材スタッフが300日追加取材した約2年間の映像に池松壮亮のナレーションを加え、劇場版作品として再構成した。京都大学卒の現役猟師という経歴を持ち、京都の街と山の境に暮らす千松さん。ワナでとらえたイノシシやシカを木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。自然の中で命と向き合う千松さんの日常から真の豊かさとは何かを問いかけていく。

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僕は猟師になったコメント(3)

vapfhyo
vapfhyo
ヒト以外の動物は自分と家族が必要とする以上の捕食をしない。
ヒトは食べるための命を「生産」し、自分の手は汚さずに、必要とする以上の殺生をし、食べられず余ったものを捨てている(日本だけでも年間600万tの食品ロスが発生する)。
ヒトは飽くなき欲求を満たすかのように、必要以上に殺生する最も罪の大きい生き物だ。

TV番組で肉食動物が草食動物を捕食するシーンをみて「残酷だ」という人がいる。
が、人間は不自然に家畜を生育させて、機械的に屠殺していく方がよっぽど残酷な行為で、そのようなシーンは絶対にTVでは放送されない(映画ではFood, Inc.など優れたドキュメンタリーがある)。

私たち全員がveganになるべきと言っている訳ではなく、自分もそのつもりは全くない。
必要以上の食べものを求めない、出された食事はきっちりいただく。一人ひとりの心がけ次第で変えることができるものもある。

千松氏の生き方は人類が本来おこなってきた生き方そのもの。彼は捕らえた獲物を売るわけではないので「ビジネス」ではなく、家族が食べるために猟をするので「趣味」でもない。まさに「生きる」こと、そのもの。

ワナ猟(ククリワナ)は思っていた以上に奥が深く、ワナのしかけの段階はイノシシとの知恵の勝負(イノシシの方がシカよりも慎重で知恵とパワーがあり格段に難しいらしい)。ワナにかかった後は、エモノとの白兵戦で命をかけた戦い。最後のシーンはまさに手に汗握る緊迫した命のやりとりだった。
nbenvzw
nbenvzw
ネタバレ! クリックして本文を読む
イノシシとの格闘、人間と動物との距離の狂いに問いかける重要な作品。千松さんの生き方は筋が通っておりとても引き込まれる。

一方で、ではこの一家は本当にどう生計を立てているのかと言った情報や、イノシシの嗅覚の鋭さなど動物文学では丁寧に語られるディテール、映像の撮り方が寄りすぎに見え、作り手は主人公側に寄りすぎているような疑問は残った。
wftqmw
wftqmw
寓話でも比喩でもなく、ガチで資格とって猟師やってる人のドキュメンタリー。といっても、半分は運送業、半分は猟師と半社会捨て状態のイメージ。

動物好きすぎて、逆に、自分で食べる分を自分で殺して解体して食いたいという思考は、理にかなっているようで結構な変態には感じた。
さらには、自身が怪我をしても、動物にフェアでありたいと治療をせず、これで歩けなくなったらそれはそれでいいとのたまうところは、もはや常軌を逸しているようにさえ思える。

罠にかかった猪や小鹿が、悲鳴を上げて怖がり苦しむシーンなど多く、個人的には辛かった。確かに我々はこういった現場を見て見ぬふりをしているからずるいといえばずるいのだろうが、そうはいったって、好きすぎてこの道選ぶとか逆にサイコパスなんじゃなかろうかと勘ぐりたくなるような感じ。のんびり田んぼに座り込んで、スズメを罠にかけたり、やっぱり共感や理解は難しい。生き方が自由人なので、老後とかどうするんだろうとか無駄に考えてしまったり。

驚きの連続の映画だが、彼の日自体は毎日同じなので、途中で映画の構成に飽きてくる。99分はいらない、半分がちょうどよい長さだろう。

コナンのように、足跡などから動物の年齢や体格、思考を読み解き、罠をつくっていったり、前半はかなり見どころ満点なので、まずは観て、飽きたら途中退場、こんな楽しみ方でもよいかもしれない。