いしゃ先生

7.1/10
合計18件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   105分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   あべ美佳
劇場で   01月09日 2016
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いしゃ先生 プロット

戦前戦後の混乱期に、無医村だった山形県大井沢村(現・西川町大井沢)で生涯を医療にささげ、「仙境のナイチンゲール」とも呼ばれた女性医師・志田周子(ちかこ)さんの人生を、平山あや主演で映画化。山形県の農村で名家の娘として生まれた周子は、努力して東京女子医専(現・東京女子医大)に入学し、医師になった。父からの「スグカエレ」という電報を受けて8年ぶりに故郷に戻った周子は、父・荘次郎が勝手に周子名義で診療所を建設していることを知る。無医村の大井沢村に医師を置きたいと願っていた父は、代わりの者を見つけるまでの3年間だけでも、村で医者をしてほしいと周子に頭を下げる。未熟な自分に診療所の医師が務まるのか不安だった周子も、父の頼みを聞き、3年間だけ頑張ろうと心に決める。2015年11月、山形県で先行公開。

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いしゃ先生コメント(13)

lfshsi
lfshsi
昭和初期、山形県大井沢村にて村の唯一の医者になった志田周子さんの実話を映画化。
村長である父親に騙される形で村医者になった周子。貧しい村らしく、村民に金も無ければ一風変わった女性医師なんて、当時信頼を得るためにかなり苦労をしたに違いない。

観てビックリしたのは平山あやである。若い頃、バラエティアイドルとして活躍していた彼女しか記憶にない私。キチンと女優をしている姿なんて見たこと無い訳で、、、。大根役者でも無くしっかり女優をしている。
今後も彼女の女優姿を観たくなりました。続けて貰いたいなと。

私も田舎町出身で幼い頃は病院では無く、お婆ちゃん医師がこっそりやってる様な近所の診療所で診察して貰った記憶があります。そこは限定された地域の人ばかりだったので診察しに行くというよりかは遊びに行く様な感覚。何故か調剤する廻る機械が好きだったw

あのお婆ちゃんもいしゃ先生だったんだろうな。
地域の人に愛され、尽くして。

地域限定の人物の話かも知れませんが、地元の人々が未来へ残しておきたい話。私は支持しますよ。こういう映画を。
Ognmsipksxh
Ognmsipksxh
ディテールの描写が無く、映画としては物足りない。

昭和初期、女性というだけで医師として住民に受け入れてもらえない時代、ワンピースを下着のようで下品と言われる田舎の村、そういう場所で生涯を村民のために捧げた尊い女性医師のお話。
この時代に「命は平等」であるとして、貴賤を問わず医療が受けられる世の中を目指した先進的な人物で、彼女の姿勢は現代においても尊敬に値する。

そんな彼女が故郷の村へ帰ることになった理由は本人の希望によるものでもなく、任期を終えても村に残ることにしたのも、キッカケあってのことだった。
大きなことを成し遂げた人が、必ずしも人生望み通りに生きてきたわけではない、一つの例を見せてもらった。
与えられた場所で、自身の出来ることで社会に貢献することの尊さも教えてくれる。

一方、描写が少なく複数の疑問が残る。
・村八分のような扱いを受けていたところから村民の信頼を得るまで、(初期の?)無料診察以外に何があるか
・無料診察はいつまで行っていたのか、診察料を払ってもらうようどのように村民の理解を得ていったか
・無料で診察を続けるなか、薬や注射などの出費についてどうやりくりしていたのか
・第二次大戦という、どう考えても大変な時期を過ごしたと思われるが、その頃の村はどうだったのか。医師としての苦難は無かったのか
etc...

確かに描かずとも映画は成立するかもしれないが、終始淡々と事実だけが羅列されている感じで、主人公の心理描写が少なく、物語に入り込むには物足りなかった。
その役割を「手紙」が担っているかのようにも思うが、複雑な心境までは描かれておらず、読み取るには足りない。

結果、個人的に最も感心したのは、映画よりも平山あや。
バラエティアイドルの彼女しか知らなかったが、ちゃんと女優だなと思った。
Ctukheohcs
Ctukheohcs
私は、この映画で初めて志田周子さんという人物を知った。
故郷のために東京から戻り、厳しい自然の中、1人で若い女性に対する偏見と闘いながら、道を作り、村の人々を支えた人。
映画の中では、彼女がきれいすぎるとは思ったが、力が足りないことへの苦しみも表れていたところに共感した。しなやかで強い女性だったのだろうと思う。もっと色々なエピソードを知りたいと思う、山形に行ってみたくなる映画だった。
Xgshpoinmks
Xgshpoinmks
山形県のみ先行上映ってことで、初日鑑賞。作品は実話、地元の偉人、脚本家は地元の有名人ってこともあり、まさしく手弁当、ゼロからの映画製作、正直よくクランクアップまでこぎつけられたなと思います。ストーリーとしては実話を軸にしているので、派手な展開があるわけではありません。初日に山形で行われた舞台挨拶ありの上映は4スクリーンとも満席。山形県人は国際的な映画祭があったり、スクリーン数が人口の割に多く、映画好きが多いとはいえ、本当によく集まったと思います。地元のおじいちゃんおばあちゃんたちが泣いてました。そういう人の物語なんでしょう。日本の四季は美しいですね。地元民なのでご祝儀も含めての評価です。
Yeerhgvcnae
Yeerhgvcnae
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実話かどうかにはあまり興味がないつもりでいた。
が こういう話において そこは結構 重要な事なんだと思った。

お産で亡くなるのは実際は父の母、つまり祖母にあたる人のようで、わずか23歳だったと言う。
それがきっかけかは知らないが、父が 村に医者をと願っていた。
母親が亡くなってしまうタイミングは映画にある通りのようで、それで婚期を逃したというのも事実であるのかもしれない。

主演の平山あやは、昔ウォーターボーイズでもキュートな演技をする人だなあという印象だったが、なぜこういう役所に彼女なのかの疑問は モデルの志田周子さんの写真を見てなるほどと思った。
似てるのだ。

それが製作サイドの意図かはまあわからないですが。

内容は、起伏のない、実話をなぞる淡々としたもの。
それがずっしりと重みある作品にしていた。