白いリボン プロット

「ピアニスト」「ファニーゲーム」などで知られるオーストリアの鬼才ミヒャエル・ハネケによるミステリー。第1次世界大戦直前の北ドイツを舞台に、教会や学校の指導でプロテスタントの教えを守って暮らしてきた小さな村の住人たちが、次々と起こる不可解な事故によって不穏な空気に包まれていく様子をモノクロ映像で描きだす。カンヌ国際映画祭パルム・ドール、ゴールデングローブ賞外国語映画賞をはじめ多数の映画賞を受賞。

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白いリボンコメント(20)

Kxpigohssnm
Kxpigohssnm
もう一度見たい。不気味。
Licusdscseulsfe
Licusdscseulsfe
白いリボンは無垢の意味だが、これは罪を犯した印。
第一次世界対戦の始まる前のドイツの北の小さい村の話。
嫉妬、DV, 近親相姦、暴力など、こういう環境が、ナチスを台頭させたんではないかと感じた。
もし教師とガールフレンドの二人がここに登場しなければ暗黒。
Ciemilmosc
Ciemilmosc
ミヒャエル・ハネケ監督の作品は初めて見ました。
大戦に突入する直前のドイツの田舎町での出来事が回想されます。
次々と陰惨な事件が起き、犯人は藪の中のまま軍靴に紛れます。モノクロの息苦しい薄暗さに背筋の凍る恐怖が迫ってきます。
見えない針金が予兆する闇の深まりは、領主と教会はじめその取り巻きと貧しい農奴らとの格差社会の必然です。支配者に対する妬みと弱者に対する優越に、大人はあきらめ甘受し、子供は抑圧に正直に反応します。
格差と貧困が暴力を正当化することはできません。平和と繁栄が真の希望をもたらします。
Pgoxmishsnk
Pgoxmishsnk
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事件は起こるが犯人探しがテーマではない。
強権的に振る舞う町の名士である父親たちの、
抑圧的・暴力的な行為や思想が、
子供たちや人々に及ぼす影響とその過程を、
丹念に不快感たっぷりに描き出していく。

ドクターが助産婦に吐いた暴言は、
これまで観た映画の中でもトップクラスに酷い。
男たちの抑圧が強くなればなるほど、
子供たちの邪悪な悪戯の対象も、しだいに弱いものへと移行していく。

終盤、時制が第一次大戦直前であることが示される。
時代を支配していたこのような構造や空気が、
国々を勇んで戦争に突入させる引き金になったのか。

このあたりはわからないことが多いので、
色々と調べてみたいと思った。
今と関係ないとは決して思えない。
Reotnergha
Reotnergha
評価の高い本作ですが、私には到底理解できたとは申せません。
たしかに面白いのですが、他人から、それでどこがよかったの?と尋ねられても説明できないのです。

封建制が色濃く残る20世紀初頭のドイツの田舎で、横溝正史的ともいえそうな不可解な事件や出来事が次々に起こり、なんの解決も見ないままに映画は唐突に終わります。

ミステリではありません。歴史物でもありません。
おぞましい人間の業を描いたのでしょうか?
前近代的なムラ社会の因習を批判しているのでしょうか?
神と人との断絶を問題提起したのでしょうか?
ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへと移ろうとする大戦前夜の混沌をカリカチュアしたのでしょうか?
子供たちの無垢と獣性の対比を露わにしたかったのでしょうか?

狂言回しの教師の目で、ただ淡々と話は進み、観客にすべては委ねられます。

ストーリ運びや人物描写、映像の美しさなど、非の打ち所がないのですが、作品の意図がわからない。わかる必要などないのかも知れませんが、そこがわからないとこの映画を理解したことにならないのではないかと思ってしまうのです。

わからないまま無批判によい評価を下すことはできませんので、4.0という中途半端なスコアにさせていただきます。