フィリッポ・シッキターノの検索結果、合計5(0.001613秒かかります)。

Pifeeyrtongのレビュー:ぼくは怖くない

3 years ago
たった5軒の家しかない小さな村に黄金色に輝く広大な麦畑。この視覚効果だけでも充分目の保養になった。子供たちが遊ぶ中でも、ミケーレは正義感が強く、小さな村であってもボス的存在の男の子がいて、彼にも立ち向かうほど勇気がある少年。しかし、決して大人になるための前段階としての少年ではなく、あくまでも純粋な心を持った少年なのだ。 穴の中の少年フィリッポ(マッティーア...

Smgnoixhspkのレビュー:眺めのいい部屋

3 years ago
1回目のフィレンツェは若い頃のひとり旅、安宿で3泊。 2回目は母を伴っていたので、この映画のシチュエーションに近づけてヴェッキオ橋のたもとに投宿。 \"眺めのいい部屋\"をメールで頼んであったので、ベッドルームの小窓から宮殿の塔やドゥオーモが見えた。 劇中、ハンサムな御者とイチャイチャしていた金髪の娘いましたね⇒ウフィツィ美術館のフィリッポ・リッピの絵画...

uilocnaのレビュー:The Hand of God

2 years ago
イタリアの映画と言うよりナポリの映画であろうか。 屈託なく無邪気に過ごしていた少年が不慮の事故で両親を亡くした途端、 その日から苦々しく不透明な現実の社会を歩まざる得なくなる。 混乱したナポリの街だが、周りの海は美しい。 そんな故郷を捨てて電車に乗る。 車窓にはどんどん故郷を超えて隣の街の駅に着くと、 小さなあの修道士が佇んでいた。 ホッとするFin...
2 years ago
オンライン試写会にて鑑賞。 予告編から映画の輪郭はなんとなく分かっていたものの、実際に本編を観てみると、予想外の展開にビックリさせられる映画であった。 本作の監督は、イタリア出身だが現在はフランスで主たる活動をしている映画作家フィリッポ・メネゲッティという新鋭監督である。本作が長編デビュー作であり、セザール賞で新人監督賞を受賞。 映画の中でのセリフにある...
2 years ago
元はイタリア社会党で活躍する革命闘士といったムッソリーニ。帝国主義批判、反政府運動にも積極的で党のアヴァンティ紙の編集長も務める。しかも反戦派だったのに、第一次世界大戦が勃発すると参戦派になり、仲間からも罵られるようになった。 映画ではあっという間にムッソリーニは首相となり、イーダは首相夫人の地位を主張するが偏執狂として精神病院に収監され、息子アルビーノと...