海に降る雪
プロット
日本
11月17日 1984 劇場で
九月になれば
プロット
アメリカ
09月19日 1961 劇場で
ヒマラヤ杉に降る雪
プロット
アメリカ
04月01日 2000 劇場で
サンチャゴに雨が降る
プロット
フランス・ブルガリア合作
05月28日 1976 劇場で
パラドールにかかる月
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
風と共に散る
プロット
アメリカ
12月07日 1956 劇場で
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九月に降る風コメント(1)
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 65
監督自身の自伝的作品だそうです。事故以外はそれほどたいしたことがあるわけではないのだが、それでも社会の規則を破ることが楽しく好き勝手が許される年代の行動力が新鮮。そして自分自身の管理もよく出来ない幼い精神性は、仲間たちとの関係においても容易に綻ぶのもこの年代の特徴でもあろう。しかしそれも含めて若さというものだ。描き方は瑞々しい。これ見る限り台湾って日本とあまり変わらない。
台湾野球の賭博は知っていたが、それほど日本で衝撃だったわけではない。正直この映画の中でそんなに取り上げるより、もっと少年たちを描けばいいのにと思った。
だが監督には狭い町の小さな世界から眺める現実の大きな憧れの世界だったようだ。以下はオフィシャルページからの監督のインタビューの抜粋。
「僕たちの青春時代には、外から刺激を受けることは稀だったので、野球はいわば精神の糧といっても過言ではありませんでした。だから、その野球の試合が八百長だったと判ったときのショックは計り知れないほど大きかったのです」
結局このことは、野球に裏切られた少年時代の監督自身への鎮魂歌というか区切りというかそんなものだったのかもしれない。