武士の一分(いちぶん) プロット

「たそがれ清兵衛」「隠し剣
鬼の爪」に続く、原作・藤沢周平×山田洋次監督による時代劇3部作の最終章。東北・海坂藩の下級武士、三村新之丞は剣術の腕を認められながらも藩主の毒味役に甘んじていた。そんなある日、新之丞はいつも通りに昼食の毒味をしたところ、赤貝の毒にあたり、失明してしまう……。原作は「隠し剣秋風抄」所収の「盲目剣谺(こだま)返し」。

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武士の一分(いちぶん)コメント(20)

dovglf
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檀れいが強烈に魅力的。
その圧倒的な美貌。演じる役どころの加世、一途に夫を思うその姿は世の男性を虜にする。金麦がCMに起用するのも当たり前。
この映画ではキムタクがいるのでごまかされているが、金麦のCMはそうもいかず、嫉妬に狂う世の女性の反感をかいまくっているようだ(笑)
本作、彼女の映画デビュー作なんですね。あー私も彼女に薬を飲ませて欲しい。なぜか悪役島田が羨ましかったりする。
女性はキムタクで夢をご覧ください。しかしキムタク主演ってなんか映画の感じがしない。私だけ?
npnnsee
npnnsee
おめぇの煮物の味忘れるわけねぇ。
毒味役だもの。
最後のシーンが良かった。

赤つぶ貝の毒はテトラミン。
enxsla
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ネタバレ! クリックして本文を読む
総合:80点
ストーリー: 75
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 70

何をやっても同じ役柄しか演技できないといわれる木村拓哉だが、今回は失明してからの抑えた演技は悪くなかった。だがこの映画の主役は、彼を支える献身的な妻を演じた檀れいではないだろうか。「隠し剣 鬼の爪」の松たか子といい、「たそがれ清兵衛」の宮沢りえといい、山田監督の東北時代劇三部作に登場する女は、みんな不幸の影を背負いながら実に献身的で魅力的だ。今回も彼女の清らかな誠実な心に胸打たれて感情移入してしまった。
物語のほうは、失明して家庭が荒れた後に静けさを取り戻す過程と、上司の島田に騙されいいようにされて怒りを示すくらいまでは良かったのだが、その後の話がとんとん拍子に進んでしまうことはあっさりしすぎのように思えた。おそらくは家人が世話をしていたのだろうが、檀れいは何をしていたのかとか、もうちょっと追いかけて描いてくれてもよかったのでは。
swgjrhg
swgjrhg
ストーリーはクソつまらん胸糞が悪くなるものだが、キムタクの演技が凄いのでそれだけで見る価値あり。
キムタクがキムタクに見えない、これ最高の褒め言葉。
武士にしか見えないのだよ、目を見開いた盲目の武士の一分を見事に演じる姿は、やはり、キムタクは時代劇向きだと思う。
果たし合いの勇姿もさすがだが、佇まいから所作の一つ一つまで、武士そのもの。
無限の住人も良い演技なので是非これからも時代劇に出て欲しいものだ。
山田の三部作で一番良い、たそがれよりもはるかに良い、キムタクの演技がいい。
そういえば三部作はストーリーが全てダメだ。

いずれ吉沢亮が大河で宮本武蔵するだろうから、その時には脇を固めて欲しいものだ。
zgykigg
zgykigg
そんな役を演じられる役者がまた逝ってしまった…。合掌。

「島田は品格がなければいけない」と監督が坂東氏にオファーしたと、坂東氏のインタビューで読んだことがある。
下世話なセクハラ上司。TVドラマのように「お主もワルよのぉ」「ゲへへへへ」ではないのである。憎ったらしい悪役が最後に成敗されて、メデタシメデタシではないのである。
昼のメロドラマなら、中途障害者になってうっ屈した日々を送っている夫より、品格があり親身になってくれる上司になびく妻、でも、やっぱり夫への情がたちきれない…という展開もありだろう。
だが監督が描きたかったのは違うらしい。

基本密室劇。新之丞は動かない。 新之丞と加世の日々。そこに徳平が絡む。
下級武士。島田ほどの品格・格式はない。でも夫と妻の立場は明確で現代劇のようなべたべたのやりとりはない。歯がゆい。まだるっこい。正直、おままごとを観ているみたいだ。生活状況はひっ迫しているはずなのに。もっと葛藤していいはずなのに。役者の演技力の問題?あえての演出?
だから「命をかけて守りたい一分」と聞いても今ひとつピンとこない。
何かに、例えば自分の生き方に区切りつけたかったんだろうな。
応じた島田の方が、自分の生き方に決着付ける為にこの果たし合いを受ける覚悟のようなものがすっきりとくる。
「武士の一分」て、新之丞だけのことではなく、島田の一分でもあるんじゃないか?
だとすると、やっぱり品格がある悪役じゃないと映画にならないんだなと思った。

と、坂東氏ばかりを讃えているが、木村氏も見直した。
目が見えなくなってからの視線にビックリ。殺陣の場面でもそうですが、眼球が動かない。突然の音にびっくりするのでも、体は反応するのに、視線は動いていない。すごいなあ。
ある雑誌記事で、木村氏はスチール撮りでも、フラッシュで瞬きしない、目が赤くならないで、撮り直しが極力少なくって現場は助かるという話を読んだ。そんな自律神経や動物としての反応までコントロールできるなんて、プロですね。
それに他の若手役者みたいに着物に着られていないし、殺陣も様になっていました。

新之丞、加世、徳平の絶妙で軽妙なかけあいで綴る日常。だのに、木村氏ばかりが方言話していたかのような印象。やっぱり音感良いんですね。
とはいえ、アンサンブルなのに、木村氏だけ前に出てしまうバランス感覚には疑問。ハーモニーにしてほしかったかな。
音響の問題なのか?木村氏のスケジュールが立て込んでいて、雰囲気をならす時間がなかったのか?木村氏は与えられた仕事を、周りは見ずに自分目線で完ぺきにやって、終わりみたいな。
木村氏だけの演技を観るとうまいなあという感じなのだけど、他の共演者とのバランスが悪い。台詞も巧妙なんだけど、木村氏だけが飛び出す絵本みたいに存在を主張しすぎているというか、一人芝居みたいになっちゃっていると言うか。それで”俺様”っていわれちゃうのか?
そんなバランスの悪さからも、夫婦の日常がおままごとみたいで、夫婦の情愛をあんまり感じられなかった。だから妻の為というより、寝取られた男の一分のための決闘に見えてしまう。
残念。

笹野氏は言わずもがな絶品。

虫よりも軽く扱われる下級武士。だからこそ見せたい意地。

原作未読。前2作も未視聴。いわゆる昔の時代劇とは違うけど、良品だと思います。