映画:フィッシュマンズ

7.4/10
合計18件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   172分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   07月09日 2021
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映画:フィッシュマンズ プロット

孤高のバンド「フィッシュマンズ」に迫るドキュメンタリー。1987年に結成され、91年4月21日にシングル「ひこうき」でメジャーデビューしたフィッシュマンズ。ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲を担当していたボーカルの佐藤伸治が99年に急逝したが、バンドは活動を続け、デビュー30周年を迎える現在も音楽シーンに影響を与え続けている。映画は2019年2月に開催されたイベント「闘魂2019」のリハーサルから撮影を開始し、同バンドが結成された明治学院大学の音楽サークル「ソング・ライツ」の部室や、渋谷La.mama、渋谷クラブクアトロ、三軒茶屋クロスロードスタジオ、VIVID SOUND STUDIO、日比谷野外音楽堂といった縁の地をメンバーとともに訪れインタビューを敢行。現・旧メンバーが当時について振り返るほか、関係者が保管していた100本以上にも及ぶVHSなどの素材をデジタル化した未発表映像を多数収録。

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映画:フィッシュマンズコメント(19)

Smphngxsoik
Smphngxsoik
フィッシュマンズを知らないで見たけど、なかなか興味深かった。メロディーが独特だと思った。最初の方小沢健二は個人的に絶対影響受けていると思った。私はアーティストは信者を作ったら敗けだと思っている。神になったら敗けだと思っている。フィッシュマン信者がいるか分からないけど、彼の事は孤高の天才と呼ばれているのを知り、孤高のアーティストであったのではないかと個人的に思う。
Psxhnomigsk
Psxhnomigsk
ネタバレ! クリックして本文を読む
この映画は、ドキュメンタリーとしてただ過去の出来事を並べるのではなく、Fishmansというバンドを解釈することで、過去から現在を再構成している。だからこそ私たちは「Fishmansとは何だったのか」ではなく、「Fishmansとは何なのか」を少なからず映画の中に見つけるのだ。つまりこの映画は、単純に過去を回想するのではなく、80〜90年代を生きたFishmansから、今を奏でるFishmansを説明する。エンドロールの後に、茂木欣一の「一生モノであるFishmansという宝物を生かし続ける」というセリフを挿入したのは、きっとそういう意味を含ませたかったからだろう。

そのように考えるならば、私たちはFishmansにある一つの運命を感じ取る。Fishmansという大きな枠組みの中で、佐藤伸治が仲間と出会ったこと、バンドがなかなか売れなかったこと、メンバーが一人また一人と抜け、関係者がバンドを離れたこと、佐藤が突如いなくなってしまったことなどは、全て「そのようになっていた」のではないか。その運命の中で、彼らは音楽を奏で続けているのではないか。

説明不足(HONZIのサポート加入や「宇宙 日本 世田谷」の制作など)や、構成の退屈さ(インタビューとライブ映像の繰り返し)という問題点もあったが、多くの新しい視点を提供してくれたこの映画と、製作者の努力には率直な拍手を送りたい。
bfhbsy
bfhbsy
後追い世代でも分かるハット&ボーダー好き(?)サトちゃんの天才っぷり、周囲をひきつけるカリスマ性、そして繊細さやそれゆえの苦悩の日々と欣ちゃんの人の良さや包容力みたいなもの。まさしくLONG SEASON、人生や日本音楽史/シーンにおける一つの季節の終わりと始まりが巡っていく。
例えば歴代の伝説的バンドたち、ジョイ・ディヴィジョンからの残ったメンバーで結成されたニュー・オーダー、ニルヴァーナからのドラマーのデイヴ・グロールによるフー・ファイターズと違うバンドになることもあれば、その一方でフィッシュマンズのように残りのメンバーでその名前を背負い続けていくクイーンやマニックスもいる。向き合い方・乗り越え方に何が正解ということはない。おそらくそのどれもが正しく、誰よりもそばで一緒に生み出していた当人たちにしか分かりえない悲しみや苦しみ、喪失感に葛藤があるはずで、それらと向き合っては、去った者のためにも本当にいいと思う音楽を作り続けていく。表現者は表現してこそ、ミュージシャンは音楽を鳴らしてこそ。
バンドというものの音楽を聴くことは多いけれど、バンドなんて大体ろくな終わり方しないって歴史が幾度となく証明しているのに、なんで懲りずにするんだろうって思っていて、そんな気持ちは本作を見たからといって特に変わりはしなかった。確かに、去った者の不在はあまりに大きいけれども、それでも前を向いて、音楽を鳴らす。ちゃんと今日にまでつながっていた。
Shsomxkngip
Shsomxkngip
世代が同じなのに、フィッシュマンズというバンドをまっったく知らなかった。曲も聴いたことない、と思う。映画館の上映スケジュールをチェックしてた時、この映画なんだろうと予告を見てみた。細っこくて童顔の男の子が、ファルセットでふにゃーっと歌っている。なんか猫っぽい。そしてカテゴリーしづらい曲だにゃ。

こんな程度の興味で、3時間近くの長尺の映画を見た。あまりにもバンドを知らないため、私的には内容について何も言えない。ファンの人には、もしかしたら言いたいこともあるかもしれない。とにかく、佐藤伸治さんは、オジさんにはなれない運命の人だね。無理だろう、こんなに突き詰めちゃう人が長生きするの。やってることが修行僧だもん。終盤のライブ映像の佐藤さん、すでに顔がイっちゃってた。この顔はもうあの世に片足かかってるでしょう。

対して、茂木さんの明るさ、誠実さがいい。こうやって年を重ね、経験を重ね、苦しみを乗り越えて生きてきた。佐藤さんを除く立派なオジさん達が、若いままの佐藤さんの曲を奏でる。私は彼らが好きだ。オジさん万歳!

フィッシュマンズの曲をもっと聴いてみたいな。図書館にベスト盤でもないかと検索したら、CDはないけど、佐藤伸治詩集があった。隣にフジファブリックの志村正彦の詩集も…。確かに「さ」の次は「し」。生き急いだ2人が、仲良く並んでいた。偶然、偶然。

見てる間、ずっと気になってたんだけど、佐藤さんがたまに菅田将暉に見えた。中原中也にも少し似てるけど、目が特に菅田将暉っぽい。角度とかにもよるけど。あと、若い時の柏原譲さん、坂本龍一に似てない?

こんな感想ですいません。でも、かなり遅れたがフィッシュマンズに出会えて、良かった。
Riveemonmnowcti
Riveemonmnowcti
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フィッシュマンズの評伝を読んで、この夏はずっとフィッシュマンズを聴いており、とても楽しみにしていたのだが、『メロディ』も『いかれたベイビー』も掛からない。茂木さんは亡くなった佐藤さんのことを思い出すことで言葉が詰まるのか思っていたら、ずっとその調子でたっぷり間を取って話すので長いなーとしか思わなくなる。

新潟でこんなにフィッシュマンズを好きな人がいるのかと驚くほど満席。貴重な映像が見れたのだけど長くてお尻が痛くなる。

『ひこうき』は全然好きじゃなかったけど、佐藤さんのギターソロがめっちゃかっこよくて、すごく魅力的な曲になっていた。

ただ本当に長い。