殺人の追憶

7.1/10
合計16件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   130分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   ポン・ジュノ
劇場で   03月27日 2004
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殺人の追憶 プロット

韓国で実際に起きた未解決殺人事件をリアルな演出で映画化。86年、ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された刑事ソ・テユンは対立しながらも捜査を続け、有力な容疑者を捕らえるのだが。監督ポン・ジョノは99年に「ほえる犬は噛まない」でデビュー、2作目の本作で韓国のアカデミー賞・大鐘賞の作品賞・監督賞・主演男優賞・照明賞を受賞。

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殺人の追憶コメント(20)

toxdbv
toxdbv
軍事政権下、ということは歴史的な一般論からすると、まぁ、人権はお上次第。ということは地方の官憲の倫理観に清廉潔白を求めるのは、そもそもお門違いなんだろうな、という前提を飲み込みながら見てるうちに、この世界観にいつの間にか慣らされてくる。

アカデミー賞という結果を知っているので、後付けの理屈じゃないの?
と言われれば否定はしません。

世界に認められるモノには、村上春樹さんの小説と同じように、作品の中で感じるある種の共鳴する部分が(自分の母国とは歴史も文化も伝統も違うのに)何だか自分にも分かる、と思わされる要素があります。
この映画の世界に、もし自分がいたとしたら、誰の役割で、どのように振る舞っていただろう、そう思うことがそれほど不自然ではない、そんな不思議な引き込まれ方を経験できるということは、たぶん世界に通じる普遍性の現れなのだと思います。

〝普通の顔〟……この言葉にゾクッとした人はみんな虜になってしまいます。
gqvkrii
gqvkrii
最後の少女の「普通の顔だった」というのが一番怖い。世の中にはいっちゃってる人間が素知らぬ顔して存在し、日常に溶け込んでいる。

去年真犯人が判明したらしいが、なんとも後味が悪い事件だ。

「ゾディアック」と似ているが、こっちの方がよりエンタメチックで映画として面白い。
laqjdom
laqjdom
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美女ばかりを狙い、連続狂気的殺人事件が起こり、捜査するもなかなか犯人の確証がないまま過ぎ去り、殺人が起こる雨の日にラジオにリクエストする男が怪しいものの、これまたDNAが一致せず未解決のまま。
【2019年になって服役中の男が犯人だと判明する】

典型的な刑事ものの韓国映画てかんじ。
abqpko
abqpko
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中盤までは
連続殺人を追いながらも滑稽なシーンが多く
それは容疑者に暴行を加えたりリンチともとれる扱いをしているシーンでさえもだ。

それがラジオにリクエスト葉書を送りつけている容疑者と対面してから一気に空気が変わる。
優しく品のある顔の容疑者は今まで追ってきた容疑者とは全く違う雰囲気で
人を見る目があると自負していた主人公が人間と言うものはもっと複雑で外見では何もわからないということに気付かされる。

ラスト、
数年後にまた容疑者の形跡が見られるが
その外見は、『普通の人』
画面を通してソガンホは容疑者の顔を見つめて、
普通の仮面の下にある本当の顔をみてやろうとする。

実際にあった事件で未解決であることと
滑稽な演出をしながらも妙にリアルな映像で
これまでのサスペンス映画とは違うおぞましさを感じた。
wjxirww
wjxirww
『パラサイト 半地下の家族』でカンヌとアカデミー賞を制したポン・ジュノ。彼の2作目にして代表作とされる今作をようやく名古屋シネマテークの特集『鬼才ポン・ジュノの世界!』で観ることができた。

そしてこれは噂に違わぬ傑作だった。

1986年、ソウルにほど近い農村で発生した女性連続殺人事件。それを追う刑事たちの焦燥。真犯人にたどり着けぬまま犯行が繰り返される。ユーモラスでゆるい空気が緊張感を増し狂気へと変わっていく展開が秀逸。

2003年のラストシーンで知るタイトルの意味。美しい田園風景が情景となった。激しく感動した。刑事を演じたソン・ガンホとキム・サンギョンが文字通りの名演。