フランコ・アンドレアーニの検索結果、合計40(0.001574秒かかります)。

Iponkxgshmsのレビュー:デート&ナイト

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む やっぱり(観る前に)期待しすぎはいけません。 でも期待しました。 案の定 イマイチでした。。ガックリ。 スティーブ・カレルとティナ・フェイだから、最初から最後まで “何かやってくれるんじゃないか”、“もっと面白いこと言ってくれるんじゃないか”と待ちすぎて 気がつけば次の場面に移行してた。 大好きなジェームズ・フランコと...
3 years ago
サンティという少年の幽霊の造形が珍しい。蒼白となった顔、額からは血が流れているのだが、水の中にいるかのように血が上向きに拡散している。誰かに怨みを持っているかのようで、カルロス少年にとっては害を与えない、いい幽霊に思われた。 村には孤児院経営者の老人カザレスと義足の老教師カルメン。若い娘と乱暴者のハシント。胎児をラム酒で漬けてあったり、倉庫には不気味なプー...
3 years ago
初めて見たのは20歳前後、それまでの人生で出会ったことのないタイプの映画だった。説明的なセリフもほとんどなく、あっけなく場面が変わり、わかりやすい盛り上がりもない。正直「よくわからない」映画だった。ただ、わからないけど妙に惹きつけられ、様々なシーンが脳裏に焼き付き、印象は強烈に残った。光と影、寂しい風景、沈んだ色彩などが絵画のようで、物語というよりも画集みた...

dbnjfoのレビュー:日曜日には鼠を殺せ

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む スペイン内戦後も 人民戦線派の残党には、激しい弾圧が加えられ、多くの国外亡命者を出す 20年たっても 帰国できないゲリラリーダーの マヌエル(ペック)に 病床の母を使った罠が、仕掛けられる 戦争だけの人生だったマヌエルが(見送る家族も居ない)、食堂の少女に手を振って、罠に向かってゆくのが 切ない 標的の警察署長よりも ...
3 years ago
レナート・カステラーニ監督のイタリア映画は、古典的な演出の骨格の確りした作品だった。フランコ・ゼフィレッリ監督は、形式に固執しない、より現代的で自由な演出でシェークスピア劇を創造する。原作の設定年齢に合わせた若い俳優を登用して、その若さを映像に刻む。その要求に応えた、14歳のオリビア・ハッセーと16歳のレナード・ホワイティングの好演が、この映画最大の魅力であ...

oyvhsaのレビュー:コリーニ事件

3 years ago
ー殺人を起こしたコリーニが口にするセリフ”欲しいのは正義だけだ・・”が重く響く作品。ー ■今作品に重みがあるのは、 1.新任弁護士カスパーが弁護を担当することになったコリーニ(フランコ・ネロ:渋すぎるし、凄すぎる・・。哀しみを湛えたあの眼がセリフなしでコリーニの哀しみを表現している。)に殺された”被害者”ハンス・マイヤーが且つて、自分を育ててくれた”祖父の...

azjlkdeのレビュー:コリーニ事件

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 世紀が改まった頃のドイツ。 ホテル最上階の一室で経済界の大物ハンス・マイヤーが銃で殺害される。 犯人(フランコ・ネロ)は直ちに捕らえられ黙秘を続けている。 トルコ人で新米弁護士のカスパー・ライネン(エリアス・ムバレク)は予審に立ち会い、犯人の弁護を引き受ける。 資料には本名で記載されていたので気づかなかったが、殺害されたハ...

pwbfdjbのレビュー:パンズ・ラビリンス

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 1944年のスペイン。内戦終了してもフランコ政権に反発するゲリラが闘争を繰り広げていた山間部。劇中ではノルマンディー作戦らしき情報も入っていたことから6月くらいなのだろう。スペイン内戦について詳しくは知りませんけど、内戦後も相当ひどい弾圧があったことは、ビダルの残忍性を見れば想像に難くない。そんな状況下で、新しい父親のもと...

iiftxbmのレビュー:蝶の舌

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む この作品が二十年ほど前の日経新聞の映画評で紹介されていたのを、今でもよく覚えている。今日に至るまで、この新聞の映画欄は「信頼できる」と思い、映画館通いの参考にするきっかけとなったのだから。 二十年を経て観た映画は、この間に我が家で生まれ育った子供たちと主人公の少年モンチョとを重ね合わせることから、私が免れることを許さなかっ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む これだけ説明のない子供の話も珍しい、観る人によってさまざまな解釈が生まれても不思議ではないでしょう。セリフではなく心象は肉筆を通じた文として語られ、靴音やドアのきしむ擬音が立ち、陰影の多い絵画的描写、映像が淡々と続いてゆく。 感傷的に見れば廃屋でアナが出会ったのはスペイン内戦で出兵し消息不明の実の父、母テレサが手紙を送り続...
3 years ago
現下の映画館に行けない中では、専らホームリビングシアターで名作・旧作を観賞しています。その中の一本が本作です。 言わずと知れた、イギリスの国民的文豪:ウィリアム・シェイクスピアによる恋愛悲劇が原作であり、これまで世界中で数多く映画化・TVドラマ化・舞台化され、更に時代・舞台を変えたオマージュ作品も多く作られてきた、広く人口に膾炙した戯曲の、フランコ・ゼッフィ...

Otcezincrayのレビュー:初恋(1952)

2 years ago
オードリー・ヘップバーンが出演しているということだけではなく、映画として十二分に面白い佳作です 前半の恋愛物語から後半のヒッチコック風サスペンスが上手く融合されています オードリーは主演とは言い難く、準主役でも大袈裟で準々主役の脇役よりはましぐらいの出演です クレジットも三番目で文字も小さめ でも真ん中に書いてあるのがちょうどよい書き方でした しかしなが...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 静かで繊細、繰り返し鑑賞することで作品の真髄に近づけるような、そんな映画でした。 難しいことをあれこれ考察できそうな作品ですが、深く考えなくても楽しめると思います。 何より主人公・アナちゃんの可愛らしさがどキャッチーです。お目目がクリクリしてたいへん可愛い!子役にありがちなウソ臭さもなく、素に近い演技も好感が持てました。...
2 years ago
スペイン内戦と聞いてすぐに浮かぶのはピカソの「ゲルニカ」であり、ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」である。いずれも人間がどうしてこんなに愚かしいことをするのかを嘆き、あるいは諦観している。芸術家は人類を鳥瞰してみる面があるので、単純な怒りを作品にすることはない。 本作品の主人公セルジュはそんな芸術家を異国の憲兵として見守る。スペイン内戦は政府軍と反乱軍...

wtrimmのレビュー:ザ・ビジター

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む Once, far away... light years... distances beyond thought, a great slender ship with a tail of fire slid through the black reaches of space. On that ship was Sate...

btdpacgのレビュー:抱擁のかけら

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「BROKEN EMBRACE」(ブロークン エンブレイス)を観た。 邦題 未定。題名をつけるとしたら、意訳して「引き裂かれた抱擁」とか、「壊れた抱擁」だろうか。と 思っていたら、「ニュースウィーク」で、日本では2月に「抱擁のかけら」という題で、公開される、と書いてあった。 スペインを代表する ペドロ アルモドール監督制作...

azjlkdeのレビュー:コリーニ事件

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ドイツ映画。 非常に骨太なクライム・サスペンス。 扱っているのが、一番最後に出てくる1969年に施行された「ドレーアー法」。 この法律により、過去のナチスの犯罪の多くは裁かれなくなった(厳密には、謀殺から故殺扱いになり減刑された。故殺という法概念は現在の日本にはない)。 話の切り札としてこの法律をもってくる辺り、大変上...

smydrrのレビュー:コリーニ事件

3 years ago
展開が非常に面白くて、様々な問題提起もある意欲的な作品である。台詞よりも表情で語らせる説明的でない演出もいいし、それに応える役者陣の演技も優れている。特にファブリツィオ・コリーニを演じたフランコ・ネロの存在感は凄い。新米弁護士が主役でともすれば法律談義の映画になってしまいそうなところを、この人の存在感で人間ドラマの範疇にとどまらせている。 ドイツではナチス...

Xksphnimsogのレビュー:ニューオーダー

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ごく短いスパンであたかもシナリオの時系列において、何時なのか判らないままフラッシュバックと言えるのかどうかも解らない、一言でいうと天地創造以前の状態のようなケイオスをストリー展開の中で点のようにスポットで見せるあたり一体全体何が起こっているのかも判らず心の苦痛だけを残しシナリオが展開して行く。 そして前半の結婚式では披露...

rckyltのレビュー:エル・スール

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 【ファーストシーン】 画面は真っ暗だ。微かに時計の時を刻む音が聞こえ、小鳥のさえずる声も聞こえて来る。 やがて少しずつ画面に光が入って来ると、どうやらベッドらしきモノが確認出来る。 すると突然犬が吠え始める。 「アグスティン!」 母親の慌てる声が響く。 《フェードアウト》 《フェード・イン》 ゆっくりと部屋に朝陽が挿...