ルーという女
プロット
アメリカ
05月20日 1972 劇場で
ルー・サロメ 善悪の彼岸
プロット
イタリア・フランス・西ドイツ合作
03月26日 1985 劇場で
ルー、パリで生まれた猫
プロット
フランス・スイス合作
09月29日 2023 劇場で
ルー・サロメ 善悪の彼岸 ノーカット版
プロット
イタリア・フランス・西ドイツ合作
02月18日 2006 劇場で
力道山対ルー・テーズ世界選手権争奪戦
プロット
日本
10月15日 1957 劇場で
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ルー=ガルーコメント(1)
原作は京極夏彦さんの近未来SF小説。
アニメ制作はProduction IG。藤咲淳一監督はじめ、「Blood+」のスタッフが手がけた。
家庭のホームモニターや街のすべてを網羅した街頭カメラなどの監視システムにより、子供たちが安全に管理されている社会。
いろいろな理由で両親とは離れて暮らしている子供たちが多く、大人は女性カウンセラーの静枝と事件を追う刑事や巡回警備員たちが出てくるくらい。
学校の代わりのコミュニケーションセンターでモニター画面を見ながらの学習。
カウンセラーが担任のようなもの。
ヒロインの葉月(14歳)は、コミュニケーション障害で、いつも手にしてる情報端末モニタに依存した生活。
安全なはずのこの街で、子供が殺される事件が起こり、葉月も他の子供たちと関わらざるをえなくなる。
人懐っこいハッカーの美緒、前から気になっていた男の子っぽい歩未、事件に巻き込まれたらしい祐子、再開発途中で治安も悪い地区で暮らす謎の少女麗猫などで、人付き合いの苦手な葉月にも仲間ができた。
システムの目をごまかし、夜に集まってガールズバンドの練習をしたり、楽しい一時を過ごす。
しかし、殺人鬼の魔の手が彼女たちにも及ぶ。
そこには、この管理された社会の深い闇とおぞましい殺人の動機がかくされていた。
近未来社会といっても、大人たちの姿がほとんど見えないくらいで、街並みは現在と変わらない。
至る所に監視カメラがあるのだって、今でもそうだし、葉月が絶えず手にしてる情報端末モニタも、ケータイを手にしてる今の子供たちの姿と同じ。
街を巡回してるドラム缶のような警備ロボットが少し未来らしいか。
登場人物が少ないこともあり、子供同士の軋轢などの描写もあまりなく、彼女らの事情も説明程度に語られるだけで何か物足りない。(「告白」の方が子供たちの描写がリアルだった)
ストーリー展開も近未来SFにありがちなもので、衝撃度は低い。
グループ発表のために、美緒が提案したのは、映像でしか見たことのない伝説のガールズバンドの演奏をすること。
そのバンドとして、実在のSCANDALが使われている。
劇中でも楽曲が使われているが(アニメ化されて歌ったりしてる)、ストーリーにはあまり絡んでこない。
「けいおん!」ブームに乗ってとってつけた感も否めない。