王の願い ハングルの始まり プロット

「パラサイト
半地下の家族」のソン・ガンホが、独自の文字創生のため命を懸けた世宗大王を演じる歴史劇。「殺人の追憶」でソン・ガンホと共演したパク・ヘイルが何カ国もの言語に精通する和尚シンミ役を演じる。朝鮮第4代国王・世宗の時代。朝鮮には自国語を書き表す文字が存在せず、特権として上流階級層だけが中国の漢字を学び使用していた。この状況をもどかしく思っていた世宗は、誰でも容易に学べ、書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意する。世宗は低い身分ながら何カ国もの言語に詳しい和尚シンミとその弟子たちを呼び寄せ、文字作りへの協力を仰いだ。最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている王の行動に臣下たちが激しく反発する中、世宗大王とシンミは新たな文字作りに突き進んでいく。監督は「王の運命
歴史を変えた八日間」の脚本を手がけ、本作が監督デビュー作となるチョ・チョルヒョン。

王の願い ハングルの始まり オンライントレーラープレイ

王の願い ハングルの始まり 俳優

王の願い ハングルの始まり 写真

王の願い ハングルの始まり Related

ほなまた明日オンラインで映画を見る
ほなまた明日
プロット  日本
03月23日 劇場で
映画 マイホームヒーローオンラインで映画を見る
映画 マイホームヒーロー
プロット  日本
03月08日 劇場で
オリガ・スミルノワのジゼル in cinemaオンラインで映画を見る
オリガ・スミルノワのジゼル in cinema
プロット  115分
03月08日 劇場で
ブルーイマジンオンラインで映画を見る
ブルーイマジン
プロット  日本・フィリピン・シンガポール合作
03月16日 劇場で
π パイオンラインで映画を見る
π パイ
プロット  アメリカ
03月14日 劇場で
ボーはおそれているオンラインで映画を見る
ボーはおそれている
プロット  アメリカ
02月16日 劇場で
風よ あらしよ 劇場版オンラインで映画を見る
風よ あらしよ 劇場版
プロット  日本
02月09日 劇場で
神さま待って!お花が咲くからオンラインで映画を見る
神さま待って!お花が咲くから
プロット  日本
02月02日 劇場で
水平線オンラインで映画を見る
水平線
プロット  日本
03月01日 劇場で
シモキタブレイザーオンラインで映画を見る
シモキタブレイザー
プロット  日本
02月16日 劇場で

王の願い ハングルの始まりコメント(20)

Radniafrub
Radniafrub
ネタバレ! クリックして本文を読む
特に気にして無かったんですが、ちょっとした機会から鑑賞しましたw

で、感想はと言うと、なんか賢くなった気がしますw

今から600年近く前の1446年。朝鮮には自国語を書き表す文字が存在せず、特権として上流階級層だけが中国の漢字を学び、使用していた。
後に朝鮮王と呼ばれる第四代国王の世宗大王は誰でも容易に学べ、書く事ができる朝鮮独自の文字を作ることを決意する。
当時、文字は上流階級の特権であり、庶民に文字を与えようとしている王の行動に臣下たちが激しく反発するが、遂に訓民正音、ハングル文字を創製する。
と言うのが大まかなあらすじ。

普通に身の回りに文字が溢れている時代であっても文字を新たに作ると言う作業は普通に考えても大変。
様々な創作物や国際補助語として作られた人工言語などあるが、これらは今の文字があるからこその作り上げられただけに殆ど何も無い状況で作り上げると言うのは並大抵でない。
ましてや上流階級者の特権として使用されていた物が庶民にも使用出来るとなると、自分達の旨味が無くなると反発も必至。
いろんな事で「大変だな〜」と言うのがひしひしと伝わってきます。

当時の朝鮮は漢字文化圏で漢字以外文字はなく、話し言葉以外に意思を伝える術を持たなかった為、漢字の読み書きが出来ない民衆に対して、ハングル文字を創製・制定しようとする。
だが、当時の明(中国)は大国であり、明の一部であるからこそ一流の文化を得られるとし、そこから離れる様な行為を行えば、一流国の恩恵は受けられない。その事で国の文化水準が下がってしまう事は納得が出来ない。と言うのが保守派の反発理由。
「国民は言いたい事があっても書き表せずに終わることが多い。これは文字ではなく漢字の素養が無い民に発音を教えるための記号に過ぎない」と言うのが世宗大王の言い分。
どっちも分からなくは無いんですが、文字が書けない読めないと言うのは意思の伝達に手紙を用いる事が出来ない。
ハングルの文字の創製に限らず、今の文化は様々な事が試行錯誤されて、今に至る訳ですから、知る事はとっても大事。
でも、映画としての面白さはちょっと難しいかな。
作品としては良く言えば知的好奇心をくすぐるが、悪く言うと重くて固い。
「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホが世宗大王を演じているので見応えはあるけど、当時の朝鮮の歴史的状況やある程度の漢字などの成り立ちを知るか、興味がないとちんぷんかんぷんになってしまう。
確実に観る人を選ぶ作品です。

個人的には河合克敏さんの「とめはねっ! 鈴里高校書道部」を読んでたので、漢字の成り立ちや書道の意図などがなんとなくですが分かっていた(つもり)なので、それなりに入ってくるんですが、それでも一旦詰まると知らない情報が多かったりして、置いていかれたりするんですよね。
史実とフィクションを絡めて、フィクションの加減をどれだけ入れたとしても、ある程度史実を元にした話なので固いのは仕方無いけど、エンタメ色は少なめ。
文字自体が一つのアートであると考えると、エンタメに成り得ると言えなくは無いんですが、ちょっとこじつけですかねw

もう少し、見易ければ良かったかなと思えるけど、崩し過ぎると作品の意図が曲解されかねない。
全体的に重く、固く、雰囲気も暗い。
それでも多言語が普通になっている今の日本に文字の有り難さを感じると言うのには、些か文化が乱雑し過ぎて、ちょっと難しいかと思いますが、それでも当たり前の物を改めて考えるのはとても大事な事。
観る人を選びますが、いろんな作品を観る中で、こういった作品も個人的にはアリかと。
あくまでも個人的な一意見として捉えれ頂ければ幸いです。
azjlkde
azjlkde
110本目。
海老名に行こうと思ったら電車が動いてない。
始発で帰る時、すでにヤバそうだったから覚悟はしてたけど。
忙しく寝不足、こんな日位はと思うけど、性分だから。
で予定変更、新宿へ。
韓国建国の話しかと思ってたから、最初は何のこっちゃと。
見進めていくうちに、成る程と思う。
終始落ち着いた流れで、歴史的に重要な作品と思わせる。
でもこの流れって完全にコメディだと思う。
そっちの方向で撮った作品も観たいと思う。
npnnsee
npnnsee
自分もこの王の願いを観て来ました。パンデミック流行を機にして、世界中何処でも全分野で一気にデジタル化が進行しています。

今まで先人達が築き上げて来た伝統文化、知恵をどうすれば守れるのか、未来へ引き継いで行くにはどうすれば良いのかを問いかけています。
Crudeeised
Crudeeised
ネタバレ! クリックして本文を読む
ー ラストのテロップを見て驚いた。
王妃を演じたチョン・ミソンさんが48才と言う若さで亡くなられた事に哀悼の意を表します。ー

◆ハングル文字が作られた理由、過程を面白く鑑賞。

・世宗(ソン・ガンホ)が”誰もが、読み書きできる国”を作るため、”訓民正音”(ハングルの正式名称)を造り上げる過程が、知的好奇心を擽られ、とても面白かった。

・”高麗は仏教を信仰していたために、滅んだ”と信じた人々は、儒教思想を基に朝鮮を起こした訳だが、当然朝鮮では、仏教徒は白眼視される。
特に、官吏達から・・。

・そのような状況下、仏教徒はチベット密教で使われていたサンスクリット文字を使う事に気付いた世宗が、臣下達の猛反対を押し切り、仏教の僧侶シンミ(パク・ヘイル)を説き伏せ、ともに新しい文字を作り出す、艱難辛苦の過程が実に面白い。
それまで、表意文字の漢字しか使ってこなかった朝鮮で、陰陽五行の考えを取り入れたりしながら、サンスクリット文字を参考に新しき表音文字を徐々に創り出して行く姿。
ー それ故に、当時の朝鮮の民は、文盲が多かった。ー

・臣下達の反発に悩む世宗を”仏教徒”だった王妃(チョン・ミソン)が励ます姿。それは、彼女が死しても・・。

<知的好奇心を、凄く刺激された映画。
可なり、脚色があるという事だが、全く気にならず。(と言うか、事実を知らないから・・。)
時折織り込まれるユニークなシーンも、佳き哉。
故、白川静教授が今作を鑑賞されたら、どの様なコメントをされたのだろうか・・、と思ってしまったよ。>
Psxhinkogms
Psxhinkogms
わかっている唯一の文字が、ハングルと聞いたことがあります。
いかに天才でも文字をゼロから作るのは大変。
日本は漢字を書きかえて表音文字にしましたし、ヨーロッパは誰が作ったのかわからないアルファベットをそれぞれの言語で共有しています。

言葉や文字が好きなのでとても興味深かった。
日本、中国との関係、仏教と儒教の関係なども勉強になった。