グッバイ、ドン・グリーズ!

7.2/10
合計20件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   95分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   いしづかあつこ
劇場で   02月18日 2022
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 174

レビュー  |  共有する 

グッバイ、ドン・グリーズ! プロット

テレビアニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」の監督・いしづかあつこ、アニメーション制作・マッドハウス、キャラクターデザイン・吉松孝博が再結集したオリジナル劇場アニメーション。東京から少し離れた田舎町。農家の1人息子ロウマは周囲と上手くなじむことができず、同じように浮いた存在のトトと2人だけのチーム「ドン・グリーズ」を結成する。やがてトトは東京の高校に進学。地元の高校でひとりぼっちになったロウマは、ある事情でアイスランドから日本にやって来た少年ドロップと意気投合し、ドロップもドン・グリーズの一員となる。夏休み、ひょんなことから山火事の犯人に仕立て上げられてしまったロウマたちは、無実の罪であることを証明するため、その証拠となる空の彼方へ消えたドローンを探しに行くことになる。「鬼滅の刃」の花江夏樹がロウマ、「進撃の巨人」の梶裕貴がトト、「ハイキュー!!」の村瀬歩がドロップの声を担当。

グッバイ、ドン・グリーズ! オンライントレーラープレイ

グッバイ、ドン・グリーズ! 俳優

グッバイ、ドン・グリーズ! 写真

グッバイ、ドン・グリーズ! Related

マッチングオンラインで映画を見る
マッチング
プロット  日本
02月23日 劇場で
このハンバーガー、ピクルス忘れてる。オンラインで映画を見る
このハンバーガー、ピクルス忘れてる。
プロット  日本
02月16日 劇場で
劇場版 怪獣は襲ってくれないオンラインで映画を見る
劇場版 怪獣は襲ってくれない
プロット  日本
03月29日 劇場で
同感 時が交差する初恋オンラインで映画を見る
同感 時が交差する初恋
プロット  韓国
02月09日 劇場で
青春の反抗オンラインで映画を見る
青春の反抗
プロット  台湾
03月08日 劇場で
瞳をとじてオンラインで映画を見る
瞳をとじて
プロット  スペイン
02月09日 劇場で
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々オンラインで映画を見る
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々
プロット  日本
03月01日 劇場で
ラブリセット 30日後、離婚しますオンラインで映画を見る
ラブリセット 30日後、離婚します
プロット  韓国
03月29日 劇場で
大室家 dear sistersオンラインで映画を見る
大室家 dear sisters
プロット  日本
02月02日 劇場で
ヴィルオンラインで映画を見る
ヴィル
プロット  ベルギー
01月31日 劇場で

グッバイ、ドン・グリーズ!コメント(11)

Sihxgspmnko
Sihxgspmnko
絵が好みだって言う理由だけで、全く何の知識もないまま見に行って来ました。

「スタンド・バイ・ミー」的な映画ですね。

男の子3人の話なんだけど、何せタイトルがグッバイなんで…

面白おかしく描いているのに見終わったあと涙が出る、そんな映画でした。
Otcezincray
Otcezincray
ネタバレ! クリックして本文を読む
試写会にて鑑賞。メイン声優3人がジャンプ主人公を務めてきた花江夏樹さん、梶裕貴さん、村瀬歩さんとこの布陣だけでもアニメファンとしては鼻息が荒くなってしまいます(花澤香菜さんもジャンプヒロインなので鼻息マシマシです)。

この作品を観る前にいしづかあきこ監督の前作、「宇宙よりも遠い場所」を配信で見たのですがこれがまた面白くて、女子高生が己の力で南極を目指すという無謀にも近い夢を全力で叶える姿がとても美しかったですし、船上での辛さ、見下してきた人たちへのリベンジ、女子高生らしいワチャワチャと、とにかく隙のない面白さが詰め込まれていた傑作アニメでした。

その制作チームが再び集結して作られた今作。前作では女子4人がメイン、今作は男子3人がメインと配置が真逆になっているのも前作とは近い雰囲気を感じつつもまた違う冒険を観れるんだという興奮に浸っていました。

今作、一夏の小さいけれど壮大な冒険を短い尺でしっかり描いている作品でした。自然をバックにハイスピードで駆け抜けていくというアクション、それぞれが抱える葛藤、それに対して向き合い深める友情や絆、いざそうならないと気付かない「死」への感情、と様々なテーマを多くふんだんに詰め込んでありました。

ドロップの死が唐突に描かれるのもSNSなどで著名人から身近な人の死を知れてしまう情報社会の末恐ろしさを体現しているようでした。ドロップの病気の事は作中言及されませんが、そこに余韻が残されていてとても胸が苦しかったです。そこでドロップが髪を伸ばして寄付していた事をアイデアの一つにしてロウマとトトも髪を伸ばし、それを切って寄付し、そこで貯めたお金でアイスランドへと向かい、新しい冒険を始めるという展開もくどくなく程よいバランスでの場面転換でした。

ドロップとの出会いがまさかの電話ミスという偶然の奇跡、これがまたぶっ飛んでいながらも感情を揺らしまくってくれる素晴らしい伏線回収でした。国境を越えて友情を生み出すという、もう感動しちゃいました。背景の美しさも相まって涙がちょちょぎれてしまいました。

オリジナルアニメの新たな傑作です。ぜひ劇場へ。

鑑賞日 2/8(試写会にて)
鑑賞時間 18:30〜20:10
座席 E-8
Niupremsrase
Niupremsrase
少年たちのロードムービーものとしてよかった。
どこに向かうか予想のつかない展開にハラハラドキドキ。
自分が大切にしたいこと(宝物)の大事さとか、友情の有り難みドロップ、人の事情を知らずにあざ笑う「狭い町しか知らないクソガキ」たちの醜さとか、世界が広くて狭いとか、少年たちに伝えたいいろんな想いがぎっしりと。

最後のカラクリは「無理矢理すぎないか?」と思わなくもないですが、ドロップがどうやって二人のところへ辿りついたのかということまで想像すると、じんわり染みてくるものがありました。
Kpssmnghoxi
Kpssmnghoxi
東京国際映画祭で2021年に鑑賞
早くも2022年ベストが決まっちゃったかもしれない

以下、ネタバレをしないように抽象的に語ります

この映画は詩であり旅であり哲学であり思索であり物語だ
誰もが抱える内向的な自我は、小さな映画館を誰も観たことがない世界へと誘ってくれる圧倒的な広さへと昇華される

“完璧“な作品というよりは、“満点“の作品

物語としてはあらすじはスタンドバイミー、内実は銀河鉄道の夜、だけどさらにその先へ向かう物語に

声をあげて笑いドキドキし泣きながら笑顔になる、誰もがあの頃に帰る、そんな傑作
Ecomcxdtbei
Ecomcxdtbei
プレミア上映会で一足先に鑑賞。

「宇宙よりも遠い場所」で心臓をガッツリ掴まれており、そのチームが新作を発表するとのことで興味深々だった。

ネタバレ厳禁であるため内容に極力触れずに言うと、伏線の貼り方と回収がすごい。バランスが良いと言うべきか。

小さな伏線をこまめに落としておいて、それを回収しつつドデカい花火玉を混ぜ、爆発させる。といったイメージ。この作り方には驚いた。その爆発に巻き込まれたのか、周りでは泣いている方がチラホラ。

ただ、採点が低い理由として、鑑賞者置いてけぼりのシーンが2箇所あった。「笑い」「怒り」の表現にそれぞれ違和感が残る。そのうち「怒り」はかなり重要なシーンなので書かない。

「笑い」は、それほど笑えない内容で異常なほど長々と笑うシーン。私の感覚がおかしくて、彼らに取って大爆笑な出来事だったとしても、こんなに笑っているシーンを流す必要があるのか、と疑問が浮かんだ。ここは結構辛くて、鳥肌が立った。

良い意味で感情をガッツリ揺さぶってくれた「宇宙よりも遠い場所」を鮮明に覚えているだけに、上記の通り乗り切れなかった点で満足とは言えなかった。

とはいえ、前述の伏線や物語の構成、そして圧巻の背景描写には頭が下がって上げられない。特に背景描写に関してはこれだけで鑑賞する価値があるのではないかと思わされるほどだ。美術さんすごい。

あと、蛇足っぽくて嫌だが、重要だと思ったこと。

声優さんが著名な方なので子供達が観たがるかもしれない。ところが本作は監督も仰っている通り「哲学」や「人生」に触れているものだ。あらゆる経験が不足している子供達ではあまり話についてこれないかもしれない。

実際近くの席で、泣いているお母さんに息子さんが「なんで泣いてるの? 泣くとこあった?」と手厳しい一言を投げかけていた。

あまり深くは書かないが、「誰と観るか」が非常に難しい作品だ。お子さんと行くより旦那さんと行くことをオススメしたい。

一般公開は2月18日。私がもう一度観るとしたら、やはりソロだろうか……