50% 欲しいです,合計 145
レビュー | 共有する
希望 プロット トルコ・スイス合作 04月24日 1985 劇場で
ズール戦争 プロット アメリカ 06月10日 1964 劇場で
戦争プロフェッショナル プロット アメリカ・イギリス合作 03月16日 1968 劇場で
希望の星 プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
希望の樹 プロット ソ連 08月04日 2018 劇場で
希望の街 プロット アメリカ 11月13日 1992 劇場で
希望ヶ丘夫婦戦争コメント(1)
この作品は、ウルトラマン・シリーズで有名な実相寺昭雄監督が70年代に書いた小説をもとにしていて、以前、日活ロマンポルノ時代に映画化はなされている。つまり、けっこう古いストーリーなんだが、ED(男性の勃起不全)というのが以前より増えている、という現状があるせいか、まったく古さを感じない、今風の映画になっていたことには、少し驚いた。
EDの夫をなんとか立ち直らせようと、風水やコスプレをする、さとう珠緒の可愛らしい演技が見どころなのだが、意外に面白いと感じたのは、夫・宮川一朗太が、まったくセックスに興味がないわけでない、ムッツリスケベ、という設定だ。原作どおりの設定にしても、妻には何も感じず、他の女に性的なものを感じる、というのは、EDと言っても男のワガママ、という裏話が見え隠れするのは、ある意味今風に感じた。実際、妻に興味を示さない旦那さんは増えているようだし...。EDなど心配ない男への警鐘のようなものを感じる作品だった。
ただ、他のキャストへのストーリーの広がりはなく、演出もそれほど面白いものもないので、主演の二人に興味がない人には、ちょっと見ごたえは薄いかもしれない。珠緒が脱ぐ、なんてことになっていたら、話題性で人が来ていたかもしれないが...。
個人的には、映画用特殊メイクの作業場に、原作者の実相寺らしい風情があって、懐かしさを感じた。実相寺のテイストは、ファンとしては永遠なものであってほしいと思う。