王の願い ハングルの始まり プロット

「パラサイト
半地下の家族」のソン・ガンホが、独自の文字創生のため命を懸けた世宗大王を演じる歴史劇。「殺人の追憶」でソン・ガンホと共演したパク・ヘイルが何カ国もの言語に精通する和尚シンミ役を演じる。朝鮮第4代国王・世宗の時代。朝鮮には自国語を書き表す文字が存在せず、特権として上流階級層だけが中国の漢字を学び使用していた。この状況をもどかしく思っていた世宗は、誰でも容易に学べ、書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意する。世宗は低い身分ながら何カ国もの言語に詳しい和尚シンミとその弟子たちを呼び寄せ、文字作りへの協力を仰いだ。最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている王の行動に臣下たちが激しく反発する中、世宗大王とシンミは新たな文字作りに突き進んでいく。監督は「王の運命
歴史を変えた八日間」の脚本を手がけ、本作が監督デビュー作となるチョ・チョルヒョン。

王の願い ハングルの始まり オンライントレーラープレイ

王の願い ハングルの始まり 俳優

王の願い ハングルの始まり 写真

王の願い ハングルの始まり Related

あの夏のルカオンラインで映画を見る
あの夏のルカ
プロット  アメリカ
03月29日 劇場で
コウイン 光陰オンラインで映画を見る
コウイン 光陰
プロット  日本
04月12日 劇場で
ブルックリンでオペラをオンラインで映画を見る
ブルックリンでオペラを
プロット  アメリカ
04月05日 劇場で
ハンテッド 狩られる夜オンラインで映画を見る
ハンテッド 狩られる夜
プロット  アメリカ・フランス合作
02月23日 劇場で
ザ・パイロットオンラインで映画を見る
ザ・パイロット
プロット  ロシア
02月16日 劇場で
奇跡の子 夢野に舞うオンラインで映画を見る
奇跡の子 夢野に舞う
プロット  日本
02月23日 劇場で
決断 運命を変えた3.11母子避難オンラインで映画を見る
決断 運命を変えた3.11母子避難
プロット  日本
04月12日 劇場で
デューン 砂の惑星 PART2オンラインで映画を見る
デューン 砂の惑星 PART2
プロット  アメリカ
03月15日 劇場で
マッチングオンラインで映画を見る
マッチング
プロット  日本
02月23日 劇場で
シノアリス 一番最後のモノガタリオンラインで映画を見る
シノアリス 一番最後のモノガタリ
プロット  日本
02月23日 劇場で
12日の殺人オンラインで映画を見る
12日の殺人
プロット  フランス
03月15日 劇場で

王の願い ハングルの始まりコメント(20)

Konxphmssig
Konxphmssig
語学趣味でハングルも少しだけかじっているのでいいタイミングと思って鑑賞してみた。世界遺産の建物をフルに使った映像も美しく朝鮮第4代国王・世宗を演じるソン・ガンホの温厚な王様の演技もいい。
ただハングル学習者としてはハングルが影響を受けているパスパ文字との比較やハングルの特質であるバッチム(リエゾン)表記をいかに発明したかもっと掘り下げて欲しかった。
又娯楽性を持たせるため冒頭の日本人僧の経文をめぐる諍いや宮殿に巣食う儒教官僚と王との確執など言わばどうでもいいエピソードで辟易する部分も多い。
世界中で作成者が分かっている文字はハングルだけで有りその足跡をもっと詳しく知りたかった。
mlvtdss
mlvtdss
1400年代、李氏朝鮮第4代国王の世宗大王が訓民正音という名称で交付したとされる現在のハングルにあたる文字の誕生までの話。

「本作品は歴史の一節を基にしたフィクションです」だそうです。

八萬大蔵経に纏わる出来事から始まり、僧の力を借りて、簡易で民が学び使える独自の表音文字をつくっていくストーリー。

サンスクリットやパスパ等を参考にハングルを作っていく様は、閃きと発見と試行錯誤を繰り返しで面白いし、明からの圧力やヨダレダラダラ君の仄かな思い何かもあってなかなか良かった。

でも、やっぱりある程度まで話が進むと、変化が乏しくダレてくるし冗長に感じるところも多かったかな。
Kmnhiospsxg
Kmnhiospsxg
朝鮮語の表音文字であるハングル(訓民正音)が誕生したのは15世紀半ば、当時の国王である世宗大王の功績だという。同じ漢字文化圏である日本の表音文字・ひらがなの確立は8世紀末から9世紀頃なので、ずいぶん遅い気もする。朝鮮独自の文字がそれまでできなかった一因は、映画でも描かれているように、上流階級層だけが特権として漢字を学び、知識を庶民に開放しないことで既得権益を守りたがったからだ。

世宗による独自文字の作成にどんな人材が貢献したのかは不明らしいが、製作や脚本で十数年キャリアを築き、本作で監督デビューしたチョ・チョルヒョンは、世宗が当時賎民階級であった仏僧のシンミ和尚に「国のために世を良くした尊者」との称号を贈ったという史実に着目。サンスクリット語や中国語など多くの言語に通じたシンミ和尚がプロジェクトリーダー的な役割を担ったのではないかと推理し、ストーリーを組み立てた。

国民が誰でも使える平易な文字を作りたいと願う心優しさと、重臣たちの反対や抵抗にも屈しない強い意志を併せ持つ世宗役にソン・ガンホ。権力にこびることなく、王の理想に共感して文字作りに尽力するシンミ和尚役にパク・ヘイル。「殺人の追憶」で刑事役と殺人犯役で対決した二人が、本作では文字作りという目的のために協力する役どころで再共演している点も感慨深い。

すべての発音をなるべく少ない文字数で表そうと試行錯誤する過程の描写も知的好奇心をくすぐる。文字の制作過程の記録なども当然残っていないだろうから、ここはおそらく完成形のハングルの構成要素を分解していき、たとえば口の形を表すパーツを定めるまでにはこんなやり取りがあったはずだ、と創作していったのだろう。機械を分解して仕組みや製造方法を学ぶリバースエンジニアリングの手法に近い作業があっただろうと感じた。

なお映画ではハングルが完成するまでしか描かれないが、その後は使用が弾圧された時期などもあり、すぐに普及したわけではなく、義務教育で必修科目になったのは日韓併合時代の20世紀初頭だという。そう聞くと、ハングルが国民に行き渡ってからたかだか百年ほどで、ハングルをベースにした韓流ポップカルチャー(映画、ドラマ、音楽など)が国際的に躍進している現状は率直にすごいなと思う。
Olobcrfhusebmart
Olobcrfhusebmart
フィクションとのことですが、文字を作る過程はとても興味深く、純粋に面白く鑑賞しました。
仏教と儒教のせめぎ合い、小坊主さんたちの掛け合い、などなど…
一見単調に見えますがよく見ると衣装が凝っていましたね。

ソン・ガンホさんは流石の演技力ですね。

王妃役のチョン・ミソンさん、とても味のある素敵な女優さんだなと思ったら、
観終わった後にお亡くなりになられたようだとわかり、ショッキングでした。

シリアスで知的な作品、ちょっぴり笑いもあり、わりと好きな映画でした。
Roedcctirk
Roedcctirk
韓国映画にしては王の威厳に???
でもチョン・ミソンさんがやはり素晴らしいです。ちょうど一周忌。本当に残念です。