グッバイ、リチャード!
プロット
アメリカ
08月21日 2020 劇場で
キスミー・グッバイ
プロット
アメリカ
10月05日 1985 劇場で
グッバイ・ラバー
プロット
アメリカ
10月02日 1999 劇場で
グッバイ、マザー
プロット
韓国
01月01日 1900 劇場で
グッバイ、ドン・グリーズ!
プロット
日本
02月18日 2022 劇場で
グッバイ・クルエル・ワールド
プロット
日本
09月09日 2022 劇場で
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グッバイ、レーニン!コメント(20)
テイストや題材のアレンジの仕方がすごく古い感じのものだったから1980年くらいに作られた映画かな?と思って観てしまっていたけど、2004年の映画なのか。びっくり。
結局母親がどの程度真実を知っていたのか、観客には最後まで明かされない。病院の看護婦などから聞いている可能性もあるかとは思う。個人的には大体のことん知ってて、それでも言わなかったんじゃないかなと。
母のために作り出した国家が、いつしか自分の理想になっていく。他国と対立してるなかで、自分たちが描く勝利というものがなんなのか、私には全く想像がつかない。
父親が亡命した理由を知った息子の複雑な感情。それは、母が東側に全て心酔していたわけではなく、東側の主義に心酔していたわけではなく、息子や娘を手放したくなかったという事実を認めると、これまで自分が行ったeffortが消え去るからなのか。ただ、自分たちを置いて亡命したと思った父が、仕方がなかったからなのか。
崩壊後、資本主義の波が容赦なく襲う。スーパーの商品はあっという間に西側製に。それでも古いビンを見つけ出しピクルスを詰めたり、TV番組まで製作して平穏を維持する。西側への憧れとの葛藤。母親への愛情。西に渡ってしまった元夫。
クライマッックスは、母親が一人で外出するシーン。程度は違えど、こうした急変に直面したときにどうやって人はそれを受け入れるのか、なんてことを考えた。ある程度、自分の都合のいいように解釈して、少しずつ現実を受け入れるのだろう。それが早いか遅いか。
母親は息子のおかげで救われた。ラストはなんかいい終わり方だった。
映像では効果的な花火!これが見事にこの映画を引っ張っていってくれます。レーニン像を移動するシーンも不思議と震えがくるほどの美しさです。
映画全体を通して、資本主義がいいとか社会主義がいいとかの思想のプロパガンダは一切無く(良い所、悪い所の両者をしっかり描いている)、むしろ思想はどうあれ世界が平和であるようにという祈りが込められていて、民族統一を願う家族愛を中心に描かれていることに好感度大です。
【2004年4月映画館にて】
ママが部屋から出ちゃうシーンとかドキドキしたし、結構見ごたえある。
ママに嘘をつきつつ、それが自分の精神を保つためでもあるというところがまた人間らしい。
ママは本当に信じてたのかな
母親の為に体制存続を演じる息子は、暖かく、ある意味では残酷です。
その息子の演技に仕方なくも付き合ってくれる優しい人達は、ハタから見たらやっぱり滑稽だと思います。
そして、ラストのロケットの打ち上げシーンで少し涙が出そうになりました。
肩肘張らず何にも考えなくても観れる映画だと私は思います。そのくらい分かりやすい。
けど、深いんです。
ドイツ映画史に残る名作だと思います。