石ノ森章太郎の漫画を原作に1974年に放送され、99年にも新作が放送された特撮ロボットドラマ「ロボコン」シリーズの20年ぶりとなる新作劇場作品。町の中華屋・全中華に、ロボットスクールから来たお手伝いロボットのロボコン。トルネード婆々のもとへ出前を届けに行く途中、ロボコンはうれしさのあまりに注文のタンタンメンが入ったオカモチを振り回してしまい、タンタンメンがすっかり汁なしになってしまう。この汁なしタンタンメンをきっかけに、ロボコンの恋するロビンをも巻き込んだ地球規模の大騒動に発展してしまう。アニメ映画「人体のサバイバル!」と、短編アニメ「スプリンパン
まえへすすもう!」が同時上映。
がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻コメント(10)
ロッキーホラーショーでさえ、冒涜的な映像暴力からもうっすらとストーリー性を見出すことが可能で、ゆえに意味不明ではあったものの楽しんで観ることができた。しかしこのロボコンは一抹の楽しささえ感じさせることなく、慄然たる狂気の振る舞いをもって、なぜ私が正気を保ったままでいられるのか運命を呪わずにはいられないほどであった。
と、おどろおどろしく語りたくなるほどにおかしなものだった。
物語は中華料理屋に突然ロボコンが現れるところから始まります。この導入部の段階で出演者のオーバーアクションやカメラが寄ったり引いたりを繰り返す、初代でもやらなかったような古風なカメラワークを多用しており、かなり意図的にチープな画面作りに徹している様子。
ロビンちゃんが登場するあたりからその流れは加速、というか暴走し、悪夢に登場する怪物のごとく異形の者に変貌し、ロボコンやヒロシを蹂躙するロビンちゃんの姿に爆笑。しかしこれでいいのか土屋希乃さん。今後のフィルモグラフィに本作が刻まれることを考えると、ちょっと気の毒に思ってしまいました。脚本の浦沢義雄さんももう少し手加減してあげて…。
なお本作は、コロナウイルス感染拡大の混乱の中で撮影しているため、出演者の制作時のコメントを読むとその苦労が垣間見えて、色々と感慨深いものがあります。例えば本作は全てアフレコで撮影しているということで、ヒロシ役の屋鋪琥三郎君などは微妙に口の動きと台詞が合っていないところがあって(でも力演が光っていた)、それが画面のチープさを一層増すことになっています。しかし、これも感染対策の一環として急遽採用された手法とのこと。このように現場で創意工夫しながら作り上げた作品として、今後の映画制作の資料としても価値ある一作となりました。
ガンツ先生がガイ先生(ナルト)の声優繋がりでピッタリなのはいいのですが着ぐるみじゃなく人形なのが微妙💦
ロビンちゃん色々と変すぎて滅茶苦茶
(顔がでかくなって光線放つ)
ロボコン以外のロボットがいないのは全然足りない💦
続編望む‼️