おとうと(1960)
プロット
日本
11月01日 1960 劇場で
おとうと(1976)
プロット
日本
12月25日 1976 劇場で
石井のおとうさんありがとう
プロット
日本
08月21日 2004 劇場で
猫と、とうさん
プロット
アメリカ
07月28日 2023 劇場で
461個のおべんとう
プロット
日本
11月06日 2020 劇場で
しまじろうと おおきなき
プロット
日本
03月13日 2015 劇場で
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おとうとコメント(20)
山田洋次監督のファン
とうよりも信奉者です
それでもこれは厳しい
まるで監督が名前だけを貸して新人監督に撮らせたのではないかと疑ってしまうほど残念な出来映えでした
終盤になってようやくなんとか持ち直した
それでも物語が最後に収束していくのも、見事というよりはあざとい、こざかしい
これ見よがしだ
一言でいうと脚本がまるで練れてない
いつもの監督なら5割以下の脚本の完成度合いで撮ってしまったように思えてならない
山田監督は本来こんな程度ではない
テーマが散漫で焦点が定まっておらずフラついている
視点もフラついている
構成も時系列で並べただけだ
鉄郎の臨床シーンから始まり、倒置法で小春の視点から物語を語るとかの構成を山田監督なら普通選択してくるはず
何の工夫もなく漫然と撮るわけがない
主人公の吉永小百合の演じる吟子の台詞も全く練れてなく、まるでト書きのようだ
ただでさえ微妙な彼女の演技が余計に微妙さを増してしまっている
見ていて辛かった
今は遠くの街に住んでいた十代からの友人を自分もホスピスに見舞いに行ったことがある
その4日後に亡くなった
その経験を思い出した
良い題材だったと思うだけに本当に残念
ホスピスのこと
誰からも期待されないおとうとのこと
年老いて邪魔扱いされる義母のこと
小春と吟子の親子のこと
本当の山田監督ならこれらを全部かき混ぜて高いレベルで統合した物語に昇華させる力があるはず
こんな中途半端な作品が山田監督の実力であるわけがない
夫を早くに亡くし、昔ながらの薬局を経営する高野吟子。一人娘の小春の結婚式から始まる物語。冒頭に寅さんの映像もあるし、佐藤蛾次郎も出演していることから、市川崑監督『おとうと』と山田監督自身の『男はつらいよ』を足したような雰囲気。これで笹野高史が運転手として出てきたら『釣りバカ日誌』まで足したような映画になったに違いない。
ダメな弟、いつまでたっても迷惑をかける鶴瓶。兄の小林稔侍からは縁を切るとまで言われたけど、鶴瓶の作った130万円の借金をなけなしの貯金を叩いて返す健気な姉の吉永小百合。さらには捜索願まで出すという姉弟愛に涙してしまう。
ストーリー的には蒼井優の結婚、離婚といった筋が中心となり、近所のアイドル的存在だったことや、大工の加瀬亮と仲良くなっていく。“大工の嘘”という言葉も新鮮だったし、「離婚してヤッターって思った」なんてのも印象的。仮定の話、山ちゃんと離婚したらヤッターと思うファンもいるのかもしれませんね・・・
すぐ前に書いたレビュー、蒼井優のチャリから始まりびっくり(笑)
小百合様の美しさは神がかり。年齢的にはややきつい役のはずだが違和感を感じさせない。
鶴瓶もはまり役ですね。だけど、こんな差のある姉弟はありえない(笑)
もちろん蒼井優もいい感じ。だが私には若き石田ゆり子が魅力的。つぎの神がかりは彼女ですね。
この映画、テーマが悲しすぎた。正月に見る作品ではなかった。最後の加藤治子まで悲しすぎる。
こんな費用のかからぬホスピスってどのくらいあるんだろう。父親をかなり強引に入院させられたので、私的にはホスピスにはいいイメージがない。さて私はどこで終末を迎えようか。
やっぱり正月に見る作品ではない(笑)
どこにでも有りそうな話を、ドラマチックにしたのは監督の力なのかな?姉さんが甘いとか、いい大人が弟の尻拭いなどとか言った見方はこの映画の場合、違うと思う。
“ダメな弟でも愛しい弟なんだ”この一言なんだと思う。きっと。
たった一人の弟を最後まで看た姉(吉永小百合)と、投げ出した兄(小林稔侍)、鶴瓶が息を引き取る場面にその対比がうかがえます。
どちらが正しいとかじゃなく、どちらも愛なのかもしれない…どちらを選択するかだけで…
本当にどこにでも有りそうな話を感動作にしてしまっています。
脇を固める俳優陣が素晴らしい
特に祖母役の加藤治子とホスピスの所長役の小日向文世、この二人はピカイチです。
刺激的なエピソードや、大掛かりなCGや3Dで驚かしたりする物が多い中で、身近な生活のささいな面白さとか、感動する人情噺みたいなものを追求していくものがあってもいいと思う。
でもこれは簡単なようで、一番難しくて、山田監督ぐらいの大監督にならないとできないような気がします。
内容的には、題名どおり「おとうと」に近いのか、「寅さん」に近いのか興味があった。
見たけど、「おとうと」ではないように思う。
銀残しではないし、似ているのは最後のリボンのところくらい。
「寅さん」でもないと思う。「寅さん」はほとんどファンタジーだけどこれはリアル。
出演者が出ていたり、映画のシーンが挿入されているけど、イメージが違う。
やっぱり一番似ているのは前作の「母べえ」かな?
「母べえ」の鶴瓶さんのところエピソードが面白そうだったので、映画にしてみたら「おとうと」みたいになってしまったんじゃないかな?
でもいい映画だった、「母べえ」よりいいと思う。
一番よかったのは吉永小百合さんです。本当にぴったりの役だった。
一分の隙もないいい人で、すごく優しい。
異様に若くてきれいで、生活感はまるでないんだけど、こんなお姉さんいたらいいだろうなと思った。
でも現実だったら、悪いのはこのお姉さんだと思う。
こんなお姉さんがいたら、誰でも、やんちゃして、心配かけて、めちゃくちゃ甘えたくなると思う。
過ぎたるは及ばざるがごとしで、一見鶴瓶さんが一方的に悪いみたいだけど、被害者的面もあると思う。
関係ないけど、山田洋次監督は大好き。
最近の初詣は、葛飾帝釈天で、寅さん記念館から、山田洋次ミュージアムに行くのがパターンになった。