アメリア 永遠の翼 プロット

1928年に女性として初めて大西洋を横断した伝説の飛行士アメリア・イヤハートの生涯を描く伝記映画。「レインマン」のロン・バスが脚本を手がけ、「その名にちなんで」のミーラ・ナーイル監督がメガホンをとる。「ボーイズ・ドント・クライ」「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のアカデミー主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクがタイトルロールを演じ、リチャード・ギア、ユアン・マクレガーが脇を固める。華々しい偉業を成し遂げたアメリアは、世界中の人々を魅了した。そして夫ジョージの支えのもと、アメリアは世界一周飛行という最後の挑戦に挑む。

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アメリア 永遠の翼 写真

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アメリア 永遠の翼コメント(5)

nqlxqko
nqlxqko
21世紀に活躍する女優で「強い女性」を演じさせたらヒラリーは間違いなく1、2を争うだろう。
ただ、今回はアメリアの強く逞しい人柄は確り描けていたもののストーリーが後一歩踏み出せていない感が拭えなかった。
伝記作品として、アメリアの偉業を描いた以外は焦点が確り定まらずフラフラしていた。
展開は良かっただけに残念。
Shgsimnxokp
Shgsimnxokp
11/15試写会にて観賞
実在物ってなんかこんな感じでみんな同じ気がする
感動はしない
ただ、リチャード・ギアが可愛かったのと、ヒラリー・スワンクは「ミリオンダラー・ベイビー」観た時から思っていたが、本当にいいアゴしてるなぁと感心しました。
ま、映画とは全く関係ありませんが…。

PS.ユアンが今年出演してた作品はほとんどが見事なダメ男っぷりでした。来年は良い役来ると良いね
Xonpkhisgms
Xonpkhisgms
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1920年代に女性として世界で初めて大西洋を横断した実在の飛行士、
アメリア・イヤハートの壮年期~の活躍を描いた作品。
歴史アクションコメディなどで最近、彼女役をチラホラと見かけたので
あ~こういう人だったのかと知ったくらいで、あまり日本人には馴染みが
少ないんじゃないかと思う人のひとりである。リンドバーグ以来の快挙を
成し遂げた彼女は、1938年世界一周飛行中に太平洋上で行方不明に。
いや、それにしても、当時の女性としてはアッパレな生き方をした人だ。

女性が飛行士になりたい→なれる。確率が当時一体どの位あったのか、
彼女にとってはまるで宣伝タレント?のようにしか扱われていなかった
そのチャンスを、のちに見事モノにすることができたのは、もちろん才能と、
そして、パートナーであるジョージ・パットナムの絶大な支援のおかげだ。
あまり起伏がなく淡々と彼女の功績が描かれるこの作品の大きな核は、
主演のH・スワンクのウリ二つか?と思われる台詞や態度の憑依演技と、
彼女がいかに(資金面、精神面で)強運の持ち主だったかに集約される。
決して美人というタイプではない彼女が(まったくもってすいません^^;)
とても笑顔がチャーミングな女性(これは本当)として私達の印象に残り、
その後の女性活動家たちに大きな影響を与えたことが分かる。
あらゆる面で恵まれるのは運もあろうが、彼女の人間性、あくなき夢に
魅せられた多くの一般人の心を鷲掴みにする彼女の魅力あってこそだ。

しかし本作はそんな「陽」の部分を見せるに留まらず、
彼女の不倫問題なども取り上げている。ジョージの熱烈なアプローチで
結婚にこぎつけた彼女も、(女としては^^;)やはり好き好きもあったろうし、
いくら空が好きでも、地上ではごく普通の恋をしたかったのだろうなぁ…。
どちらかというと恋愛よりビジネスとしての関係の方が強かった二人には、
お互いの為に結婚したような雰囲気があって、結婚式でのアメリアの台詞
「誓います」ではなく「そのつもりです」には、やや決意めいたものも感じる。
いつ自分が死するか分からない状況で永遠の関係を誓い合うというのは
アメリアには躊躇する部分もあったのだろう。とはいえ、彼女も普通の女性、、
決してジョージが非魅力的ではないが、パイロット仲間のジーン(ユアン)に
共通性を見出してしまったのだろうか…まぁともあれ^^;元に戻るんだけど。

そんな紆余曲折を経て、いよいよ世界一周のチャンスが巡ってくる。
このフライトを最後に、ジョージと普通の生活を営む約束をするアメリア。
しかし運命は。。。
彼女が行方不明となったことでさらに人気が上がり、
アメリアは未だに本国では10本の指に入る、人気飛行士なのだそうだ。
ラストに御本人の映像や写真が幾つか映されるのだが、これをもってして
さらに、ヒラリーがいかに彼女に似(せ)ていたかを痛感できる。ソックリ!

最後まで飛行士であり続けた女性の壮大なファンタジー物語のようだった。

(台詞や身のこなしが当時の女性は素敵だった。制約の多い時代だろうな)
Doelecrncrt
Doelecrncrt
実に雰囲気のいい作品でした。それは映像美溢れるアメリアの飛行シーンばかりでなく、前編を包み込み込む美しいサウンドトラックに相まって奏でられる夫ジョージとの変わらぬ愛の物語として『永遠の翼』が語られるからです。ジョージ役のリチャード・ギアが、一生懸命になって、君と共に人生のフライトがしたいと口説くシーンは、素敵な大人の恋のシーンとして心に焼き付くことでしょう。受けて立つアメリア役のヒラリー・スワンクも、何者にも縛られたくなくただ大空を飛んでいたいという一途なアメリアの気持ちをよく表していました。3度めのオスカーをこれで狙うわよんという彼女の意気込みが感じられる熱演でした。しかもアメリア本人は、風貌がヒラリー・スワンクによく似ているのです。これはチャンスだったと思ったことでしょうね。

脱線しましたが、ふたりの結婚式のときも、神への誓いの宣誓のときわざわざ牧師に、「誓う」という言葉を外したくらい、拘束されることを嫌ったアメリア。いわば「空飛ぶにゃんこ姫」みたいな存在を口説き落としてしまうなんて、奇跡みたいな話なんですが、それを実現した男の情熱というものは、リチャード・ギアでなければなかなかその雰囲気は醸し出せないでしょうね。

本作で頭が下がる思いとなったのは、時代考証のこだわり。最初に大西洋横断を達成した時飛んだ旧式の水陸両用機フォッカーF7をはじめ、当時のままの飛行機がそのままの姿で飛行するのはすごいと思いました。飛行機マニアなら、きっと驚くような映像ではないかと思います。
特にフォッカーF7は重量が重すぎて、当初は離陸も困難だったところも忠実に再現されています。

雰囲気のいいのですが、中盤には伝記物にありがちな散漫さが出て、淡々と進んでいくストーリーに少々退屈を感じられるかも知れません。特に中盤のヤマ場として、伝説の陸軍航空隊のパイロットであり、のちの民間航空業界の草分けとなるジーン・ヴィダルとの不倫も、いつの間にか解消してしまった描き方には疑問が残ります。

さらに当時のアメリア人気を支えた側面にある、男性至上主義に対するアンチテーゼとしてシンボルになったことが描かれていません。アメリアは、当時台頭しつつあったフェミニストにとって格好の存在になって行ったのです。逆にそのぶん当時は、男尊女卑が強く、その中で女性パイロットとして脚光を浴びるまでには、相当の苦労があったはずなのに、影の部分は省かれてしまいました。そのため全体の印象が平板になった感じは否めません。

加えて、不倫を振り切る形で飛び立った最後の世界一周挑戦のシーン。給油地のハウランド島をめざして、ガス欠のなか現地の沿岸警備隊のイタスカ号と切羽詰まった交信をかわすシーンは、緊迫感があってよかったです。でもそこで終わりなら、もっとジョージとの別れをドラマアップして欲しかったですね。直前のニューギニアのラエまで到着したところでは、通信機器のトラブルで足止めを喰らったとき、ジョージは横断計画の中止を決断していたのですから。それはジョージの不吉な直感からか、飛べなくなった苛立ちを飲酒でごまかしていたナビゲータのヌーナンが突如アメリアを口説きだしたことへへの嫉妬なのか、ともあれジョージはアメリアを止めるチャンスがあったのです。さぞかし無念であったことでしょう。そこを描いて欲しかったです。伝記映画の難しさをまたまた感じた作品となりました。

ちなみに、アメリアは遭難後もいろいろ伝説を生んでいます。旧日本軍に捕まって、密かに東京に送致されて東京ローズとなったなんて話もあります、一度WIKIなり伝記を覗いてみてください。
その神秘的な最期が謎を呼び、その後のSF作品でも度々登場することになります。記憶が新しいところでは、『ナイト ミュージアム2』で重要な役どころとして登場するのは、皆さんも覚えていらっしゃることでしょう。
今となっては、太平洋横断もジョットで当たり前の様に飛べる時代になりました。現代の人にとっては、アメリアの活躍は実感が湧かないことでしょう。しかし画面上で熱狂する当時の民衆を見ていると、アメリアの残した実績は、その時代では凄いことだったことが忍ばれます。
やがて人類は宇宙人と出会い、彼らのもたらす技術によって時間の壁を越える時代がやってくることでしょう。それはもうすぐのところに迫ってきています。
大銀河航行時代を迎えて、きっと歴史は新たなアメリアを生み出すことでしょうね。それは皆さんのお子さんかも知れませんよ。
Ixossmkpngh
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実在した人物の物語としては、ドラマの組み立てがよく、実話にロマンスとサスペンスが程よく加味され、娯楽作としても充分に見応えがある。

飛行機好きとしては、単独大西洋横断に成功した丸くて赤いロッキード・ベガや、赤道上世界一周飛行に向かった銀色に輝くロッキード・エレクトラといった機体に目がいく。

飛行機そのものが珍しかった時代に、女性が飛ばして冒険旅行するというのは、相当にセンセーショナルなことだったに違いない。
冒険に掛かる莫大な資金を、アメリアは自身の魅力と夫となるジョージとの二人三脚で調達していく。そのあたりは多くを語らないものの、相当ハードであったと推察できる描写で、過度な資金集めに対する誹謗中傷があったことも垣間見える。

自由を愛し、求めるアメリアの奔放な生き方も魅力の一つだが、夫のジョージと愛人ジーン・ヴィダルとの関係も深入りせず上手く捌いている。

Blu-rayの特典映像を見ると、結構、未公開の空撮が多く、機影の美しいシーンが惜しげもなくカットされていることがわかる。
あくまでも主役は人物。そう割り切ったスタンスがそうさせたのであろう。
インド出身の女性監督ミーラー・ナーイルによる演出は、女性飛行家アメリア、そして人間アメリアから片時も目を逸らさない。フィルムを切れる監督は好きだ。

最後となってしまった世界一周旅行。今にしてみれば、ナビゲーターより無線技士を同乗させておけばよかったと悔やまれる。