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動く標的 プロット アメリカ 07月14日 1966 劇場で
窓のしずくと動く赤ん坊 プロット アメリカ 07月07日 2001 劇場で
ぼくたちの奉仕活動 プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
炎の城 プロット 日本 10月30日 1960 劇場で
男の城 プロット アメリカ 01月02日 1955 劇場で
スエーデンの城 プロット フランス 09月18日 1964 劇場で
ハウルの動く城コメント(20)
宮﨑駿の男気。
帽子屋ソフィー。まだ若い。荒地の魔女の意地悪な魔法で一瞬で老女に変えられてからは、住み込みの家政婦(掃除婦)としてハウルの動く秘密の城で働く。
この城が主役と言っていいだろう。この城は、ハウルと秘密の契約をしている火の妖精(悪魔)カルシファーが魔法で動かしている。
小さな暖炉がなんとも言えずいい。
蒸気を吹き出しながら
巨大なビルがのっしのっしと
鳥の脚のような細い脚でゆっくりだが、ぎこちなく歩く様子がなんとも言えない。
ストーリー的には、特になにもないかもしれない。
戦争が起きており、夜な夜なハウルは、闘いに出かける。
なぜ始まったかは分からず、ただ消耗するだけの日々。
戦争があっても、人々の経済活動は、行われるし、生活の営みはある。
人は、魔法によらなくても、年をとる。
荒地の魔法使いのように魔法で、多少年齢をごまかすこともできるが、本当の年齢はごまかせない。
王宮への昇り階段を、ソフィとヒンと荒地の魔女が頑張って登るシーンがなぜか好きだ。ソフィは、荒地の魔女に対して敵意しか持ってないはずなのに、みなに対して優しい。
ソフィは、若い頃は、地味でたいして可愛くもなかったが、老婆になってからは、どうにかして元の姿を取り戻そうと、ハウルの城に住む。
マルクルという魔法使いの弟子がおり、カブ頭というかかしがおり、火の妖精がおり、心は若い女性の老婆ソフィがいて、美形の魔法使いハウルがいる。
そこに魔法の力を失った荒地の魔女と
犬のヒンが加わる。
湖。
街。
荒地。
ラストアクションファンタジーといっていいかも。
少年少女が多かった主役級の年齢も上がっていきますが、ファンタジー要素が強い今作ではもうちょい年齢を下げても良かったかもしれません。何歳位の人を視聴対象にしたのか判り難い。
声優に関してはハウルはOK(私的にキムタクファンなのでw)。
キャラでは炎のカルシファーが良いですね、気に入りました(^ω^)
ハウル役の木村拓哉さんもちゃんと演出されていていつもの間とは違う感じで良かったです
ヒロインの倍賞千恵子さんはどうだったか
うーん
とても面白かったですけど
もう宮崎駿監督の映画を観ない方がいい思い出になりそうだと感じたので
ポニョや飛行機のは観てません
プロの声優を起用するしないは製作者の自由なんですけど、その理由が噴飯物だったので、やっぱり観なくて正解だったと確信しました、よくあるアニメ声は声優が演じてるからなので普通の声を出すように演出すれば問題ないでしょ
ここに出てくるキャラって現代人を象徴してるみたい。
■ハウル=若者
外見ばかり気にして中身はヘタレ。
掃除は出来ない、お湯の無駄遣い、浮気性。
■マルクル=子供
好き嫌いが多く、食事のマナーを教わっていない。
■荒れ地の魔女=老人
見栄っ張り、介護が必要、ぐずる、ずる賢い。
■ヒン=老犬
言うことはきかないし手間がかかる。
ハウルが「わが家族はややこしい者ばかりだ!」って言いますが
まさにその通りw
こんなキャラとシェアハウスしているソフィーですが、
彼女は誰にも優しく接します。自分に魔法をかけた魔女にさえも・・。(カルシファーは殺しかけたけどww)
【外見よりも内面が大事】ということが隠れたメッセージなのかも。
ソフィーが時々若返ったりするシーンがありますが
その時はソフィーが無意識(睡眠中)だったり、前向きな自分になっているとき。自信が無い自分の時、老婆なのです。
最後元の姿に戻れたのは自分に自信が出来たから・・だと思います。
そして戦争。
最後のマダムサリマンの言葉「くだらない戦争はやめる」
そもそも何故隣の国と戦争になったのは具体的に描かれていないので謎ですが、
そんな簡単に戦争やめれたんや・・(;´∀`)あっけらかんだゎ。
もう1つメッセージ性はジブリらしく・・というか宮崎駿らしく
【戦争はダメ!ぜったい!】でした。
私はそんな風に受け止めました。
若い頃は理解するのが難しかったのですが
歳を重ねてから観ると、また気付かされたりしますね。