スイミング・プール
プロット
フランス・イギリス合作
05月15日 2004 劇場で
ヒューゴ・プール
プロット
アメリカ
09月05日 1998 劇場で
プール(2002)
プロット
アメリカ
03月21日 2003 劇場で
インフィニティ・プール
プロット
カナダ・クロアチア・ハンガリー合作
04月05日 劇場で
水のないプール
プロット
日本
02月20日 1982 劇場で
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プールコメント(20)
まさにそんな穏やかな作品だった。
作品を覆うタイの空気、異国感が良い。
そしてキョウコさんたちの着てる服がみんなかわいい。
日常を切り取ったよう。
突然タイに渡航した母親がいるゲストハウスに卒業旅行でやって来た娘。
そこには余命3カ月と言われた人や、日本の喧騒から飛び出した人、母親がいない現地の子がいて、みんなそれぞれの時間をのんびり過ごしている。みんな多くは語らないが、抱えたものを乗り越えようとしている強さも感じた。
とにかく。
あまり干渉しない空気感がいい!!
自分自身が干渉されるのが好きではないからか・・・。
てか、このゲストハウス、全くお客が来ないのが気になった。もうかってる!?
「めがね」や「かもめ食堂」見てないけど、気になってきた。
食べ物もバナナフライ以外はそれほどそそられなかったですし、タイ感もそれほど前面には出ていなかったですから、のんびりとはしていましたが癒され度としては程々と言ったところでした。
ただでさえ何も起こらないシリーズなのに、今回はユーモアにも欠けていたので、より掴みどころが無かったなと・・・。
小林聡美が演じた母・京子の生き方にも、いまいち共感できず。
自分のやりたいように、好き勝手に生きている京子は、ある意味まさに理想的な生き方で、うらやましいとも思いましたが、一人の親としてはこの生き方はどうなんだろうか、もし自分が京子の子供だったらと考えると、納得は出来ないかなぁ。
終盤、ようやく親娘が本音で語り合うシーンが出てきてどうなるのかと思ったら、やはり全然納得できなくて、ちょっと拍子抜けでしたよ・・・。
子供への信頼感?でも、もう少し子供の気持ちも考えるべきでしょう。
大人になってからなら、このぐらいの距離感の方が親子関係はうまくいったりしそうですけどね。
ただ親ではなく、一人の人間としてならば、一度しかない人生、自分の好きなように生きるのは本当にうらやましい限りです。
また演じているのが小林聡美だと、全然納得できないのに、まあそれもいいかもと思わされそうになるから何か凄いですよね。
娘役の伽奈は逆に演技が終始硬かったですが、しっくりいってない親娘関係を思えば(娘目線でですが)、この硬さは雰囲気的にむしろ良かったのかも。
題名となったゲストハウスの「プール」の存在も、何か象徴的で印象深かったですね。
水が綺麗でゴミ一つ無い静かな佇まい、まるでもたいまさこの菊子や加瀬亮の市尾やビーや京子の関係性を示しているようでした。
誰も心の奥底には踏み込まず、波風立てない関係性、でもそれが心地良い、まるでオアシスのような場所、こんな場所でおいしい食事をしながら楽しく生活し、人生の終幕を迎えられたら、それはそれで素晴らしいことなのかも。
どうやって生活が成り立っているのか微妙なのは、突っ込んじゃいけないんでしょうね・・・。
タイの景色、風、果物、プール。
観てるだけで癒されます。
ストーリーですが、私も母親が自分を放置しながら海外で他の子に手作りおやつ作ってたらへこむかも。
あからさまにスネないけど(笑)
小林聡美に母性を感じない。
はるばる来た娘に冷たすぎ。
娘の立場だと報われないなぁ。