ルパンは今も燃えているか?
プロット
日本
10月01日 2021 劇場で
アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい
プロット
フランス
06月13日 2020 劇場で
ガーディアン/森は泣いている
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
海は狂っている
プロット
日本
06月09日 1959 劇場で
ドリー・ベルを覚えているかい?
プロット
ユーゴスラビア
10月27日 2023 劇場で
砂漠は生きている
プロット
アメリカ
01月14日 1955 劇場で
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父は憶えているコメント(10)
父親役の監督と息子役の役者さん、そっくりだと思ったら本当の親子だったのか。
床いっぱいのパンと紅茶が美味しそうな映画である。
行方不明になって死んだと思っていた夫ザールクが23年ぶりに見つかったが、妻はすでに再婚していて…というキルギス版「ひまわり」だが、戻ってきた夫は記憶喪失だし一言もしゃべらないしあくまで映画は息子視点。しかも妻の再婚相手が村でも嫌われているモラハラクソ男。妻は子育てプラス義父のケアで疲れてきたし、娘は初めて会う祖父に懐いているが何故か父は娘を連れてゴミ拾いばかりしてる。
息子や元妻が懸命に夫の記憶を取り戻す話なのかと思いきやそうではない。かつての夫婦二人のドラマが叙情的に挿入されるのかと思ったらそうでもない。
これはかえってきたザールクを中心に周りの人の変化を描いているドラマなのだ。
たとえ記憶をなくして一言も話せなくても昔と変わらずザールクを愛している(元)妻ウムスナイ。
イスラム教においては夫が「タラーク」と3回唱えるだけで離婚できる。妻から離婚することも一応可能らしく「クル」と言うらしい。この場合は、すでに妻が夫から貰っている婚資相当額を返還する必要があるらしく容易なことではないのかもしれない。夫にとっても不名誉なことなのか、そのあたりの背景をもっと知っていると本編をよりよく理解できるのだろうか。いずれも男女不平等なことは本編でも明らかだ。
「女は厳しくしつけろと言ったでしょ」と息子に迫る母親という何ともミソジニーを内面化した姑の台詞がなんともえぐい。
記憶がなくてもザールクに会いに友人達が度々訪れるのを観ると、ザールクは村でも好かれていたんだろうな。
ゴミいっぱいのキルギスだけど、ザールクのおかげで村は少しずつ綺麗になる。
ラストでそれまでの黒一色とは打って変わって明るい色の服を纏うウムスナイに希望を感じる。クソ夫と離婚できているといいな。
お父さん
最後まで一言も発せず…
何を憶えてるのか
何も憶えてないのか
一切判明しませんでした
伏線回収どころか
主線も回収できていない
何を言いたいのか
よく分からない映画でした
本年ワーストの映画です( ; ; )
よくわからない作品でした。
私は見る映画が、ほぼ日本、アメリカ、フランス等の国に限られていたが、最近いろいろな国の映画を見る機会が増えた。(といっても、まだまだ少数だが)
知ってどうする(どうなる)というものでもないが、知らない国の様子を知ることができるのは、映画の大きな長所だと感じた。
当たり前だが、どこの国であろうと、人間の感情は変わらないと思った。
キルギスのちょっとした習慣とか日常を知ることができて良かった