娘は戦場で生まれた プロット

内戦の続くシリアでスマホで映像を撮り始めた女学生がやがて母となり、娘のために生きた証を残そうとカメラを回し続ける姿を捉え、カンヌ国際映画祭など各国の映画祭で高い評価を得たドキュメンタリー。ジャーナリストに憧れる学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホで映像を撮り始める。やがて医師を目指す若者ハムザと出会い、夫婦となった2人の間に、新しい命が誕生する。多くの命が失われる中で生まれた娘に、平和への願いをこめて「空」を意味するサマと名づけたワアド。その願いとは裏腹に内戦は激化し、都市は破壊され、ハムザの病院は街で最後の医療機関となる。明日をも知れぬ身で母となったワアドは、家族や愛する人のために生きた証を映像として残そうと決意する。第92回アカデミー長編ドキュメンタリー賞ノミネート。

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娘は戦場で生まれたコメント(20)

iiftxbm
iiftxbm
シリアの現状は世界中に知られているにもかかわらず、誰も助けない。私も映画を見るだけで、心を痛めても具体的には何もしない。日本の近い将来も同じような状況になるかもしれない。世界中で有り余っている武器を消費する場所が必要なのだ。利用価値がなくなった後の日本が、その場所に指定されるかもしれない。その時、世界は日本を助けない。誰も助けない。武器商人と投資家たちが「もういいだろう」と納得するまで、破壊し尽くされる。金と命が交換された後、辛うじて生き残った人たちは果たして幸運なのだろうか…
oyvhsa
oyvhsa
2月の公開初日に鑑賞。
上映後に、監督でありサマちゃんの母でもあるワアド・アルカティーブさんがスカイプで生出演してくださいました。
「シリア内戦」と書かれることが多いが
「内戦」では無く
「シリア紛争」であると訴えてらしゃいました。そして、各国の政治的判断の出来る方に会ってお話しをしていくとも仰ってました。

2012年から2016年の、シリアの都市アレッポの出来事の完全ドキュメンタリーを編集した作品。
当事者である彼女達も 
「私たちも(なぜそのような行動を取ったのか)わからない」
「今もあの行動が信じられない」と言っていましたが、確かにあの決断を理
解することは非常に難しい。
けれどあの場所を生きた人々の決断をとやかく言うことは出来ない。
作品中盤でこれまでに見たことのない光景を目の当たりにし固唾をのみました。そして、奇跡を見ました。
同じ映像を繰り返し流すところがあり、作品として世に出すのであれば、もう少し上手く編集してもよいのかなぁと個人的に感じるところもありました。
勿論、それによって彼女が訴えたかったことがぶれる訳ではありません。

シリアの紛争は、難民を産み、難民問題を抱える欧州の極右勢力の台頭を許す一因にもなっています。

全国各地で上映を再開しこれから上映する映画館もあるようです。
かなり生々しいシーンもありますが、彼女達の決断、守りたかったことをスクリーンで是非ご覧いただきたいなぁと思います。
igwpoqb
igwpoqb
内戦が激化するアサド政権下シリアの戦地アレッポに住む民間人の女性が撮った戦場のリアルな姿を写したドキュメンタリー作品。

嘘偽りの無い本物の戦場の姿がそのまんま写されている。街が爆撃される瞬間、建物が吹き飛ぶ瞬間、人が死ぬ瞬間、殺された人達の死んだ姿、「北斗の拳」さながらの世紀末のような雰囲気のアレッポの街。しかしこれは漫画ではなく全てがリアルに起こった実際の映像。目を塞ぎたくなるくらいショッキングな現実の嵐。政府の容赦ない攻撃に怯え爆撃に合わないことを祈ることしかできない民間人達の恐怖に、手が届きそうなくらいの臨場感だった。

シリアで起きている悪夢のような理不尽な現実を知る良い機会。
ntsziqs
ntsziqs
知らな過ぎる…と見終わった後
自分が恥ずかしくなりました。

国中どこに行ってもほとんど日本人で
どこに行っても安全で安心。
それが当たり前。
でも今この時も、世界のあちこちで
理不尽な紛争があり、罪のない
子供達、市民が犠牲になっている
ことを忘れてはならないと感じました。

紛争の地に、我が子を連れて
戻った両親になぜ?と思いましたが、
ほぼ1民族、ほぼ仏教徒、ほぼ1言語の
私たちに良い悪いとは、言えないのでは
ないでしょうか。
彼らの思いは、もっと崇高な気高い
思いを貫いたのではないかと思いました。
うまく表現できませんが…^^;

同じ人間同士で、ここまで無残な事が
できるのかと、憤慨というよりは
悲しみで胸がいっぱいになりました。
どんなに悲しくても、酷くても、
それでも、日が昇り、今日が来る。
そんな毎日を生きる術は、
家族や友人の笑顔だと感じました。
何よりのパワーになると。
悲しみ以上に、勇気ももらえた作品です。

見なくても、知らなくても
生活していけるかもしれません。
でも、こういった映画との出会いで
知ることができ、理解できる。
こんな私にでも、何かしら
寄り添う事があるはずと、
気づかされ、考えさせられました。
advpqev
advpqev
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一方的な意見も含まれているので、この映像が全てでアサド政権が全面的に悪いなんて思わないけど、爆撃や病院に運び込まれる負傷者の様子はすざまじい。
撮影器材もハンディカムや携帯電話で素人が撮っているので手ぶれが酷いし、爆撃の音がしてビクっとしてそちらにカメラをターンするという超絶にリアル、臨場感が半端無いです。
アレッポの街が包囲され、物資が入ってこなくなり、どんどん住人が街を出ていく。直ぐ近くまで爆撃が迫っているのに、それでも陽気に日々を暮らす人達。最後に1つ残っていた柿をもらったと喜ぶおばちゃん。何故か肌の色艶がいい。
柿を食べたいから戦争を止めて欲しいと願う(((^_^;)
日々攻撃が酷くなり、病院まで標的にされ、人道的見地からも憤りを感じる。
『プライベート・ウォー』で観た景色と同じ…人が住める状態ではない。水道も止まって水が出ない。病院の床は清掃も出来なくて、そこに怪我人が運び込まれるので、まさに血で血を洗う有り様だ。
最も印象的な場面は、ついにアレッポを出ることになり、柿のおばちゃんともお別れ…あんなに明るかった人だが、やはり別れは辛い。ピカピカの肌に涙が一筋。それを幼い娘が小さな手で拭う。どんどん綺麗な肌が汚れていく。何故なら娘さんは手を洗ってないから。
爆撃の音にも動じず寝ていた娘サマ…無事に成長して、この映像を観ることが出来るのだろうか?果たして何を思うだろう?
現実に戦争は続いているのだと言うことを、同じ時代を生きる者として改めて実感させられた…この映画が存在する意味は大きいと思う。