幕が上がる
プロット
日本
02月28日 2015 劇場で
よみがえるブルース
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言
プロット
日本
05月11日 1985 劇場で
夜空に星のあるように
プロット
イギリス
01月01日 1968 劇場で
猫のように
プロット
日本
03月19日 1988 劇場で
ブーメランのように
プロット
フランス
12月25日 1976 劇場で
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サイダーのように言葉が湧き上がるコメント(20)
自分でも気に入っていたはずの前歯がコンプレックスになり人前でマスクを外せなくなったスマイル、メキシコ人とのハーフでチェリーの俳句を街中にスプレーで書き殴る落書き魔のビーバー、粗雑でいつもビーバーにイジられてはブチキレているが実は素直で優しいフジヤマさんの孫タフボーイ、アイドルオタクのジャパン、多彩なキャラクターが鮮やかな印象を残す爽やかな青春ドラマ。いいね!や既読に一喜一憂しながらSNS越しに心の距離を縮めていきながらも、胸の奥に抱えているものをお互いに打ち明けられない現在進行形の恋とレコード盤の裏ジャケットに映り込んだ昭和の恋がシンクロした時、町中に散りばめられたチェリーの刻んだ誤字混じりの五七五の一つ一つが堰を切ったように夜空に噴き上がる、まさにキンキンに冷やしたサイダーのように爽やかな青春譚。さめざめと泣かされました。
自分の見た予告ではごく普通のボーイミーツガールものという印象しか受けなかったのですが、粗筋にもあるとおりデイサービスに通う老人の話と段々と重なっていき、二つのボーイミーツガールとなります。
お年寄りの思い出話に弱い自分は全く予想していなかった展開に思わず涙が溢れてしまいました。
フライングドッグ10周年記念ということでレコードがフューチャーされており、登場人物の若い子たちが「これなに?」「初めて見た…」という反応や知らないが故のレコードの扱いの雑さもなかなかおもしろかったです。
思春期ゆえの自分の容姿へのコンプレックスの芽生えや大事なことを思い出したいのに思い出せない老人の哀しみ、少しずつ彼女への想いを自覚し言葉にしていく主人公など、セリフだけではなく仕草や表情で丁寧に描写されており感情移入してしまいました。
冒頭のスケボーシーンは現実に即して引いてしまう人もいそうですし、自分も一瞬眉を顰めてしまいましたが、追いかける人物の描写をギャグっぽくしてあったのであくまでフィクションのアクションシーンとして楽しめました。
「大きい音が苦手」で感覚過敏ぽい主人公(彼女と出会ってからは「必要なくなった」と言ってるので単に外界との遮断の言い訳だったかもしれませんが)や、父親がフィリピン人で日本語を話せるけど書けない、という少年などキャラクターの設定に近年の世相を反映しながらも重くなりすぎず、また説明セリフばかりにならず軽やかに表現されておりそういった点でも観賞後爽やかな気持ちになれました。
腑に落ちれば、極めて真っ当なボーイミーツガール青春映画の快作。興味深いのは、映画の作劇は「時代を反映する」ものと「そうでない」ものとあるけれども、これは完全に前者であること。
東京にいるとつい忘れがちだが、今、日本でほとんどの映画が見られているのは地方のモールのシネコンであろう。この映画のストーリーは田園の中の「ショッピングモール」だけをほぼ舞台として展開し(だから、かなり多くの人は「自分たちの話」としてとらえられるかも)、ヒロインはキッズ時分から叩き上げ人気配信者であり、ツイッター的なものが話のキーになる。
要するに、時代の小道具を反映するタイプの作劇としては、『サマーウォーズ』からきちんと10何年後のアプデを遂げているのだ。同じモチーフから抜け出せないあの監督の近作とは全く別な意味で。ポスト宮崎……などと言われ始めて久しいが、それは数人にあらず。今やそんな人材は、ごそっと出てきた。
意図的にわたせせいぞう漫画のようにポップに振った背景は、CG主体作画の違和感をきちんと消す方向で作用。これもアニメ表現として好感。話の大きな流れは「謎のピクチャーレコード」の探索となるのだが、パンフがもろにそれを模しているのは、かなり驚く。映画パンフは数百冊持っているけど、初めて見た。これは面白い。
そのひとことにつきます
俳句が大好きなヘッドホン少年
ちょっとした有名人なマスクの少女
性格も似つかない2人が出会ったのはショッピングセンター
とある物探しを通した2人のひと夏
最初はお互い近寄り難い存在であったが、少しずつ見てわかる距離の縮まり方に恋愛映画の醍醐味を感じます
クスって笑えるような場所
じーんって感じてしまう場所
感情豊かに物語が描かれているだけでなく
カレンダーと共に進む物語
とある期限を抱えたまま物語
見ている私たちも進んでいく描かれ方がとても印象的
そしてこの豊かな感情を細かく表現してくれるのが、あまり見ないアニメーションのタッチ
はっきりとした色使いで強弱を持っているからこそ、個々の感情が伝わりやすくとても見やすかったです◎
それでも5にたどり着けなかった理由は
エンディング
これも一つの正解だったと思います
それでも、あまりにも不自然すぎる性格の急変には流石についていくことができませんでした
もうすぐ公開が終わってしまう時期ですが、見て後悔はしていません
むしろこれからの残り1ヶ月の夏
全力で青春していきたいと思えたそんな映画