パンズ・ラビリンス プロット

メキシコ人の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督によるダーク・ファンタジー。1944年、フランコ独裁政権下のスペイン。冷酷で残忍な義父から逃れたいと願う少女オフェリアは、昆虫に姿を変えた妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。すると迷宮の守護神パンが現われ、オフェリアこそが魔法の王国のプリンセスに違いないと告げる。彼女は王国に帰るための3つの試練を受けることになり……。

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パンズ・ラビリンスコメント(20)

Eoreftingno
Eoreftingno
少女を取り巻く現実はとてもつらい。
しかし現実が暗ければ暗いほど、彼女の幻想は光を帯びた。

映画史上最も美しい鼻血が見られる映画であり、私は何度も見たくなる。
pifiur
pifiur
ギレルモデルトロの作品を初めて鑑賞したが、鬼才と呼ばれるに値する作品であった。
1940年代のどこかでありそうな歴史ものに空想世界のファンタジーを織り交ぜることでこうも独特な世界が作られるとは。

ありそうでなかった世界観に適切な表現が見つからないが、こういったストーリーテリングがあるのだと知れて満足である。
シェイプオブウォーターも見たくなった。
Nsxhmskgpoi
Nsxhmskgpoi
1940年フランコ政権下のスペインの片田舎を舞台にしたダーク・ファンタジーの異色作。スペイン内戦のリアリズム表現と少女が空想する幻想世界の特殊撮影が同時進行の物語として描写されていて、大変含蓄のある内容を持っている。だが、主人公の養父で大尉の残忍性過剰表現、少女の弟への自己犠牲愛、牧神から与えられる三つの試練の存在理由など、描写不足が残る脚本が残念でならない。物語の核心に到達していかないのがもどかしい。ラスト、少女の純粋無垢な映像美にスペイン映画の美点を再確認するものの、観る者に与える感動は、もっと深くすることが出来たのではと思わせてしまう。素晴らしいものと欠点が同居した映画。グロテスク美学のさらなるカタルシスを望む。
eyvyxf
eyvyxf
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いつもの如く予備知識が殆ど無い状態で鑑賞したもので、ジャケットの雰囲気と内容の違いにかなり驚かされました。

戦争とファンタジーが融合した独特な世界観もクリーチャーのデザインも秀逸ですね。

このお話は、自分の望まぬ状況におかれてしまった本好きで夢見がちなオフェリアの妄想なのか、それともオフェリアは別世界の王女様だったのか?
どちらにも取れるラストでしたが、自分はあのファンタジーな世界はオフェリアの幻想のように思えました。

その上で“オフェリアが王女様として国に帰れた”と願いたい…
そんな気持ちにさせられた作品でした。
Osolislaip
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生粋のオタク監督、ギレルモ・デル・トロが撮り上げた大人のためのダーク・ファンタジー。物語の舞台は1940年代、フランコ将軍の独裁政権下にあったスペイン。自由を抑圧された人々が、独裁政権の恐怖に怯えて暮らす中で、主人公の少女も母親の再婚によって、目をつむりたくなるような現実世界と直面する。

そんな時、少女の目の前に妖精の王国の王女だと主張する妖精が現れるのだが、果たして少女が見たのは幻想なのか、それとも…。というのが物語の骨子だが、デル・トロが作り上げた世界観はとても美しく、怪しく、そして切ない。

何より着目すべきは、そのストーリーテリングの巧みさ。おどろおどろしいビジュアルに目を奪われがちだが、観客を幻想の世界に誘う語り口は見事だし、伏線の張り方も素晴らしい。アカデミー賞外国語映画賞に輝いたのも納得の1本だ。