アフター すべての先に
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02月01日 劇場で
ジェントルマン
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02月09日 劇場で
正しいアイコラの作り方
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日本
02月10日 劇場で
雨降って、ジ・エンド。
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日本
02月10日 劇場で
フレディ・マーキュリー The Show Must Go On
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02月16日 劇場で
コーヒーはホワイトで
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日本
02月16日 劇場で
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THE WAVE ウェイヴコメント(19)
実話ベースですか・・
日本もオウム事件もまだ記憶に新しいですから
単館上映にならざるを得ないのもわかる気がするなぁ・・・
アメリカの高校で
実際に起きた話をドイツで映画化。
2008年ドイツ国内映画の興行成績1位を記録したそうです。
あちらは“ナチス”という
忌まわしい記憶が残っていますので、
それを連想させる形で関心が集まったのでしょう。
“独裁政治”
高校授業の一コマで1週間
“独裁”についての実習授業実施。
一教師に生徒たちが次々に
洗脳されていき、果てはその教師でさえも制御不能に。そして事件が・・・。
教える教師の裏側に潜む劣等感(コンプレックス)も
ひとつのファクターとして持ちいれられており、役者の
好演もあって、単純な“独裁”警鐘モノにはなっていませんでした。
他にも、
・民族問題
・男女の恋愛
・複雑な家族
・高い失業率など
現在のドイツで抱える問題も
内包されており、そこも高い興行収入へと結びついたのでしょう。
それにしても
日に日に、独裁世界に浸っていく
生徒たちの姿はリアルで空恐ろしいものがあります。
・一体感
・特定組織に属する特別意識、高揚感
・この指導者について行けば、なにも考えなくて
なにも心配しなくても安心、大丈夫との病的な信頼感
なにかに頼りたい、すがりたい。
今、持つ不安が大きければ大きいほど、
拠り所を求めるのが人間の本質なのでしょうが、
「現代に独裁が成立するはずがない」授業開始前に
強弁をしていた生徒たちが、独裁に染められていく様子は
先にも述べましたが、恐ろしくもあり、某宗教団体も想起させます。
生徒達の変化は迫真に迫っており一歩踏み間違えてしまえば、
現代においても、独裁が起こりうる危険性を指し示しています。
その昔
『世にも奇妙な物語』の一作において、
賀来千賀子さん演ずる教師が担任するクラスの
小学生を独裁下に洗脳していくドラマがありましたが、
あのときと同じ鳥肌と、寒気で身を弥立たせずに入られませんでした。
☆彡 ☆彡
・制服ブーム(一体感を示すと同時に差別感、競争感を減退させる=AKB48
・日本代表ブーム(一体感、愛国心の高揚=侍ジャパンなど、○○ジャパン呼称の多用)
デフレ、景気悪化、高止まりする失業率。
ここにも拠り所を必要とする国があり、付け入る隙はあるように見えます。
ほら、あなたのすぐそばにも
“独裁”“洗脳”が潜んでいるかもしれません。
「わたしは関係ない」そんなあなたが一番危険かも。
気がつくと、バカ高い布団を買わされているかもしれませんよ(苦笑)
ネロ、始皇帝、スターリンとかですか
あまり現実って感じしないですよね
歴史の本の中のお話
でも日常にも獨裁なんてのはありふれているということを教えてくれる作品でした
私は部屋の統一感が欲しい
獨裁したいです
社会が不安定になると、不安を多く感じる多数派は、今あるヒエラルキーの崩壊を求めるようになるのではないかと。
あくまでドイツの学校が舞台ですが、現代の日本でも起こりうる、いやもう起こっているのかもしれないと、背筋が寒くなる作品でした。
単純だけど真っ直ぐな学生達、支配されている事に違和感を感じず快感に思っているのが恐い。
後味も悪くて、恐かったです。満足!!