オリビエ・ペリエの検索結果、合計11(0.001529秒かかります)。

1 year ago
アラン・レネが1930年代の不安定な時代に生きた野心家アレクサンドル・スタビスキーを華麗に描く。ジャン・ポール・ベルモンドが製作を兼ねる出演作品ということで、これまでのレネ作品の地味なタッチはなく、華やかな社交界に生きたスタビスキーの記録映画。ベルモンドが演じたい為に、監督をレネに依頼したと想像する。名優シャルル・ボワイエ、フランソワ・ペリエ共演の上品で贅沢...

Isskngmphxoのレビュー:息子のまなざし

3 years ago
非行少年の職業訓練学校の講師をしているオリビエは、息子を殺害した少年が、自分の学校に入った事を知り、それと対峙するドラマ 全編通して主人公のオリビエに、密着した手持ちカメラで、撮影した映像は、彼の生活と心情を近い視線から、観客に見せるのにひと役かっているのだが、間近で画角が狭くて被写界深度の浅い映像が、上下左右に揺れる映像には、慣れるまでキツイくて閉口する...
3 years ago
イブ・モンタン演じる刑事が真犯人の上司と若い恋人をめぐって苦悶するフィルム・ノワールの一作。全編救いのない世界から抜け出せない暗鬱とした雰囲気が支配した暗いフランス映画。モンタンと上司の妻役のシモーヌ・シニョレの芝居を観ていて、フランス映画も老いたと感じてしまった。どうもがいても明るい光が差し込まない世界観の中の心情ドラマで、モンタン、シニョレ、フランソワ・...
3 years ago
ドニ・ラヴァンがその存在そのもので示し続ける詩、それを感じられるだけで、いつもカラックス映画に惹かれてしまうんです。そしてジュリエット・ビノシュもそうですが、この作品のミレーユ・ペリエもまた美しく、彼女たちのことをどうしようもなく好きになってしまえば、それで私のカラックス体験は充実したものになります。 美しく生きること、いや、生きることそのものが美しさである...

bgcpiyのレビュー:運命の女

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 男優オリビエ・マルティネス この方に惚れた。 ダイアン・レインをうまーく彼の世界へ引きずり込みのめり込ませてしまう。天性のジゴロなんでは?とかつてのリチャート・ギアを彷彿とさせた。 若者との快楽に溺れて見境無く大胆になっていく人妻というポルノまがいの話であるが、彼女には常に罪悪感が付きまとい、葛藤と苦悩の日々が続く。が、...

vzquxlのレビュー:スパルタカス

3 years ago
戦闘シーンの兵の数といったら!今となってはなかなか無い、大作感を楽しみました。 剣闘士の訓練を受けた奴隷・スパルタカス等の自由を求めた反乱は、軍隊を組織するまでに広がっていきローマ帝国軍と激突。スタンリー・キューブリック監督、1960年の作品です。 カーク・ダグラス演じるスパルタカスの統率力と、奴隷だったことを忘れない謙虚さはとても魅力的でした。 表現も言...

kmtshviのレビュー:レベッカ(1940)

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 可憐なヒロインが 名門の後妻に入り、前妻の影に 怯え、振り回され、最後に解放される物語 (この間に、成長する) 死んでも夫を苦しめ、召使を魅了し、館の隅々まで支配するレベッカは 確かに悪魔の様である マンダレーの屋敷の荘厳さと、美しい家具や調度品に、見惚れたりするが ヒロインと同様 やや、怖い レベッカの囁きが 聞こえそう...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 序盤では南米パラグアイでのサスペンス映像。『ポリスアカデミー』シリーズでブレイクしたスティーブ・グッテンバーグの演ずるコーラー青年が独自にナチス残党を追い、ナチスの医者メンゲレ博士が開く会合を盗聴し、それをオーストリアに住む著名なナチス追跡者リーバーマンに伝えようとする。しかし、盗聴がバレてしまい、暗殺者が忍び寄る・・・ ...
3 years ago
フィルムのしっとりとした質感は、「写真」と呼ぶにふさわしい美しさを醸し出す。特に夜のプールに映し出される水の光沢と闇の美しさ。監督もお気に入りだったのだろう、プールのシークエンスは一度ならず三度も現れる。 そして、主人公が家族を失った悲しみを思い出すときに、タイトル通りブルーに支配される画面も深い色合いだ。カラーフィルムによる映画の到達点だと思いたい。 「青...

tgkgdyのレビュー:リトル・ロマンス

3 years ago
何てカワイイ映画なんだろう。 ジョージ・ロイ・ヒル監督の優しい映像タッチが、全編を生命感溢れる瑞々しさで覆いつくしている。客観的に視れば、大人げない作り話で童話のような美化された青春ラブストーリーかも知れないが、ここには人として大切にしたい価値観に染められた本質的な人間性を謳うドラマの芯が、確かにある。それ故、映画好きで楽観的な映画作りの遊び心が、素直に許せ...
8 months ago
実はこれ以降のボンドはすべて観た事がない。今回、初鑑賞となる。 当時は1日16時間平均、休日は3カ月に1日くらいのペースで働いていたので映画どころではなかったのだなぁ。 ブロスナンがボンドだったのは、ジャッキー・チェンの「ザ・フォリナー」で知ったくらいでw うん、フォリナーのブロスナンと全然違うね。若いね。当たり前だけど。 恒例、高所アクションはダム。懸垂...