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恋極道 プロット 日本 09月06日 1997 劇場で
母恋星 プロット 日本 06月12日 1949 劇場で
恋する惑星 プロット 香港 07月15日 1995 劇場で
違う惑星の変な恋人 プロット 日本 01月26日 劇場で
恋や恋なすな恋 プロット 日本 05月01日 1962 劇場で
恋恋風塵 プロット 台湾 05月21日 2016 劇場で
恋極星コメント(6)
障害者を養うのにこれだけ我慢して、へりくだるわけ。
そうなのか。
そうじやないだろ。
最近流行の恋人が死ぬ話…同じような作品を作って恥ずかしくないのかなぁ?と思います。
ただ主演の戸田さんの可愛さだけが目立つ…そんな映画でした。
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ということで世界観はまさに少女マンガのそれ。
主人公たちの境遇もその後の展開も女の子が好みそうな涙を誘うメルヘンチックなラブストーリーで、さすがにアラフォーのおじさんにはちとむずがゆいのだが、もちろんこの映画は女性、特に女子高生あたりを主な対象としているのだろうから、その辺のゆるさは企画相応ということで目をつぶる。
ただ、写真家AMIYさんの演出がね、門外漢の初監督ということでしかたないのだろうけれど、ちょっと閉口させられる。
本業が写真家なだけあって絵的には時にハッとさせられることもあった。でもその一方でムービー(動画)としてのつながりの悪さがやたら目に付くんだな。
最初は時間経過に対してやけに淡泊な演出だなあって印象で観ていたんだけれども、菜月の心の動きが脈略無くコロコロ変わるので、これはもう、ただ下手なだけだな、と。
そこから目をそらせられるほどの派手な仕掛けなんてない、揺れ動く心の機微だけで見せる直球なラブストーリーなだけに、監督の演出力のなさが如実に露呈してしまっているのよ。
絵に描いたようなツンデレの菜月が、ツンからデレに移行してからはひたすら一途で心変わりしないので、序盤の違和感こそ薄れたが、山場となる流星群の夜で、そこまでずっと菜月目線で描かれていたのに、ここだけ颯太目線で菜月の行動を後出しにした構成もいただけない。
きっと、“実は…”っていう驚きで泣かせたかったのだろうが、伏線の張り方がなっていないので狙いほどの驚きはないし、そもそもこの映画は菜月の成長物語でもあるのだから、下手に意外性を狙うより、颯太との関わりの中で変化を遂げた彼女の行動力を前面に出して、クライマックスへ向けて盛り上げるべきじゃなかったのか。
実質的な映画の締めとなる“涙のプラネタリウム”も、“思い出”というこの映画の重要なテーマがいまひとつ機能しきっていない。
これも伏線や小道具の見せ方をもっと巧くやっていれば感動が倍増していたはずだし、意外性を狙うならここだったはず。
終始演出の悪さが気になってしょうがなかった本作で、唯一救いがあるとすれば戸田恵梨香がとにかく綺麗だったこと。これだけは本業写真家監督としての面目躍如といったところか。
特に菜月が颯太との愛を育む日常のモンタージュシーンでの活き活きとした彼女の表情がかわいいったらありゃしない(笑)
このモンタージュやラストのプラネタリウム投影シーンを見ていると、AMIY監督はストーリーを追う劇映画よりミュージックビデオとかのセンスで魅せるイメージ表現の方が本領を発揮するタイプみたい。
演出のまずさから、ひとり気を吐いている戸田恵梨香の好演が空回りしているのは惜しまれるんだけど、冬の北海道の美しさにも負けない戸田恵梨香の魅力は存分に堪能できるので、戸田恵梨香ファンなら彼女目的でこの映画を観ても満足できるんじゃなかろうか。
難病物で、典型的な展開で普通なら鼻白むところだが、戸田恵梨香の演技が神がかり。
くすんだ感じからやたら輝くのだが、輝きすぎて、美しすぎて、まるで別人。
これだけ綺麗すぎると嫌味だし、ポーズしてるようにも見えるし、無個性。
男はキスして性交して、思い出になりましたー、さようなら、印象が悪い、態度悪い。
戸田恵梨香が色々しないと前向きな展開にならないなんて、難病にしても同情の余地が感じられない。
最後に彗星見せるために、戸田恵梨香が小樽市中に土下座して頼み込んで、十五分間町の灯りを消しました。
なんだ、戸田恵梨香だけが頑張る映画でした。
とても褒められるもんではないが、戸田恵梨香が裸でラブシーンして、土下座して、頑張る姿を見て感動したから良しとしようかな。
それにしても、美しすぎて、戸田恵梨香はもちろん美人なんだが、別人みたいに美しすぎて、それはそれで、違和感を感じて嫌な気持ちになる。
どちらかと言えばアニメ声に特徴の有る
ちょっと可愛い娘、ぶりっこの女の子。
そんなイメージで観ていました。
でも、この作品を観てちょっと見直しました。
帰りがけ、女の子二人連れの会話。
「こんなに泣くとは思わなかった。」
確かに泣けるのです。
恵梨香ちゃん、健気なのです。
私まで泣けそうになる出来栄えでした。
まぁ、話は典型的な韓流型のストーリーで、
幼馴染み・難病・奇跡、そして死、と
泣かせる為の小道具が殆んど全て揃っているのですが。
これだけ直球型の悲恋物は、
下手な役者がやると喜劇になっちやうものですが、
チャンと悲劇になってました。
彼女、確実に演技力をあげ、
演技派と呼ばれるのも、もう間近のように
思えました。