隣人X 疑惑の彼女

7.0/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   120分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   熊澤尚人
劇場で   12月01日 2023
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隣人X 疑惑の彼女 プロット

第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の小説「隣人X」を、上野樹里と林遣都の共演で映画化した異色のミステリーロマンス。故郷の惑星の紛争によって宇宙から難民として地球にやってきた「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢れ、各国がその対処に苦慮する中、日本はアメリカに追随するように彼らの受け入れを決める。Xは人間にそっくりな姿で日常に紛れ込み、人々はXを見つけ出そうと躍起になって社会に不安や動揺が広がっていく。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のある柏木良子の追跡を開始。自身の正体を隠しながら良子に接近し、ふたりは徐々に距離を縮めていく。やがて良子に対して本当の恋心を抱くようになった笹は、彼女への思いと罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれそうになりながらも、ある真実にたどり着く。監督・脚本・編集は「ユリゴコロ」の熊澤尚人。良子とともにX疑惑をかけられる留学生リン・イレン役で台湾の女優ファン・ペイチャが出演するほか、野村周平、嶋田久作、バカリズム、川瀬陽太、原日出子、酒向芳らが共演する。

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隣人X 疑惑の彼女コメント(20)

Ionkmsxpshg
Ionkmsxpshg
ネタバレ! クリックして本文を読む
なんとなく気になっていた作品だったので見てみました。原作とか読んでなく事前情報も宇宙人と遭遇するファンタジーなのかな?程度で鑑賞しましたが、なんというか想像をぶっ飛ばしていろいろとツッコミどころありすぎて書きたいことがありすぎて全くまとまりそうにありませんがとりあえず書いていきますね。めっちゃ長くなりそう。とにかく内容が馬鹿馬鹿しく、なんだかかわいそうにもなるし、余計な要素いきなりぶっこんできたり一体どういう気持ちで見ればいいのだろうという感じでした。途中であくびが止まらず帰ろうかなと思ったくらいです。
Xは結局なんなのかよくわからないし、画的には真面目な感じに撮ってるけど、よくよく見てるとXという要素があることで非常に馬鹿馬鹿しいなと思える内容で、でもそれがないとただの普通のラブストーリーになっちゃうんだろうなとも思うし、ん〜まあちょっといろいろ中途半端な気がします。こんな内容なのにみんな真面目に演じてるからギャグとして見れば面白いだろうけど、なんとなくファンタジー的に見せたい感じもするし、とりあえずどういう気持ちで見たらいいかわからなかったです。
とりあえず内容としてはアメリカがXという謎の生き物みたいな人間に擬態する生き物の受け入れを表明して日本もそれを受け入れすることになり、とある週刊誌が日本に潜んでいるXを見つけろと編集長が言い出して探偵を雇ってXの疑惑があると絞り出した何名かの日本人を記者たちが追うことになります。そこで主人公である契約を打ち切られそうな記者が必死こいてXの疑惑ある女性に近づき付き合うようになります。その中でだんだんと彼女はXではないと思っていき、さらに本当に好きになっていくのですが、ある時、Xに襲われる夢を見ます。その時に白髪の男性の顔が出てきて、それがXの正体だと思い込みます。そしてたまたまX疑惑の彼女の父親の話を聞いて白髪だと分かると写真を見せてもらうとなんと夢に出てきた男性だったのです(笑)さらに同時期に祖母を預けている施設の利用料を滞納し、退所の危機が出てきたことにより目先の金が必要になり、主人公は彼女の父親に会うことにこぎつけ、しまいにはその父親がXだというガセネタを週刊誌に売り、なぜか完売するほど話題になり父母の家に記者が多数押しかけ、さらには彼女の家にも記者が押しかけます。しかし父親が会見をし、そこで自分がXではないことについて話すだけではなく、娘が本当の娘じゃないことも暴露。(もっと細かくありますがめんどくさいんで割愛します)ま、これをきっかけに娘と父の関係が修復することにもなり主人公も世間から叩かれて、とりあえずガセネタだということはバレ仕事も辞め、最後彼女に謝りに行く流れです。書くの長すぎて結構端折ってますが。
野村周平がクズ役ではなく珍しくいい役だったのもなかなかいい感じでした、あとは台湾の留学生の子がバカすぎるのと、彼女との会話に不自然さが多々あり。日本語あまりわからない設定なのに主要キャラとはちゃんと喋れてるし、上野樹里が英語達者なことは何も説明なし、野村周平も英語はあまりわからないといいながらなぜか中国語は理解しているようだし、この辺の設定がグダグダで見ていてだいぶキツかったですね。こんなわけわからない映画にバカリズムさんが出たのが意外すぎますが、あえてこのぶっ飛んだ設定だからこそ出たのかな。とにかくいろいろやばかったですが人に話すネタとしては最高の映画な気がしました。ただ、何も感動とかはありません。だいぶ駄作だと思いますし、文句が止まりません!笑
あ、あと嶋田久作が最近は寡黙な男みたいな役多い気がしますがパワハラ上司みたいな役やってて新鮮でした!
Gibeiltnrers
Gibeiltnrers
宇宙からの難民Xが人間に擬態して生活していて、雑誌記者がそれを特定しようとする話。

人間とXとをどうやって判断するのか分からないまま物語が進んで、分からないまま上司は恫喝するし、主人公は情報を集めるでもなく無知なまま思い込みで取材をしている。
なぜか主人公はXに恐怖を感じているが、その理由もよく分からない。Xが未知だから怖いならもっと情報収集すると思うのだが…
主人公がダメなやつというならその通りなのだが、あまりにチグハグでどう見ていいのか分からなかった。

差別とか偏見をテーマにしているのは分かるし、終盤は盛り上がるのだが、設定が適当なので展開も分かってしまった。
上野樹里はよかった。
Rdirmauhsrbe
Rdirmauhsrbe
ネタバレ! クリックして本文を読む
林遣都さんのキャラクターが好きになれなかった。
母親の介護費用が、言い訳としてあるが、またこの人を好きになるの難しいよなぁと思いましたね。もう少し母親との関係見せないと、上野樹里さんを裏切ってまで記事を書くって心理に行かないなぁ。

上野樹里さんは父親との和解で、なんとなく感謝してましたが、そもそも父との関係が薄いだなんだって台詞だけの説明でイマイチ深みがないし、本当の子供じゃないって云う事実が流れてしまっていて響かない。

留学生のエピソードも、野村周平さんにバンドの打ち上げて、かなり酷いこと言われたと思ったんですが、なんか元鞘に収まってる感じも理解できなかったです。あと、彼女が店長から酷い仕打ち受けているのに、なぜバイト辞めてんだ?イマイチ信用できんキャラでしたね。

最後のクジのくだりが個人的には好きなので、星3つです。
Gttcreecro
Gttcreecro
って、決して宇宙人だけのことでは無いですね。自分にとっての未知の人は、Xなのかもしれません。自分も人とぶつかる事を、極力避けるタイプの人間ですが、それではお互いにわかり合えず、Xを増やしているのかも?本当に相手を理解した時のみXではなくなるのでしょう。
Vlsrlmaraei
Vlsrlmaraei
今年413本目(合計1,063本目/今月(2023年12月度)14本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))

原作はあるようですが見ていません。
タイトルや予告編、映画本編の最初の予告等を見ると「未知の惑星から人がやってきて~」という程度の差こそあれSFものかなという印象を受けますが、ここでいう「X」は「わからないもの」のことであり、映画のストーリー的には「何らかの差別意識をもって人に接する行為」それ自体が「隣人Xへの接触、交流」というところに論点があたっている(すなわち、今年ミニシアターで多く放映された「福田村事件」の現代版とも言いうる映画)ことはわかります。またこれに付随して「雑誌社の行き過ぎた報道・取材の在り方」という論点もサブ筋として描かれています。

こういった論点があることはすぐにわかるので(少なくともSFものでないことだけは100%いえる)、この問題にアンテナを張っている方にはおすすめかな、といったところです。逆に言うと問題提起型の趣旨が強く、それにあまり魅力を感じない方には(映画はみてなんぼ、という考え方の方には)合わないだろうといったところです。

採点上気になった点として以下があります。

---------------------------------------------
(減点0.3/コンビニで郵便切手を買うときに重量を測定する行為が「法律に触れる」と言えるか)

・ 本音と建前が色々存在し面倒な問題ですが、「法律に触れる」は正しくないのでまずいです(後述)。

(減点0.2/台湾人の子の日本語能力の描かれ方)

・ 現在、令和5年度においては日本語教育については「漢字文化圏」か「非漢字文化圏か」である程度アプローチが違いますが、漢字文化圏の方の学習は3~4年分の差があるとされるため(むしろ、初級の段階から、大陸(あるいは、台湾)の字と日本の字の字体の違い等に論点があたる)台湾出身のあの子の極端な日本語の不慣れさはかなり違和感があります(特に日常的に漢字を使う中国(台湾、香港)は特に日本語学習に有利で(日本語→中国語学習の逆もしかり)、あそこまで極端な不慣れさは奇妙にすら思えます)。
---------------------------------------------

(減点なし/参考/コンビニで郵便切手を購入するときに重量を測定する行為一般)

・ 結論からいうと「法律違反ではないが、トラブル防止を避けるため、やんわりと「法律で禁止されている」と書いているだけであり、映画の描写もリアル日本の描写(各種大手コンビニほか)も正しくはない」のです。

まず、コンビニで郵便切手が購入できるのは、法律としては「郵便切手類販売所等に関する法律」、あるいはこれに準拠して決まっている「日本郵便業務委託規約」によるものです。

しかし前者は「不足のないようにして差別なく売りましょう」というもので、後者は「何を委託するか」を定めるものですが、この規約を見ると

---
第3条 受託者(次項及び第3項に規定するものを除く。)は、当社からの委託に基づき、次の各号に掲げる業務を実施することができるものとする。
(1) 郵便切手類の販売
(2) 印紙の売りさばき
(3) 販売品の販売
(4) ゆうパックの引受け
(5) 前四号に掲げる業務に付随する業務
---

…で、(1)の「郵便切手類の販売」がそれに該当しますが、具体的に「重量をはかってこの場合にはいくら」ということを禁止する行為が(5)(付随する業務)に含まれるかどうかは一概に否定できず、22条以下の個別規定を見ても「計量をするな」までは書かれていません。

また、どちらにせよ規定が何もないし(規定がないので)罰則規定も何もないので「法律に違反するため」というのは明確に誤っています。

実際には、コンビニにおいてある「計量器」(はかり)と、郵便局で使うそれとで微妙な差が生じて「10円足りません」というように送り返されることが実際に存在し、そのトラブルにコンビニが巻き込まれたくないため(また、逆に個々の従業員にコンビニの本来業務以外のこれらのことまで教えると業務がパンクする)、このように「やんわりと断っている」(換言すれば、結局の理由は「トラブル防止」)というヘンテコな状況になるわけです(100円も足りないということを分かったまま郵便ポストに入れる客も稀なので、普通は10円、20円足りないというような状況で「微妙に重量オーバー」という状況で発生する)。

※ なお、郵便切手自体は「サービスを受ける対価として貼るもの」ではありますが、郵便物を送ることが普通に起こりうる日本では一種の「税金もどき」の一面もあるため「10円足りない」だけでも容赦なく送り返されてきます。

※ この点、「民営化された郵便局」とはいえ大都市の大きな郵便局以外は17時にはしまってしまうので(早いところだと15時など)、「民営化されたが、公的な要素もある郵便局」と「それを補完するコンビニなど」の相互補完が望まれる中、それでも「計量をかたくなに拒否する」のは、上記の「郵便局側が10円でも足りないと容赦なく送り返してくる」という実際上の問題があるわけです。