カルメン(1954)の検索結果、合計32(0.001625秒かかります)。

04月09日 1960 劇場で
ビゼエの歌劇『カルメン』をオール黒人キャストで現代化したオットー・プレミンジャー監督の音楽ドラマ。オスカー・ハマーステイン2世の音楽劇をハリー・クライナーが脚色し、撮影は「野獣部隊」のサム・リーヴィット。音楽はジョルジュ・ビゼエの原曲をアレンジしたものが使われている。出演するのは「拳銃の報酬」のハリー・ベラフォンテ、「日のあたる島」のドロシー・ダンドリッジ等...
04月12日 1952 劇場で
サイレント以来第15回目と称される「カルメン」映画で「血と砂(1941)」のリタ・ヘイワースが主演する1948年度色彩版。プロスペル・メリメの原作から「キング・ソロモン」のヘレン・ドイッチェが脚色、「無頼漢(1943)」のチャールズ・ヴィダーが監督する。撮影はウィリアム・スナイダー、音楽はマリオ・カステルヌーヴォ・テズスコの担当でビゼーのオペラには関係ない。...
08月03日 2020 劇場で
イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作のひとつで、旅回りの芸人たちの悲哀を描き、第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した古典的名作。貧しい家庭に生まれ育った知的障害の女性ジェルソミーナは力自慢の大道芸人ザンパノに買われ、彼の助手として旅回りに出る。粗暴で女好きなザンパノに嫌気が差したジェルソミーナは彼のもとから逃げ出すが、捕まって連れ戻されてしまう...
08月31日 1954 劇場で
井上靖の短篇三つを集めたオムニバス映画で、富士プロ作品。脚本は「ママの新婚旅行」の植草圭之助と古川良範のコンビに監督の若杉光夫「美しい人」が加わって共同執筆している。撮影も「美しい人」の岡崎宏三の担当。出演者は「足摺岬」の木村功、「晩菊」の有馬稲子、「青春ロマンスシート 青草に坐す」の桂木洋子、「或る女」の森雅之、「大阪の宿」の安西郷子のほか、民芸の山内明、...
03月08日 1955 劇場で
ホーマーの叙事詩『オディッセイ』の色彩映画化である。脚色にはフランコ・ブルザーティ、マリオ・カメリーニ、エンニオ・デ・コンチーニ、ヒュー・グレイ、ベン・ヘクト、イーヴオ・ペリッリ、アーウィン・ショーの七人が当り、ヴェテラン、マリオ・カメリーニが監督に当った。製作はカルロ・ポンティとディノ・デ・ラウレンティス、一九五四年度作品である。撮影は「オズの魔法使」のハ...
02月05日 1966 劇場で
今東光の原作を、「四つの恋の物語(1966)」の三木克巳が脚色、「刺青一代」の鈴木清順が監督した風俗もの。撮影は「三匹の野良犬」の峰重義。
03月06日 2004 劇場で
妖艶で自由奔放なジプシー女と誠実な青年の情熱的な悲恋を描いたフランス人作家プロスペル・メリメの不朽の名作を、原作に忠実に映画化したラブ・ストーリー。監督は「アマンテス/愛人」のヴィセンテ・アランダ。主演は「トーク・トゥ・ハー」のパス・ヴェガと「10億分の1の男」のレオナルド・スバラグリア。
11月18日 2022 劇場で
熊川哲也主宰のKバレエカンパニーの公演を映画館上映するKバレエ映像シリーズ第17弾。ビゼー作曲の名作オペラを熊川が新たなグランド・バレエとして世に送り出した「カルメン」。2022年6月1~5日にBunkamuraオーチャードホールで上演された同演目を映像収録し、上映する(2022年6月5日の公演を収録)。 1800年代前半のスペイン・セビリア。生真面目な竜...
01月08日 1954 劇場で
二・二六事件に至る陸軍部内の葛藤相剋を描いた立野信之の直木賞受賞作品「叛乱」を原作に「にっぽん製」の菊島隆三が脚色、「広場の孤独」の佐分利信が監督した。なお、佐分利監督は撮影中病いに倒れたため、阿部豊監督が後をつぎ、これを内川清一郎監督が補佐している。撮影は「銀二郎の片腕」の小原譲治、音楽は「広場の孤独」の早坂文雄。キャストは映画俳優の他、新派、新劇人が大挙...
09月01日 1954 劇場で
今までに2度映画化された(28年及び36年)オスカー・ハマースタイン2世、オットー・ハーバッハ合作の同名オペレッタの、今度はシネマスコープによる映画化である。「血闘」のロナルド・ミラーとジョージ・フローシェルの脚本から「百万弗の人魚」のマーヴィン・ルロイが製作監督にあたった。イーストマンカラー色彩の撮影監督は「二世部隊」のポール・C・ヴォーゲル。音楽は、ルド...
12月25日 2021 劇場で
デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、劇作家で牧師のカイ・ムンクによる戯曲「御言葉」を原作に家族の葛藤と信仰の真髄を問い、1955年・第16回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた傑作ドラマ。ユトランド半島で農場を営むボーオン一家。真面目だが信仰心の薄い長男は、妻インガーをお産で亡くしてしまう。家族が悲嘆に暮れる中、精神的に不安定で自らをキリスト...
11月13日 1952 劇場で
製作は「彼を殺すな」の小倉武志が当たり、九ヶ月ぶりでこの七月フランスから帰国した木下恵介監督の第一回作品。撮影は「海の花火」の楠田浩之、音楽はフランス帰りの黛敏郎(足にさわった女)、木下忠司(鳩)の共同担当である。出演者は「カルメン故郷に帰る」の高峰秀子、小林トシ子の両人、「夏子の冒険」の若原雅夫、「武蔵と小次郎」の淡島千景の他、村瀬幸子、東山千栄子など新劇...
03月13日 1954 劇場で
明治四十四年より大正二年にかけて雑誌“白樺”に連載された有島武郎の小説の映画化。「ひよどり草紙(1954)」の八住利雄の脚本を「雁(1953)」の豊田四郎が監督している。撮影は「無法者」の峰重義、音楽は「花と竜 第一部」の団伊玖磨。出演者は「地獄門」の京マチ子、「心の日月」の若尾文子、「燃える上海」の森雅之、「にごりえ」の芥川比呂志、「金色夜叉(1954)」...
06月20日 1954 劇場で
「山椒大夫」の依田義賢と「花のいのちを」の成澤昌茂が脚本を書き、「山椒大夫」に次ぎ溝口健二が監督、同じく宮川一夫が撮影を担当、音楽は「昨日と明日の間」の黛敏郎が当っている。主演は「女の園」の久我美子、「股旅わらじ 恋慕笠」の大谷友右衛門、「女の暦」の田中絹代、「昨日と明日の間」の進藤英太郎、「殴り込み孫悟空」の峰幸子、阿井三千子等である。
06月22日 1954 劇場で
「アフリカの女王」のサム・スピーゲルが1954年に製作したホライズン・プロ作品。悪徳ボスに支配された紐育の波止場の実態を描くマルコーム・ジョンスンの探訪記事『波止場の犯罪』(サン紙連載)を小説家のバッド・シュールバーグが脚色し、「綱渡りの男」のエリア・カザンが監督した。撮影はフランス出身のボリス・カウフマン、音楽はレオナード・バーンスティンの担当。主演は「乱...
11月13日 1954 劇場で
今までにも数回映画化されたウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』のテクニカラー色彩映画化で、「ヘンリー五世(1945)」「ハムレット(1947)」のテクスト編集をしたアラン・デントの助言を得、イタリアのレナート・カステラーニ(「ささやかな希望」)が脚色・監督に当った。撮影監督は「第三の男」のロバート・クラスカー、音楽は「しのび逢い」のロマン...
11月25日 2022 劇場で
フランスの文豪スタンダールの代表作を、「肉体の悪魔」のクロード・オータン=ララ監督&ジェラール・フィリップ主演のコンビで映画化。ナポレオン失脚後の1820年代フランスを舞台に、野心家の青年が自身の魅力を武器に貴族階級へ転身を図ろうとする姿を描き出す。 フランスの小都市ベリエール。大工の息子ジュリアン・ソレルは学問が得意で、シェラン司祭にその才覚を認められ、...
11月22日 1954 劇場で
青年俳優クラブの自主作品。「わたしの凡てを」の市川崑が監督に当り、脚本は作家で「壁あつき部屋」のシナリオを書いた安部公房、漫画家の横山泰三、「明日はどっちだ」の長谷部慶次、「わたしの凡てを」の和田夏十が市川崑と協力して執筆し、「どぶ」の伊藤武夫が撮影に当り、「泥だらけの青春」の伊福部昭が作曲を受けもった。出演者は「学生心中」の木村功、「噂の女」の久我美子、「...
06月22日 1954 劇場で
「にごりえ」の伊藤武郎と「女ひとり大地を行く」の川久保勝正の製作になる新世紀映画。学映協の寺田信義、「続・チャッカリ夫人とウッカリ夫人」の神谷量平、監督の家城巳代治(雲ながるる果てに)の共同脚本を「伊津子とその母」の井手俊郎が潤色しており木塚誠一の撮影による農村周辺のオール・ロケ作品である。出演者は「女ひとり大地を行く」の内藤武敏、「勲章」の香川京子、「伊津...
03月21日 1951 劇場で
わが国最初の総天然色映画として、松竹と日本映画監督協会が企画、高村松竹常務が総指揮に、月森仙之助(大船撮影所次長)が製作に当っている。脚本と監督は「婚約指輪」の木下恵介、撮影は同じ作品の楠田浩之である。色彩技術には富士フィルムの小松崎正枝と赤沢定雄が当る。尚、同時に白黒映画も製作される筈。出演者は、「宗方姉妹」「戦火を越えて」の高峰秀子、「破れ太鼓」の小林ト...