パオロ・グラツィオージの検索結果、合計10(0.001566秒かかります)。

djyxnuのレビュー:家の鍵

3 years ago
実の父親であるジャンニの喜びと苦悩。心理描写がリアルすぎたおかげで涙を止めることができなかった。 ジャンニの息子パオロよりも思い障害を持っている女の子の母親シャーロット・ランプリングでしたが、「自分の息子ではない」と嘘をつくジャンニを見透かしたように鋭く助言を与えていました。初めて会ったときから、障害児を抱える親の辛さを訴えるのではなく、本音をさりげなく言...
2 years ago
\"What game are you playing?\" 圧巻のレディー・ガガ劇場。ケバケバしくパワフルで、豪華キャストの中でも喰われることなく、むしろ喰うくらいの勢いでスクリーン・場を支配する!目を引くし圧倒される!! 庶民(親が運送業だから貧しくはない)の成り上がりモノ× ピカレスクっぽさもある『ゲティ家の身代金』の精神的姉妹分的作品(イタリア舞台に...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 離ればなれになってもお互いにずーっと忘れなくていつかまた結ばれるハッピーエンドかな?と思って鑑賞しましたが。。 確かに最後の最後の最後には結ばれます。 最初のカップル。 でも。。結ばれることは結ばれるんですがそこに至る過程か濃い。濃すぎる!いやいや人間関係そんな近場でだいたい済んでしまうのかい? もう濃いドロドロの昼ド...

uilocnaのレビュー:The Hand of God

2 years ago
イタリアの映画と言うよりナポリの映画であろうか。 屈託なく無邪気に過ごしていた少年が不慮の事故で両親を亡くした途端、 その日から苦々しく不透明な現実の社会を歩まざる得なくなる。 混乱したナポリの街だが、周りの海は美しい。 そんな故郷を捨てて電車に乗る。 車窓にはどんどん故郷を超えて隣の街の駅に着くと、 小さなあの修道士が佇んでいた。 ホッとするFin...
5 months ago
乾いたシチリアの夏。バイク事故がきっかけで知り合った2人の少年が、やがて惹かれ合い、恋に落ちていく。 しかし、島民たちの嫌悪感と偏見が恋の行方を遮断する。 あまりに衝撃的なこの物語が事実に基づいていることにまず驚く。この事件を受けてイタリア最大規模のLGBTQに関する非営利団体\"アルチゲイ\"が設立されたというから事実に違いなのいだが。 時代は198...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む - いやあ、イタリアの人々って、皆、あんなに自分の気持ちに正直に生きているのかな。 友人の恋人でも、好きになったら一直線である。- ◆感想 ・40年の関係性の変遷を、一気に描いているので、彼らの子供たちもアッと言う間に大きくなって行く。そして、ジェンマやジュリオ、リッカルドたちも、結婚したと思ったら離婚したり、正にジェ...

Kpxmgishnsoのレビュー:ローマの哀愁

3 years ago
戦後のローマで暮らすアメリカ人 街は美術館みたいだし、若く美しい案内人(愛人)を調達したりする いろんな対比のある原作だが、戦後のアメリカとイタリアの関係も示唆されている ポン引きと化した伯爵夫人(ロッテ・レーニア)とマルケッタのパオロ(ベイティ)の醜悪 肩書きや若さや歴史もブランド化して 春をひさぎ、金を巻き上げるというビジネスモデル… アメリカ人の...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む <オープニング> 宇宙の中に浮かぶ美しき地球。 トム・ウェイツの”バック・イン・ザ・グッド・ワールド”が流れ始める。 スクリーン上の画はどんどん地球に近づいていき、自転する地球上の地形を映し出しながら、アメリカ西海岸に至るところでトムの歌は終わり、暗転。 5つの時計が映し出される。左から、ロサンゼルス、NY、パリ、ロー...

bofjnzwのレビュー:天空の結婚式

3 years ago
あの顔の黒い山羊は、たしかに、ベェ〜〜〜ネェ❗️、チャ〜〜〜オッ❗️とないてる…気がする。 エンディングに賛否はあると思う。 ただ、アントニオとパオロがベルリンで取り組んでいることをフィーチャーしたのだと思うと、まあ、納得できる気もする。 人には多かれ少なかれ偏見はある。 まあ、細かいことだが、世の中は偏見で溢れているのだ。 移民を受け入れ、観光を振...

Gmpsnishokxのレビュー:帰れない山

1 year ago
ゴールデン・ウィーク中日(なかび)の新宿ピカデリー午前中回、少し遅れで開場時間の5分過ぎに着いた時のロビーはそれほど混んでいなかったものの、それは単純に番組のタイミングだったのかもしれません。基本、チケットは割と早めにオンラインで買う私ですが、本作、公開館数が少ないとはいえ意外な客入りに若干驚きました。由来の通りの「黄金週間」、いよいよ映画館にも本格的にお客...