ドーナツキング

7.3/10
合計20件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   98分
言語   英語
地区   アメリカ
書かれた   キャロル・マルトリ
劇場で   11月12日 2021
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ドーナツキング プロット

アメリカで「ドーナツ王」と呼ばれるカンボジア人男性テッド・ノイの人生に迫ったドキュメンタリー。無一文でカンボジアからアメリカへ渡り、ドーナツ店の経営で資産2000万ドルを所有する「ドーナツ王」となったテッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼は、なぜアメリカに渡り、いかにしてドーナツ店経営に至ったのか。カンボジア内戦や難民問題、大手チェーン店と個人経営店が対立する最新ドーナツ事情まで、数々の困難を乗り越えてきた彼の数奇な半生を描き出す。「ブレードランナー」などの名匠リドリー・スコットが製作総指揮に名を連ねる。監督は新人のアリス・グー。

ドーナツキング オンライントレーラープレイ

ドーナツキング 俳優

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ドーナツキングコメント(3)

Hoipkssgmxn
Hoipkssgmxn
ネタバレ! クリックして本文を読む
According to Factinate, Presley had a notoriously strong love for
donuts.  (Factinate:関連性のある興味深い事実を公開することを目的とした一般的な知識を提供するWebサイト)
"世界史上最も売れたソロアーティスト"の第1位であることからエルビスも「キング・オブ・ロックンロール」と称号が与えられている。彼はドーナツをこよなく愛し、人生の終焉近くには、腸の不調を抱えても1日のカロリー摂取量は10,000~12.000カロリーだったとされ、しかもどれも油が浮くようなギドギドなハイパワーな食事をとっていたとSo Yummy という食品プロダクツのサイトに載っていた。それと全世界が禁止かあるいは1日の摂取量を規制にシフトしているショートニングというお菓子やフライドポテトには欠かせない日本では一切規制のない"食べるプラスチック"、"狂った油"とも呼ばれるトランス脂肪酸によって動脈硬化が進んだのも彼が"こよなく愛しすぎた"のかもしれない。
同じキング繋がりでしかもドーナツ関連として、映画とは何の関係もありませんけど... 何か?

amazon.com ではすでにVOD化されレビューが423件寄せられ、ドキュメンタリーとしては決して安くはない$4.99(569.07 円ほど)でレンタルされている。数字的にあまり参考にはならないけれども☆4と☆5を合わせて93%の方々が評価をしていることを事実と踏まえて...

I fall in love with donut, from that moment that I have a bite.
Donuts remind me of a cake called 'Nom Kong' in Cambodia.
アメリカの食文化の三種の神器であるハンバーガー、フライドチキン、それとアメリカの軍隊において行動中、各兵員に配給されるコンバット・レーションとしても供給されるほどのドーナツ。まぁ、異論はあると思うけどニューヨークでオランダ移民が伝えたとかイギリスからの悪名高き清教徒が伝えたとか説があるけれども現在では「ドーナツの首都」は、ロサンゼルスとされ、この映画の主人公のテッド・ノイはそのロサンゼルスから車で東へ片道30分ほどにある町、人口約6万人の地方都市、ラ ハブラで初めてドーナツ・ショップをオープンさせている。
一時はドーナツ・ショップは順調であったけれども...

We lived in hell.
テッド・ノイという彼の人柄なのか、もしという言葉が付きまとう数奇な運命を何かしらの運も味方してか、近くて遠い国のタイ政府の難民を受け入れない姿勢から、それでもその悲惨な現状を命からがらカンボジアから脱出し見知らぬ土地アメリカへ家族ともども着けたのは、ラッキーなのかもしれない。しかもこの映画では当時のドキュメントやテレビドラマなども過去を再現する場面で多く使用され、見ている人を飽きさせない工夫がされ、何といっても微笑みを絶やさないで全て潔く話す彼の姿勢には拍手も送りたくもなる。

I got cursed from God, because I broke my agreement with her.
I lost everything. Believe me ... everything.
これは彼と彼の家族の独白であり、そしてバイオピックでもあり、彼の77年の歴史を1時間半ほどで描くなんて考えればおかしな話であるけれども彼がカンボジアの人達の為に身元引受人になったり前にも言ったように彼の人柄なのか見終わっても何の嫌味も感じさせない映画に仕上げられている。それよりもこのおじさん、良い人なんです。投資をギャンブルと捉えるなら、どことなく『おしん』のモデルとなった元社長の方とどこか彷彿とさせている。

余談として...
1975年から1994年にかけて、主に難民として158,000人近くのカンボジア人がアメリカに渡ったとされ、そのことが歴史の繰り返しのように現在、ミャンマーでは50万人を数える難民の方が行き場を無くし困窮されている。その陰では彼らもまたロヒンギャ追放という難民を生みだしてもいた。
この映画を楽しく見れたとしても何もできない世間に何一つ貢献できない自分にはこの浮世離れした日本で、のうのうと牛のよだれのように何も考えないで暮らしていくことで平坦で何もしないこっちの方が甘えた哀しさがあるのかもしれない?
Psogisxnkhm
Psogisxnkhm
何故リドリー・スコットが製作総指揮を務めているのか、最初は不思議に思ったが、難民から大富豪となり、そこから転落していくテッドの人生は、『ゲティ家の身代金』、最新作の『House of Gucci(原題)』にも通じるように、リドリーの大好物なテーマだからだろう。また、難民から富豪となったテッドは、『エクソダス:神と王』(2015)での奴隷から民の指導者となるモーゼとも重なるし。
“暴君王”ポル・ポトが生んだカンボジア難民を、元カンボジア難民の“ドーナツ王”テッド・ノイが救う。本作はアメリカのドーナツ史でありながら、知られざるカンボジア史だ。
とにかくアメリカのドーナツビジネスには驚かされる。斬新かつ奇抜なアイデアで生存競争をするドーナツ業者の現状も知れて面白い。一方で、いかにアメリカ人の肥満率が深刻なのかも理解できたけど。
Hsnosgkpxim
Hsnosgkpxim
カンボジアの男性がアメリカでドーナツ王と呼ばれるようになるまでの大進撃物語かと思って観に行ったら、さにあらず。
カンボジアの内戦によって、命からがらアメリカに亡命できた主人公の事情が丁寧に描かれている。
主人公テッド・ノイはドーナツ屋で勤勉に働き自分の店を構えるまでになる。
仕事の無い同郷のカンボジア人にドーナツ屋のノウハウを教えていくと、家族経営の人件費の安さから、アメリカの大手ドーナツチェーン店をどんどん駆逐していく。
しかし、多くのカンボジア人を救ったドーナツ王のその後の人生は…。

なんだか、泣けたね。
人生だね。
後継者たちの頑張りにも泣けた。