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Spxhmgnoksiのレビュー:カルマ

3 years ago
無神論者で霊の存在をも否定する医者ジム(レスリー・チャン)。精神科医だけに幽霊の存在を完全に否定しないで、相手に警戒心を与えないという工夫のある台詞が魅力的。レスリー・チャンの優しさと勘違いしそうだ。徐々に回復していくヤン。幽霊も見なくなっていき、やがてジムと恋仲になるが・・・ 後半、思いっきり視点が転換。カルマが強いのはジムのほうだった。不眠症、夢遊病、...
7 months ago
アンディラウ扮する香港マフィアのラウは、ボスによって警察へ送り込まれた。一方、トニーレオン扮する警察を退職したかに見せかけたヤンはマフィアへの潜入捜査に行かされた。 潜入捜査と言えば、トムクルーズ主演作フェイクもあったが、麻薬に手をつけなきゃならないし、精神的にも極めて危険だ。逆に警察に入った方はどうなのか? 良心が芽生えやしないか? どちらも命をかけたし...
6 months ago
今作はアンディ・ラウ演じるのラウがメインでレオン・ライ演じるヨンがどう絡んでくるのか?香港ノワール色は減り、 登場人物はスッキリして分かりやすいが、過去を解き明かす為、現在と過去を行ったり来たり。そしてラウが幻想を見るようになってますますカオスとなる。 ヤンのシーンだから過去なのか?それがラウの幻想だった。ラウは自分がヤンなのか誰なのか分からなくなってきて...
3 years ago
第1作の前日譚。 警察側、マフィア側のそれぞれの過去の複雑な人間模様を、香港返還と絡ませて描いた作品。 前作がコンパクトに纏まっていた部分もあり、登場人物がどういう人間だったのか補足する意味があったのかなと思った。 まあ、後付けで何でもありな気もするけど、 ヤンのまさかの設定、ラウの相変わらずの残虐さ。 驚いたのはウォンの悪徳警官ぶり、サムの野心の無さ。前...
3 years ago
エドワード・ヤン監督作品を今回初めて観ることができました。そして、この美しさにもう圧倒される気持ちでした。こんな監督の存在を知らずにいたのかと思うと、本当にこれまでの時間がもったいなかったような気がしてしまうほどです。 各世代が持つ夏の思い出を、こんなにも見事に織り合せて語ることが可能だったのかとまず驚きましたし、なにより撮影の見事さに魅せられてしまいました...

Iophsxkgmsnのレビュー:アフター・ヤン

1 year ago
2022年。コゴナダ監督。クローン技術もロボット技術も確立している近未来。中国系の養女を育てる夫婦の元にいる中国系「文化ロボット」ヤンが動かなくなる。すっかりなついてた養女、中国茶に魅せられて仕事にしている白人系の父、忙しく働く黒人系の妻がその喪失を受け止めるまでを静かに描く。 ロボットを製作する巨大企業のインフラ的影響力(GAFA的)、ロボットやクローン技...

iuziiwのレビュー:ホーンティング

3 years ago
深夜放送を録画したものを鑑賞。 豪華なキャスト、監督はヤン・デ・ボン…これで期待するなという方が無理(笑) 開けてびっくり玉手箱…観てびっくり「ホーンティング」(笑) だって、全然怖くないんだもの!(笑) 視覚効果超常ショーの様相(笑) おどろおどろしさを出そうという試みが全部裏目に出てしまっているという稀有なホラーでございました(笑) オーウェン・ウ...
8 months ago
ネタバレ! クリックして本文を読む なんとも後味の悪い話だった。 ヤン捜査官もウォン警視も何も報われなかった上に ラウは警察官としての正義に目覚めかけても結局は、 保身を選んでしまったわけだ。 ラウがサムを殺したのも正義ではなく それすらも保身だろう。 正義がまかり通らないのは現実では多々あることであろうが 物語としてどう続編に続くのだろうか? 面白かっ...
1 year ago
原作は田中芳樹の大長編SF小説。 宇宙に進出した人類の歴史と戦争を描いた壮大なスペース大河ロマン。 この劇場版は壮大な物語の中の一エピソードに過ぎず、二人の主人公、“銀河帝国”のラインハルトと“自由惑星同盟”のヤンの初めての接触を描いた、言わば序章。 しかしそれでも、スケール感と重厚感は充分伝わって来る。 作画のクオリティも非常に高い。 名曲“ボレロ”をバ...

vjjfzzのレビュー:アフター・ヤン

1 year ago
この美しさを感覚で捉えたい。やたらと情緒的で美しい旋律/音楽(メロディー)が寄り添う。だから、まずヤンのメモリーを見るモンタージュで鳥肌が立った。本当は観客たちはヤンのいた生活なんて知らないはずなのに、見ているうちにまるで一緒に時を過ごしてきたかのような錯覚に陥ってどうしようもなく愛しく、切なくなった。お別れしたくない…記憶で生き続けるあの人のことを自由に飛...
3 years ago
裏山のマラソンで一時間以内に戻ってきたら学校の入学許可がもらえるという場面、ケガしたヒヨルをおぶって遅れてゴールしたギジュン。それがきっかけとなり仲良くなり、どこへ行くのも一緒。ヒヨルの実家が焼き肉店だったことが大きなきっかけとも言えるが・・・ そんな彼らに誘拐事件目撃という試練が待っていた。犯人たちのアジトまではわかったが、逆に拘束され命からがら逃げだす...
3 years ago
インファナル・アフェア2作めも何度目かの鑑賞! ラウは何処となく似てるかも?ヤンはちょっと違うかな? でもアンディラウとトニーレオンが若い頃を演じるよりはいいのでは! 2人が警察学校に入る前からそれぞれが潜入してから5年くらい?の話。ストーリーもしっかりしていて面白い。ラウは潜入するために警察学校から始めて、警官になってももちろん警官としての仕事をするわけで...
3 years ago
今作も良く出来てるし新たなヨンやシェン役も良かった。 ただ私の頭が悪いせいか今作は所々で不可解な点がありスッキリしなかった。 例えばなぜ急に取引相手の頭を灰皿で殴らせたのか? ラウの告白を受けて精神科医のリーは通報しないの? その後リーは気を失ったの?寝てたの? ラウはヤンと自分の区別がつかなくなったんじゃろーけどなにからそーなった?罪悪感?そんなタイプには...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む いや本当、映画観終わった直後に 「ヤン提督がイゼルローンに帰還するとこまでいかないんかーいw」って内心叫びました。 てっきりヤン提督に「おかえり」って言って次章に続く!とやるもんだとばかり思ってたので、 区切りとしてえらく中途半端などころで終わってしまってそこは期待外れでした。 あと査問会が思っていた以上にあっさり終わっ...

iuziiwのレビュー:童年往事 時の流れ

3 years ago
台湾の映画は、あまり見ないが、以前エドワード・ヤン監督作品「台北ストーリー」が懐かしく、今回は侯孝賢監督作品を拝見した。アハという青年の成長を通して描いた作品。これも「台北~」と同じく、上映時間が長かった。アハの成長を淡々と描いたものであった。彼の作品に、小津を敬愛した作品があると言われるが、この作品においても、カメラワークと言い、カメラの被写体においては、...

Rltevierelibのレビュー:ホーンティング

3 years ago
思い出しレビュー49本目。 『ホーンティング』 ある意味、衝撃のホラー映画だった。 震え上がるほど怖いからじゃない。 あまりの駄作ぶりに…。 心霊実験の目的で幽霊屋敷に招かれた男女たちを見舞う恐怖。 ゴシックな屋敷内の装飾などは雰囲気あるが、せっかくのゴースト・ハウスの良さを全然活かしてない。 CG多用ばかりで、単なる見世物お化け屋敷に成り下がっている。...

snwaweのレビュー:詩人の恋

3 years ago
済州島で暮らす中年の詩人が、ドーナツ屋でバイトする青年に恋をする 詩人は結婚しているにも関わらず、恋を知らず そのためか、詩作も思うように進まない けれど、ある青年と出会ってから、心をかき乱され、自分の人生を見つめ直すようになる 人を成長させるのは「誰かに必要とされること」であり、 また、長い人生の間に人から必要とされる機会はそんなになくて、そんな時は...
3 years ago
生来ビビリです。山も海も地底も空も、全部怖い。ヨットをタヒチからロスに回送?正気?エラク簡単に言うなぁ、簡単にokするなぁ、パートナーのタミーって経験あんの? アドベンチャーの唯一の見せ場であるハリケーンを良い時間帯に持って来るために、構成を工夫してるなぁ、ってのが感心した点。撮影が地味に長いワンカット。結構凄い!タヒチの渓谷で2人が続け様に水に飛び込むシ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む がんばっているのに上手くいかない。 自分の負けを認めたくない。 自分は負けていない。まだがんばれる。 そうやって自分に言い聞かせて、真実に気づかないふりして、 過去の自分を知る人にあったらごまかして、 くやしくて、でもどうにもならないまま、子供のためのお金ほしさにやり始める現場清掃。 新しいことには発見が多く、感動も多...
2 years ago
13日の金曜日のラストの台詞を叫びながら、母親を殺す冒頭のシーンだけで良作の予感。でも最近多い、70年代80年代オマージュで、ノスタルジックが止まらなくさせて誤魔化す作戦じゃないの?という、意地の悪い私の予想は裏切られます。 ますます好感度アップ。 父親の呪縛から逃れられない劇場主の娘が、経営の厳しい劇場を実際の殺人ホラームービーを作成して盛り上げようとす...