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河童の女 プロット 日本 07月11日 2020 劇場で
冬の河童 プロット 日本 11月11日 1995 劇場で
東京河童まつり プロット 日本 08月31日 1951 劇場で
神童 プロット 日本 04月21日 2007 劇場で
悪童 プロット 日本 06月12日 1966 劇場で
河(1997) プロット 台湾 08月08日 1998 劇場で
河童コメント(3)
河童とのエピソードが進まぬうちはノスタルジーを感じさせるけど、河童の造形とファンタジー色がすべてをつまらなくしている気がする。そうか・・・河童は40年経っても生きていたんだ。
環境破壊へのメッセージなんどをもっと入れてくれればいいのに、最後はUFOで飛び立っちゃうんだからなぁ・・・藤竜也が来るまでの約束がかれを突き動かしたってことか・・・
「米米クラブ」のメンバーの一人が監督したということですが、本当に撮るの初めてなのかというくらいの仕事っぷりをしているとは思います。ちゃっかりエンディング付近で自分たちの曲を流しているのは気になりましたが。
作品としては和製版「E.T」のような感じで、懐かしき昭和の雰囲気を見せておく割には設定はやたらSFチックな感じ。なんていうのかあれだけ童話のような話を見せてくれそうな流れだったのにいきなりのこの設定には違和感がありました。最後のあの展開もいろんな意味で驚き。さすがに吹っ飛びすぎな気がします。
昔にはいっぱいあったであろう村の守り神だとか祟りだとかの良さや面白さを存分に魅せるような素振りをしておいてあまりそのテーマを前に出さずとどこか勿体ぶった演出も個人的にはあまりいい印象を持てなかったです。
その気はないのかもしれませんがそれならそれで、それらの要素をごっそりと省くことをしてほしかった。とにかく作品全体として一線を越えるよなことをせずに終わってしまったといった感じです。
ただ陣内さんの熱血があるようでどこか落ち着いた感じの演技や藤達也さんのどこか重い宿命を背負ったような演技はとてもよかったです。特に最後の藤達也さんの場面はとてもすごかった。
あと当時としては最先端のCGを使ってるそうで、その甲斐あってか河童のCGは割とよくできてると思います。そのCGに違和感が感じられないような編集も好印象。
こども向きの映画にはなかなかいいと思います。今見ると古さがかなり痛手に出ているとは思いますが・・・。