MY (K)NIGHT マイ・ナイト

7.0/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   91分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   中川龍太郎
劇場で   12月01日 2023
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MY (K)NIGHT マイ・ナイト プロット

横浜を舞台に3組の孤独な男女が織りなす一夜の物語を描いたドラマ。一夜かぎりの恋人として女性を癒す「デートセラピスト」の刹那、イチヤ、刻。夫に浮気され満たされない心を抱える沙都子は、憂さ晴らしに刻とデートすることに。余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師の灯は、刹那に婚約者のふりをして母親に会ってほしいと頼む。人気インスタグラマーのmiyupoは、イチヤを伴って中華街の人気店を巡り、料理や自分の写真をSNSに投稿していく。ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の川村壱馬、RIKU、吉野北人がそれぞれ刹那、イチヤ、刻を演じ、沙都子役で安達祐実、灯役で穂志もえか、miyupo役で夏子が共演。EXILE HIROが企画プロデュース、「四月の永い夢」の中川龍太郎が監督・脚本を手がけた。

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MY (K)NIGHT マイ・ナイトコメント(20)

Rtictleossl
Rtictleossl
人と人との心が繋がるきっかけなんてわからない。
大した話ではないけど、わかり味強いためなんだか終始ニコニコしながら見てた。

毒親に対する意見のところは少々押し付けがましい感じがしたからもちょっとライトな方がよかったな😅
Gpsnkxhoism
Gpsnkxhoism
ネタバレ! クリックして本文を読む
女性陣だけではなくて、デートセラピスト達も抱えているものが有るんですよね。
刻だけは、しっかり前を向いていたけど、それ以外の人達は止まっている部分が有って、それが進み出す瞬間が描かれてた。
中川監督の作品は、『やがて海へと届く』と今作しか観ていないのですが、止まっている人が前に動き出す瞬間を描くのが上手な監督なのかな。

それでね、まず語りたいのが穂志もえかさんについて。
私が穂志さんを知ったのは、JUJUさんの「東京」のMVが最初だったんです。
だからね、この役どころは合うと思ったし、中川監督の作風も穂志さんに合うんじゃないかと期待してたの。
やっぱり、良いんですよね。
今泉監督の撮るふわっとした穂志さんも良いけど、この作品みたいな穂志さんは良いの。
この映画では、最期にちゃんと母親と向き合えて良かった。
来年公開予定の『湖の女たち』に、穂志さんと「東京」のMVで父親役だった菅原大吉さんの名前が有るから、共演シーン有ると良いな。

それから、この映画で好きだったのが、インスタグラマーとイチヤの話。
ダンスシーンが美しいの。
そして、その時の写真が美しい。
あの写真は、彼女が踊る事を好きでなければ美しくならないと思うし、彼が写真を好きでなければ美しく撮れないと思うんです。
諦めてしまった道だとしても、好きでいて良いのだし、それを頑張っていた自分を否定する必要なんてないんですよね。
それと、あの美しい写真には、撮る人の被写体への愛情が必要なんじゃないかな。
あの二人は、本当にカップルになって欲しいな。
そして何より、あんなに美しいシーンを撮れる中川監督は、映画が好きなんでしょうね。
Hmsopngskxi
Hmsopngskxi
予告編のエモい映像が良かったけどストーリーには期待値低めで鑑賞。
ところが期待していなかった音楽やドラマパートもとても良かった!
この裏切られ感に0.5を加点して4.0(笑)

悩める女性、その悩みを解決する男性セラピスト3組のオムニバス的なストーリー。

安達祐実さん演じる沙都子ver
若い女性と浮気する旦那に対抗し、若い男性セラピストとデートをする沙都子。
特にやりたい事もなく帰ろうとする中、セラピストの刻が沙都子を色んな所につれ回す展開。
そんな沙都子がめっちゃ楽しそう!
ニンニク臭が劇場内に漂って来そう(笑)
安達祐実さんの演技がリアル!
ドキュメント番組を観ていた感じ。
沙都子が最強だったシーンに大爆笑。
このverが一番好き!

夏子さん演じるミユポver
7万人のフォロワーがいるインスタグラマーのミユポ。
美味しい料理の写真をアップして料理はセラピストに全部食べさせる展開。
いろんな食べ物屋を連れ回し、あるイベント会場に。
そこでの出来事からミユポとセラピストのイチャが急接近。
屋上でのエモい景色での会話や倉庫でのミユポの躍動する躍りが美しい。
めっちゃ体が柔らかい。
ミユポverは終始映像が美しかった印象。

穂志もえかサン演じる灯ver
坂井真紀さん演じる余命幾ばくもない母を持つ灯。
セラピストを婚約者と偽って母の病院に連れていく展開。
母が全てをお見通しで早々と病院を退散。
そこからセラピストの刹那(セツナ)が本領を発揮。
1人で再び病室に戻り母の心を開かせる感じが良かった!

3人の女性がセラピストにより自分の殻を破る感じに引き込まれた!

上映時間は90分程度だったけど、もっと観ていたかった。
思っても無かった自分好みの作品で大満足!!

ところでセラピストを頼む費用がいくらなのか?
メッチヤ気になります( ´∀`)
Gkhpmoissxn
Gkhpmoissxn
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買われる男達の話。

ある日の夜、夫に浮気された女、映えの写真を撮り共感数を稼ぎたい女、余命短い母親に婚約者を紹介したい女、に買われた3人の男達、一夜限りの男女三組のストーリー。

「デートセラピスト」と言ったら聞こえいいけど、出張ホスト、女性専用風俗の中間位?
どちらかといえば風俗よりなんですかね?!
セリフにも「ホテル行く?」ってシーンもあったし。

グレーよりな仕事だと思うけど、買う側が楽しめて、癒されて、気持ちいいならいいんだと思います!リアルも。

作品作風としてはしっとり静かな感じで上映時間中は少し眠かった。
どちらかといえばファン向けなんですかね?
鑑賞者はほとんど女子でした。
Lepcevloais
Lepcevloais
ネタバレ! クリックして本文を読む
ー ご存じの通り、今作は邦画若手監督の中で独特な地位を築いている中川龍太郎監督作品である。「わたしは光をにぎっている」や「静かな雨」や「やがて海へと届く」等の印象的な静的な作品を劇場で鑑賞し、気になっている監督である。-

1.夫の浮気に悩まされているタワマンに住む主婦(安達祐実)
⇒若い男(KNIGHT TOKI:吉野北人)との一夜の交際を求める
2.夫に逃げられた余命僅かな母(坂井真紀)に幼き時から、厳しく接しられた事から常に母の視線が気になる女性高校教師(穂志もえか)
⇒母の死の前に、偽のフィアンセ(KNIGHT SETSUNA:川村壱馬)を紹介しようとする
3.料理の人気インスタグラマーの女性(夏子)
⇒自分の写真を撮らせるために若い男(KNIGHT:イチヤ:RIKU)を雇う

<感想>

・最初は、あれれ・・、と思いながら観ていたのだが、徐々に引き込まれた作品である。

1.のケースは主婦が自身も夫への複雑な想いを抱えつつ、自由なTOKIの行動に徐々に明るさを取り戻していく過程が面白い。大盛ニンニク増しましの拉麺を食べ、ナント!TOKIの立ちしょん姿を後ろから見たり・・。そしてTOKIの家にまで行き、彼の恋人やフィリピンパブで働く母親の子を預かっている姿を見て、美味しそうな料理を振る舞い、最後はフィリピンパブで働く母親を追って来た大男の顔面に正拳を喰らわすのである。
そして、彼女は晴れ晴れとした表情になり、夫にキチンと話すと言って去るのである。

2.のケースは少し切ない。母から”何しに来たの”とツレナイ態度を取られ、涙ぐむ女性高校教師。その姿を見て、ひとり母親の元を再び訪れるSETSUNA。彼は自身が男を次々に変えて来た母とは縁を切ったと告げると、母親は彼を病室から連れ出し隠してあった煙草を吸いながら、娘を想う気持ちを彼に伝え、更にSETSUNAに一度はキチンと母に会いなさい、と告げるのである。そして作品冒頭、母の留守電を聞いていながら連絡を取らなかった彼は女性教師に母親の言葉を珈琲缶を上げ乍ら伝え、自らも朝日が上がる中、母親へ電話し留守電を残すのである。

3.のケースは料理の人気インスタグラマーの女性が料理を食べる姿をイチヤに撮らせつつ、自分は食べない姿に苛つくが、彼女がイチヤの写真の上手さに気付いた彼女がふと立ち寄った写真展でイチヤが且つては写真家を目指しながら挫折した事を知り、且つてのイチヤと共に写真を学んできた新進の写真家が、インスタグラムの事を揶揄するような言葉を行った時に、皆の前で口にした啖呵が気持ち良かったなあ。

<今作は、今までの中川龍太郎監督の新たな面を示した作品であると思います。>