マリアンヌ・フェイスフルの検索結果、合計28(0.001526秒かかります)。

Ogpsnsxhmikのレビュー:やわらかい手

3 years ago
35年振りに観るマリアンヌ・フェイスフルのおばさん演技に感動する。題材はキワモノだが、中味は立派な人間ドラマ、そしてラストは「男と女」も顔負けの恋愛映画。ゆっくりした流れの映画タッチとフェイスフル女史の足どりが合っている。日本の性風俗からヒントを得た商売が主人公を救う手段になる物語の根本は、「フルモンティ」から続く逆転人生応援のイギリス映画伝統のスタイル。真...

iiftxbmのレビュー:いつか晴れた日に

3 years ago
奔放な(多感)マリアンヌと真面目な(分別)エリノアの乙女な恋愛模様。 マリアンヌがウィロビーに出会うシーンなんてきゅんきゅんしすぎて少女漫画かと突っ込みたくなった。 でも、この時代は結婚は生きるか死ぬかの話なんだよなぁと。 ヒュー・グラントが既にヒュー・グラントで(?)安心して観ることが出来た。

dfqphzのレビュー:燃ゆる女の肖像

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 静かに強烈な映画で全て正確に頭に刻印されました。 美しいブルーの海から、静物画の世界に観客を放り込んでしまう監督の技が素晴らしい。台所、パン(到着後、空腹のマリアンヌが食べてたのすごく美味しそうだった)、チーズ、ワイン、銀食器、グラス、パイプ、暖炉、蝋燭、本(オルフェの話が、後にマリアンヌが描く絵と共にすごく効いていた)...

oyvhsaのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
パリの恋人達が全て、こんなに絡まってるのかしら・・それも狭い人間関係図の中で・・ マリアンヌやエヴが友達だったら間違いなく説教しますね!(笑) 雪の中で同級生とはしゃぐジョセフ・・ ママにも見せない笑顔が少し・・切なかった ・・この先もマリアンヌやエヴに絡まらされてしまうアベルだと思います・・ が、繋がれたジョセフの手だけは絶対に離さないで欲しいなぁ☆

nuqwciのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 取り立てて魅力的でもない、平凡で優柔不断なだけの男(失礼…)でも恋物語の主人公になっちゃうんだなぁ。 恋愛の縺れかたは実にフランスっぽく、恋愛模様においても感情を共有するというよりは、個人主義が貫かれていた。 個人的にはマリアンヌの息子の毒のある嘘が、互いに何を考えているのかよく分からないぼんやりとした男女の展開にスパ...

dovglfのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
主演・監督ルイ・ガレル。 (おお、「グッバイ・ゴダール!」以来だな。髪がふさふさなので、最初分からなかったぞ。あの時は”負けた!”と思ったよ。(何に負けたと思ったのかは、男だから言わない・・。)) ールイ演じるアベルを振り回す二人の女性ー ・3年間同棲した、キャリアウーマンのマリアンヌ(レティシア・カスタ) ・少女の頃から、アベルが好きだったエヴ(リリーロ...

fgfmqgkのレビュー:燃ゆる女の肖像

3 years ago
女性の人権や自由が男性より低く見られていた18世紀末のフランス。伯爵家の娘エロイーズは親に縁談を決められる。画家の父親と同じ職についたマリアンヌは慣例にならい父の名で作品を発表している。そんな2人が、見合い用肖像画の制作を通じて出会い、芸術を愛し自由を渇望する互いの魂に触れ、恋に落ちる。 監督・脚本のセリーヌ・シアマは、やはり女性同士の恋愛を扱ったデビュー...

uslhjdのレビュー:気狂いピエロ

3 years ago
自由奔放なマリアンヌに恋してしまうのは分かる気がする。 でもそれは危険なこと。 深読みすると、自由な意思を貫くのはけして簡単ではなく、自分の気持ちを最優先にするために、略奪、暴力、殺人。まるで今の時代のテロと似てる。 マリアンヌにピエロと呼ばれる彼は彼女といるのが正解なのか、家族がいるべきだったのか。 単純で、綺麗な、メルヘンチックな世界にも見える映像...

ivzmxmgのレビュー:やわらかい手

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 伝説の女優として、恋多き女として、波乱の人生を歩んで来たマリアンヌ・フェイスフル。彼女のトボトボと歩く姿。人には話せず困惑する辺りや吃驚する顔、息子に責め立てられ苦悩する姿。それら全て彼女の一挙手一投足こそが、この作品が一部分風俗産業を背景にしていながらも崇高な高みに到達する要因になっている。 本来は「あんな人の善い支配人...

xhljiflのレビュー:気狂いピエロ

3 years ago
フェルディナンはイタリア人の妻との平凡な生活に嫌気がさし、子供達のベビーシッターとして家に来ていたかつての恋人マリアンヌと逃亡する。その場しのぎで行き当たりばったりの逃避行を楽しむ二人だったが、奔放なマリアンヌはフェルディナンの言動に苛立ち始め二人の関係が少しずつ色褪せていく。 半世紀以上前の映画なので正直相当チャチでデタラメでアホくさくて退屈。実際客席の...

cezgimのレビュー:気狂いピエロ

3 years ago
随所に詩的表現や絵画のカット、原色を美しく使った場面など見て感じて楽しむ芸術性高い映画。 ストーリーはフェルディナン(ジャン=ポールベルモント)が退屈な結婚生活から逃れ昔の愛人マリアンヌ(アンナカリーナ)と逃避行の末、裏切られ彼女を銃殺してしまい、自らも爆死してしまうという比較的分かり易い話。 ロードムービーの中に詩や絵画、ミュージカル要素があり巨匠の作品ら...

jtlydlのレビュー:いつか晴れた日に

3 years ago
19世紀、イギリス貴族の一般的な結婚観に縛られた様々な男女の物語。 ダッシュウッド卿は亡くなる際、息子のジョンに、後妻と3人娘、エリノア(エマ・トンプソン)、マリアンヌ(ケイト・ウインスレット)、マーガレットの面倒を見てくれと頼むが、ジョンの妻にイロイロ反対され、彼女たちには500ポンドしか遺産が渡らなかった・・。 ・エドワード・フェリス(ヒュー・グラン...

myegvymのレビュー:美しき諍い女

3 years ago
人は死の瞬間に人生のすべてを回想する、同じように一枚の絵画でその人の全てを表現できると信じる老画家と美しいモデルの物語。 完成した作品は、当然、封印される。 それを理解できるのは作者とモデルしか存在しないのに。 そして、自分の全てを知ったマリアンヌは生きる意味を失ったのか、復活したキリストのように生きるのか。 良い作品は自分の目のようにカメラが動く。

dbnjfoのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
自由な恋愛観、なんともフランスらしい。 有名人の不倫がこれだけ問題になる日本ではあり得ないでしょうね。個人的にはフランスが羨ましいです笑 男と女の関係でも ・カラダだけの関係 ・恋人 ・愛する人 ・夫婦 ここの線引きって夫婦以外は難しいと思う。男女の気持ちって変わっていくから。 エヴのストーカーともいえるほどの、アベルに対する熱い思いも、手に入ってしま...

Oksmxgsihpnのレビュー:恋する遊園地

3 years ago
リュミエール賞主演女優賞受賞作「燃ゆる女の肖像」の公開で日本での認知度もさらに高まったノエミ・メルラン。前作で女性同士の恋愛に身を焦がす画家マリアンヌを演じた彼女が、今度は遊園地の巨大な遊具に恋する主人公ジャンヌに扮する。マリアンヌが知的で意志の強さを秘めた芸術家だったのと対照的に、ジャンヌはピュアでイノセント、気の弱さや脆さも感じさせる未成熟な女性。かけ離...

npuvhkrのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 物語は、遠くにエッフェル塔を望む景色から始まる。モーパッサンから嫌われた塔。しかし、もしという言葉が許されるなら製作者エッフェル自身が自費で作ったと言われている奇怪な存在がなければ...今のパリの景色が寂しくならないか? I had been living with Marianne for almost three y...

vjjfzzのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
「グッバイ・ゴダール!」でイケメン過ぎるゴダールを演じたのルイ・ガレルの監督・主演作。 まるで泡のように不確かな男女の関係。1人の男性と2人の女性、それぞれが一人称で語る身勝手だが素直な心情の吐露が痛くもあり、清々しくもあり。クールに突き放す、まさにヌーヴェルヴァーグ・テイスト! 男と女ってホント面白い。結局、追い求めているのは「愛」なのですね。 マリ...

cxhrwdmのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む いたいけな主人公アベル(ルイ・ガレル)が周囲に翻弄されるロマンティック・コメディ。 レティシア・カスタが、恋愛上手のフランス女性マリアンヌを余裕たっぷりに演じています。 なるほどね、熟練者は、エヴみたいにストレートに「あなたが好き、一緒にいて」とは、けっして言わないのですね。 ラストシーンではジョセフと手をつないでいるアベ...

yqcvotrのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む この作品内で描かれてる恋愛事情は決して共感はできないけど、まぁ理解はできる。上映時間も決して長くない為退屈に感じることなくあっという間に時間が過ぎてった。 主人公のアダムはマリアンヌに一度は二股を掛けられて、裏切られるものの中々彼女を諦めきれずにいる。 そのマリアンヌは恋愛体質なのか、一度に二人以上の者を愛してしまい、...

ppkjtwのレビュー:パリの恋人たち

3 years ago
浮気に関する感じ方は、日本人とフランス人とで大きく異なるようだ。倫理観の違いである。倫理観は、人間はどうあるべきかを考えるものであるより前に、人間とはどういうものかを考えるものである。 フランスの倫理観には、人間はこういうものだという世界観があるが、日本の倫理観にはそれが欠けているように思える。人間はこうあるべきだという一方的な考え方が支配的で、ドラマなどで...