育子からの手紙

7.4/10
合計21件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   106分
言語   日本語
地区   日本
俳優   宮崎香蓮   有森也実   天宮良   颯太   田中実   中西良太   渡辺梓  
書かれた   岩田元喜
劇場で   04月17日 2010
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育子からの手紙 プロット

主婦の副島喜美子が、同室で闘病した少女の実話を綴った「育子からの手紙
十五歳、ガンと闘った日々」の映画化。喜美子の入院する病室に13歳の育子が緊急入院してくる。喜美子は、骨折の激しい痛みに苦しむ育子と、彼女を献身的に看病する母の姿を温かく見守っていた。次第に喜美子と育子の間には、病気と闘う同志のような絆が芽生え、歳を越えた友情を築いていくが……。主演は原日出子。

育子からの手紙 俳優

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育子からの手紙コメント(2)

Ipgsxknomsh
Ipgsxknomsh
宮崎花蓮さん。

『チェスト!』
『まぼろしの邪馬台国』

まだ有名とは言いがたい
オスカーが忽那汐里さんの次くらいに
力を入れて売り出しているように見える若手女優。

金券ショップに他の映画前売券を
購入しに行ったとき、彼女の名前と
800円という値段の安さに魅かれて買ってしまいました(苦笑)

だから、難病ものと言うこと以外、
20年前に執筆された著書であることや
実話に基づいていることなど、鑑賞後に知る有様。

劇場は、御年配層を中心に
小さいスクリーンがあてがわれ20名ほどの入り。

そんなに宣伝に力を入れていませんからね。
これでも上々ではないかな、と感じつつ上映開始を待ちました。

☆彡     ☆彡

予想通り:中盤以降、涙が止まらなかったこと
予想越え:生きる勇気、生きる喜びを与えられたこと

〈 ありがとう 〉

まず、オープニングカットで
名古屋のテレビ塔が登場してきて、
思わぬ展開に、ここでスイッチオン。

中盤からラストにかけては
涙なしではスクリーンを観られず鼻水啜りっぱなし。

エンドロールに流れる
楽曲の歌詞が、これまた良くてダメ押し。

先制点→中押し→ダメ押し

まるで野球の理想的な展開のような
ストーリーに完全にやられてしまいました。

先発:宮崎花蓮さん
抑え:原日出子さん、って感じでしょうか。
代打の切り札は、特別出演:渡瀬恒彦さんかな。

◇   ◇

BGMがやや仰々しすぎたのと
名古屋弁の発音がおかしかったのは
気になりましたが、それは作品全体から観れば微々たるものでした。

難病モノなので、
泣く覚悟はできていたのですが
同じ難病モノの感動作『一リットルの涙』を
髣髴とさせるヒロインが懸命に生きようとする姿と、
そんな彼女を献身的に支える両親や学校の友人、そして
偶然ベッドが隣になったことから手紙のやり取りをし始めた
原日出子さんと原日出子さんの家族の姿に、ただ泣くだけでなく、

・五体満足のありがたさ
・健康に生きていることのありがたさ
・一人ぼっちでなく周りの人に支えられているありがたさ

そしてなによりも
両親から生命と健康で丈夫な体を与えられた
ありがたさに心の底から感謝せずにはいられませんでした。

流れ落ちた涙は
病気で亡くなってしまった悲しさではなく、
自分がこうしてこの映画に出会えたことの感謝、
自分がこうして生きていることへの感謝、そういった
ありとあらゆる感謝の念が湧き出てきたことによる、
ちょっとこれまでの難病モノとはタイプが違っていました。

20年前の話だといっても、
生きていくことに今も昔もありません。

だから、きっと
生きる勇気や感動を与えられたに違いないのですから。

☆彡     ☆彡

作中で、
育子が罹った病気は、
現在、J1サッカーチーム、
大宮アルディージャの塚本選手が
人生を賭けて戦っているものと同じ病です。

塚本選手が元気にピッチ上に
戻ってくる姿を見せて欲しい!

そんな思いも頭をよぎりました。

ハンカチ必須の感動作。
感謝の気持ち、生きる勇気をありがとうございました。
Oksmxgsihpn
Oksmxgsihpn
ネタバレ! クリックして本文を読む
ヒロインが、育子を思いながら書く手紙って、母性が深くて、
やはり闘病経験のある人って他人の痛みが解る強い人だと思った。
痛い!痛い!
と泣く育子の姿に、涙が出る。
煩い!と同部屋の患者さんが陰口を叩くシーン。
解らずでもないけれど、優しくないなぁ~!と思ってしまう。

あの階段を登ろう!とする過程。
折れそうになる心と戦う育子とダブル。
育子は段々と弱っていくのに、ヒロインは育子に励まされ、
リハビリを頑張り、杖を使用しなくても歩けるようになり、
階段を登って近道さえしよう!と気持ちが前向きになる。

支え合いが、どんなに暖かく心強く、勇気を与えてもらえることか・・・
育子のお母さんの連絡も、ヒロインを大きく成長させる行動だと思う。

監督の挨拶で、何度でも繰り返し観てもらいたい。
そうすれば、もっともっと解ってくるものがある。
と、言っていたけれど、確かにそうだ。と思う。

押し花を見るたびに『育子からの手紙』を思い出すと思う。
私も、誰かを支えられる人間になりたい。